それは察しの通りですが、波が大きくなるからです。
でも直撃している時にいくわけではありません。
台風が直撃している時に海に入ったら間違いなくあちらに召せます。
そして世間に迷惑かけるのでやめておいた方が良いと思っています。
じゃあどんな時がいいのか?
台風がいる位置で海の様子は変わります。
2015/07/08の台風の位置は沖ノ鳥島近海にいるようです。
出典:気象庁ホームページhttp://www.jma.go.jp/jp/typh/1509.html
台風の気圧、規模などによりますがここの画像内にある北緯20度線を超えてきた台風によって発生した波は本州に到達するとく言われます。
天気予報等でいわれる”台風に伴う高波に注意してください”てことがいわれる状態です。
出典:気象庁ホームページhttp://www.data.jma.go.jp/gmd/waveinf/chart/fwjp.html
このページをみると海がサーモグラフィのように見えますね。
赤いところが波が高いところです。
大きい波は強いうねりを発生させます。
うねりとは回転運動をもった波といえます。
イメージで近いのは雪だるまを坂道から転がしたような感じかと思います。
気象条件によりますが、発生したうねりはほかのうねりを吸収しながら大きくなります
うねりを伴った波というのは回転運動を続けながら一定の方向へ移動します。
台風はこの大きなうねりを断続的に発生させるパワーがあります。
うねりを伴った波は風が吹いていなくても陸地に届きます。
うねりは回転運動をしている状態なので、球体のようなイメージです。
浅くなった陸地にそってうねりがせり上がり波が発生するというメカニズムになっています。
そしてうねりは一定の間隔でまとまってきます。
これをセットと言います。
台風によって作り出される波はグランドスウェルと言ったりもします。
写真のように波が黒く筋のように見えてまとまっているのがうねりです。
この安定したパワーのあるうねりを伴った波が形がよく、波に乗った時に力があるので台風がくるとサーファーは歓喜するのです。
決して、危険な海に飛び込みたいわけではありません。
ただ、沖に流されてという悲しいニュースを聞くと、また馬鹿なサーファーが迷惑かけていると言われかねないですので、節度ある行動で楽しみます。と誓うブログでした。
台風・大雨の時に
”サーファーが沖に流され行方不明”
”祖父がたんぼの様子を見に行き行方不明”
なんてニュースがなくなることを祈ります。