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年始の「朝まで生テレビ」が空中戦すぎて

廣田 泰規
2015.01.04

年始に放送された朝まで生テレビ「日本はどんな国を目指すのか」ってタイトルだったので、まさに日本が向かうべきベクトルを議論し、この国の未来を自ら建設する内容を期待して観ておりました。

 議論の内容は世界情勢と国際社会が陥っている現状からどのようにするのがベターであるのかといった意見が多く、なんとも痒いところをなかなかかいてくれない。
竹中氏の「正社員をなくしましょう」と言った発言がネットで話題になっています。
番組中でもアンケート結果では非正規労働を求める労働者も少なくないと言われておりました。
多様な働きを選べる方が労働者にとって有益なのだという事です。
しかし、ちょっと待った。
それってユーザーボイスと潜在ニーズが違うんじゃないのか?
非正規労働を求める人の理由は「自由に時間が使えるから」という事らしいけど。
その言葉の裏には「仕方がなく」って言葉が隠れているような気もするし、正社員は時間の自由が利かなく、責任が大きいので非正規を選ぶって事だと思う。
そもそもそんなアンケート結果で抜本的な社会改革なんて出来ないだろう。
潜在ニーズ的には「安定した収入を確保したいし、ある程度の家庭の融通にも寛容であって欲しい。」って事だと思う。
ただそれが実現できる環境にするかどうかは「日本はどんな国を目指すのか」って方向次第だけど。
国際競争の中で勝ち、なおかつ国民の生活満足度を向上するための道筋とは何なのか。
そのあたりの議論を期待していた私にとってちょっと残念な議論でした。
結局は国際社会での自由競争が根底にあり、競争に勝つか負けるかで人生が変わるとした上でセーフティナットを張る。
昨年11月末にドイツの労働大臣アンドレア・ナーレス氏が、長時間の労働が人の心に及ぼす影響についての研究を根拠として、午後6時以降に仕事をすることを禁止する方向で、2016年までに法改正を進めることを示唆したニュースが話題になりました。
この法案が通るかどうかは分かりません。経済界から強い反発があるでしょう。
しかしながら、一つの指針として国が決める決断に賛否両論議論ができる機会だと思います。
今の日本には賛否両論議論出来る機会すらない状況なのではとも思います。
(共産党が圧勝した原因ってこれだと思います。)
国際社会での経済成長を前提として議論をすることは重要です。それなしでは国民の生活満足なんてありえませんから。
ですが労働環境には社会構造も大きく関係します。
 その議論のために次の「地方経済」のテーマがあったように思います。
東京一極集中は良くないと国も規制をする動きがあるようですが、その施策が賛否両論議論するほどの内容でもなく、なんとも弱弱しい。
森永氏が発言した「今すぐ霞が関を地方に移してしまえ」のほうがよっぽど議論出来るのですが、みんなスルーでしたね。
 社会構造を変えれば労働環境が改善するのか、少々乱暴ですが労働環境は改善すると思います。
企業が儲かれば景気が回復するのか、これは番組中で堂々巡りな部分がありましたが、卵が先か鶏が先かという議論にもなり、一概には言えない部分がありますが、労働環境に関しては社会構造で改善される事が大きいと思います。
 育児に掛かる教育費や高齢者の介護の問題、地域経済の再生、少子化問題って全てにおいて労働環境にも直結しています。
誰もが両立して働ける場にするのか、それとも働くことに集中出来る場にするのか、これは国の舵取りだと思います。
「この国はどんな国を目指すのか」
若い方が政党の理念を質問されてましたが、結局のところ各政党で「この国はどんな国を目指すのか」を知りたかったのだと思います。
その分では元日に放送されたNHKEテレの「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」のほうが問題を直視していてよっぽど建設的な議論だったと思う。
ご清聴ありがとうざいました。
投稿者:廣田 泰規
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2015.01.04 | 19:10
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