何事もそうなんでしょう。
株式投資や経営、スポーツ、芸術など初めから勝とうするのが間違いで基礎的な知識や経験がなければならない。
何事も少しかじったぐらいでは中々結果は出ないもんですよね。
ちょっとやってみて損得を考えるだなんて割りに合わないのは当然でしょ。
ちょっとやってみたけどダメだったから諦めたって、そりゃちょっとやっただけじゃ結果はでないものですよ。
初心者だものダメなのは当たり前だし、負け越したからって落ち込んむなんて、初心者がコスパが悪いのは当たり前ですから。
ギターを初めて最初に訪れる壁がFコード。
指一本で6弦全部を抑える必要があり、ギターを始めた初心者にはまともな音が鳴らず1日、2日の練習ではなかなか器用に押さえることが出来ない。
ですが来る日も来る日もギターを手にして引いていると当たり前のように押さえる事が出来て、当たり前のように多用する形のコード。
何もギターに限った事ではございませんが、何事もFコードごときの壁で挫折するようではそもそもの熱量がないのだと思います。
体操選手にとって床のバク転や宙返りなんて基礎中の基礎、鉄棒の大車輪も当たり前の基礎です。
私がバク転を初めてマスターしたのが小学5年生頃でしょうか。
初めは後ろ向きで逆さまに飛ぶのに恐怖しましたが、小学生は体が軽く柔らかいで体への負担も少なく、怪我もしにくい。
なので1日に何度も何度も練習が出来る。(大人になるとかなり大変)
これは幼少期から練習してコツを得る方が俄然有利です。
ようは何事も早いうちから基本のコツをマスターすれば応用がきくのも早い。
ですがこの基本を体で覚えるのは隨分と練習量が必要です。
私が大車輪をマスターする為に手の豆が何度敗れた事か。
学業でも同じ事。
早めに基礎をマスターしておけば後は応用がきくものです。
なんか記事タイトルとはかけ離れ、回りくどくなりましたが、将来の就職に向けて早めに専門業務の基礎をマスターする事が働き方革命に寄与するではないでしょうか。
基礎を知らないで就職してから覚えるからミスマッチングが起こるのだと思います。
いや私は業務でバク転があるなら辞めます。とか逆にバク転は得意中の得ですとか。
いや業務でFコードを弾く曲があるなら辞めます。とか、もしくは私はもっと複雑なコード進行を業務で覚えたいですとか。
みたいに新卒面談の時に具体的な話が出来ればミスマッチングが防げるんだけど。
うちはバク転も無し、Fコードもなし、もしくはバク宙を当然でしょ、Fコードなんて出来て当然ですよそんなもの。
って言った時に何を言ってるのかさっぱり分かりませんってなるよりも、一つのモノサシとして判断基準となれればいいのかなって。
今宵、凄く安直に思った次第でございます。