先日の記事、春の訪れ「いかなごのくぎ煮」の記事を読んで、私の家でも昔はこの時期に大量のいかなごを炊いていたことを思い出しました。毎年5キロとか炊くんですよね…田舎へのお歳暮返しによく送っていたように思います。
いかなごに限らず、どこのご家庭にもわが家の味というのがあると思います。
わたしの実家の場合は、いかなご以外にレモンジャムと新しょうがの酢漬けが定番の味となっています。
とくにレモンジャムはなんとしても伝授してもらわねば!と思っているので、機会を見て毎年一緒に作るようにしています。
というわけで今回は、完全に作り方メモです。
皮が主役です。しっかり洗って4等分にして種やゴミを取って果汁を絞ります。
絞った果汁の中に小さな種のかけらなんかが入っていたら台無しなので、結構几帳面に取り除くこと。これ、重要。
レモンピールです。
細かく刻んでひたひた浸かるくらいの水を入れて茹でて、茹でて、茹でこぼします。3~4度。
結構多いですが、これをしっかりやることで皮のエグみとかがなくなるそうです。
回数こなすことで、なんとなく、皮がふわっとした質感に変わりましたね~
さきほど別にしていた果汁+砂糖(ここでは上白糖)を入れて弱火で煮詰めます。
ここで市販のペクチン()を入れてトロッとさせてもいいようですが、わが家はそんなしょっちゅうペクチンが必要になる家庭ではないので、果汁に含まれるペクチン成分で十分!とのこと。
砂糖の量は、母曰く<適当に>とのことでしたが、「エッ結構入れるね?!」という量。
本当なら砂糖の量は全体の○%…とか目安がほしいところですが、この目分量加減が実家あるあるですよね。。。
母よ、たぶんここが一番重要なのでちゃんとした目安を…と講義しても
適度にとろみがついたら作業終了。簡単3ステップ。
ここ2年ほど毎年やっているのにどうにも覚えられないのでメモでした。
これをクリアしたら今度はいかなごのくぎ煮も伝授してもらわねばですね~
うちはここで作ったレモンジャムを入れるバージョン/生姜しっかり効かせましたバージョンなどバリエーションがあるので……道のりが遠いです。