さて、本日やって来ましたのは河内長野市にある岩湧山。
岩湧の森から登山道を登って岩湧山頂へ向かいます。
自宅から車で約1時間。
到着したのは岩湧山の登山口付近の駐車場。
時刻は13時30分とかなり遅めの登山なので、すでに午前中に登山をした人が帰る時間帯。
混み具合もそれほどではなく、すんなりと車を停めることが出来ました。
岩湧山古道を歩いて登山口まで向かいます。
キャンプ場を通って歩くこと約10分程度。
まずは岩湧山の観光案内所「四季彩館」によってハイキングマップをもらいます。
館内は山小屋風の素敵な空間。
バルコニーからの見晴らしも開放感があっていい感じです。
四季彩館をあとにして、歩いて数分。
岩湧寺の前にある登山道の入口に到着。
下山してきた人ばかりで、これから登るって人は少ないもよう。
ここから岩湧山の山頂までのルートは2コース。
左へ向かうと一般的な「いわわきの道」コースで山頂まで約90分。
右へ向かうと階段が多い「きゅうざかの道」コースで山頂までの最短コース、時間は約60分。
今回は時間がないので最短コースで山頂へ向かうことに。
決して体力に自信があるわけではないです・・・
たしかに急な登りばかりが続きます。
山を見上げながら斜面をひたすら登る感じ。
10月なので気温は涼しいのですが汗が止まりません。
息もあがる。
6合目というのでしょうか?それとも6丁目?
ともかく山頂までは13番まで番号がふられており、只今6番目まで来ましたよっていう目印。
半分近く登ってきました。
口数も少なくなりつつ・・・
ようやく11番目。
ここまで登ってきて、すれ違った登山者は3組だけ。
このコースを選ぶ人は少ないもよう。
さてさて、ラストスパート!
ようやく山頂の尾根が見えてきました。
所要時間約60分。
私たちが登って来たコースは健脚者向けとの事。
後は尾根伝いに歩くのみ。
さぁさぁ見えてきましたよ。
山頂のススキが・・・
山頂へ到着。
標高897.7m。
それでは山頂の景色をご覧ください。
どうですこの見晴らし。
スカッとした秋晴れの空に一面のススキ。
秋らしい景色が楽しめる岩湧山。
半日あれば十分楽しめる気軽な登山スポットです。
さぁさぁみなさん気軽に登山でもいかがでしょうか。
って締めくくりたいところですが・・・
その気軽さが仇となることに・・・
帰りは一般の登山道を通って下山しようと考えていました。
山頂からちょうど楽そうな道が続いていたのでこっちが一般の登山道だと思ってその道を進む。
しかしながらどこまで行っても下山ルートの標識がない。
川の流れに沿って確実に下山はしているのですが、どうやら下山ルートを間違えたらしく、山深い谷間に向かって林間道を歩いているらしい。
下山を初めて約1時間30分。
通常なら1時間もあればもと来た駐車場に到着しているはず。
時刻は17時。
10月のこの時期の山は17時で相当暗い。
元の道を戻ろうかとも思いましたが時間が時間だけに、どこに繋がるのか分かりませんがこのまま進むことに。
河内長野市とはいえ、携帯の電波が圏外というのも不安でしかない。
ネットにつながらないので現状の位置確認もままならず。
果たしてどっちの方向に向かって進んでいるか。
もう日の入り時間も後数十分後という時間。
刻々と太陽は沈んて行くのだけれども、進めど進めど山の尾根の綴織から景色が開けることはなく。
これはまじで暗闇の中で山を彷徨う事になるのか・・・
不安を感じた17時30分。
滝畑方面への下山道を発見。
急いで下山。
日暮れまでになんとか人通りのある道路に到着することができた。
あのまま山道で日が暮れていたならどうなっていた事か・・・
そう考えるといくら近場で登山といえども気軽になんて言えないな・・・
で、すっかり日が暮れた18時30分頃。
全く真逆の方向になんとか下山した滝畑ダム付近。
真っ暗で全く交通手段がない事に途方に暮れる。
ここから車を駐車した岩湧寺までの距離は約5km。
Googlemapによると徒歩約1時間30分との回答。
この暗がりの中。
明かりを持っていない状況で岩湧山古道を歩いて車まで戻ることは困難と判断。
ここでようやく携帯の電波が繋がったので、近鉄タクシー河内長野配車場に電話をしてタクシーの配車を依頼。
無事に家に到着することが出来ました。
近場で手軽な登山といえどもルートを間違えればとんでもない状況になってしまいます。
みなさん。
いくら近場の登山と行けども下調べは重要。
それと気軽な判断は禁物ですね。
ではでは。