この記事は、 Perl入学式 Advent Calendar 2016 の13日目の記事です。
Perl入学式に参加した経緯とか、初めての参加した時こんなだったとか、参加した後今はこうなってるとか、つらつら書いていきます。
このBlogを掲載している会社IMDに入社する前は、プログラム経験はJavaでHello world!ってwindowsのコマンドプロンプトで出力できるそんなもんでした。と同時に一通りのHTML、CSSなどの勉強を経て現WEB制作会社に入社しました。
この会社に入った瞬間とりあえず読んで覚えて、と渡されたのが”はじめてのPerl”通称リャマ本でした。
リャマ本読んで毎日過ごす中、最初のミッションは”お問い合わせフォーム作れるようになって。”でした。
そう、レンタルサーバ上でPerlなCGIで動くあれです。
WEB上でデータのやり取りして、完了したらありがとうございましたって、ページが出てメールが送信されるあれです。
ちなみに、お問い合わせフォームはいろいろとあなどってはいけないと思っています。
一般的な企業サイトでは、唯一サイト訪問者とつながるインターフェースだと思いますので。
お問い合わせの件数増やしたいとの要望なのに必須項目増やしてガチガチにするとか少しナンセンスな事もあるし、項目細かすぎるのだれが打つんだろう問題とか、利用者目線で考えたお問い合わせフォームを作りたいものです。
閑話休題
動くものを作れる経験は純粋にワクワクがとまらなかったです。
ただ未知の世界であったので、PerlとかCGIいうキーワードでググること数知れず。
そんな時にPerl入学式というものがあるとWEBで出会いました。
”モダンなPerlでWEBアプリケーションができます。”と書いてあり、
モダンってなにが?CGIじゃあないの?とよくわからないまま申込してみました。
申込みボタン押すのは当時はかなり勇気が必要だった。
当時社内にいたメンター(?)の方が、Perl+CGI+FTP
があればなんでもできると豪語しており、Perl覚えてつかいこなせればなんでもできるんだな〜と当時そのときは思っていました。いや信じきっていました。
そうでもあるかもしれないですけど、そんなことは全くないですけどね。
井の中の蛙であったということは、すぐに気づきます。
IT勉強会というもの自体その時初めての参加でした。
初めて参加した時、持ち歩きには不便な17インチノートPCへVMをなんとか入れて持っていきました。
周りにそんな馬鹿でかいPC持っている人がおらず帰りたい、帰りたいとも思いました。
Fanもウィンウィンと唸るしかなりつらかったのは消し去りたい過去ではあります。
twitterもこの勉強会に参加するために作った新規アカウントで、勉強会の資料twitterで流しますって言われるけども、ブラウザ閉じたら資料どこかわからず半分パニクりながら、なにかと戦っていた記憶がはじめてのPerl入学式でした。
当時の校長はよそよそしいし、正直初回の参加はつらかった思い出が多い。
参加者は15人程度だったでしょうか?
講師はなんと”あの”てのひらで尻をつかめるであろう@moznionさんでした。
はてなインターンが終わった後で急遽講師を担当してくださるというスペシャル回でした。
・ Macの人多すぎ
・ みんなパソコン小さい
・ Macにステッカー貼りすぎ病的な人たちがいっぱいいる
・ win○ows氏ねとつぶやく校長こと@papixさん
・ @moznionさんの授業面白い
・ はてなブックマークのテクノロジー版がよいと教えてもらった
・ @azumayukinekoさんにbashrcをいい感じにしてもらえた
・ @tomchaさんのフォロー優しすぎる
・ 自分は井の中の蛙感半端ない
この日は理由もなくいろいろと怯えていて、懇親会に参加しなかった自分を悔やんでいます。
たしかに、初見だった当時の自分にはうちわノリ?がきつかったと思います。
でも今ではうちわノリと思っていたのは、コミュニティ参加者同士で築きあげている大切なコミニュケーションでもあると感じています。
初見であれば大概の人間にはうちわノリキツイと思うけど、でも知らないノリも最初は知らなくていいし、ああなるほどこんなノリねと距離をおけばいいし、押し込んでこないメンバーであるし、参加して時間が経てばそのうちに知らないクラスメイトもなんか知っている身内になるようなそんな距離感ができて、知らない間にうちわノリになってたという、そんな感じでいいんじゃないのと自分は今に至っています。
懇親会に行くと初見の方もしくは普段お会いしない方と喋るのはやはりなかなかに難しいですけど、まあなんだかんだ知らない間に関係ができていたみたいな時はお互いにプラスになることも多々あるんではないでしょうか?
あの人いつも目つきコワイとか言ってても、実は目が悪いだけだったとかそんな感じの気づき。
大阪でのPerl入学式終了後は自主参加・自費ではありますが、参加いただければ上記のような経験できると思いますので、お気軽に是非ご参加いただければと思います。
自分は酒が飲める幸せ〜というところに重きを置いてますが。
1年目は途中参加だったので、2年連続受講するという決意で申し込んだら、”新規参加者の申込枠一杯で空けたいのでサポータとしてご参加ください。”@boolfoolさんに軽い感じで誘っていただきました。
その1年はオレが人にPerl教えるなんて暴挙ですけど?大丈夫?とよくわからず過ごしてました。
でもこれをきっかけに学ぶ意欲が増したし、新たな世界に誘ってもらえた事は本当に感謝しきれないです。
いまだに正直本当にこのコミュニティにいててよいのかって思うほどにPerlやってないですw
普段はphp or rubyで実装することが多く、Perl入学式に来るたびに教えられることばかりで、サポータとしていることに未だに申し訳ないです。
しかし、基礎勉強は他言語の習得のベースアップにもなるし遠回りと感じるようで、近道であるなぁとしみじみ思います。個人的感想なので効用は個人差があるとは思いますが。
・ ゆるくきつくない
・ 新たな考え・ツール・ワードに出会えてワクワクできる(Perl以外も)
・ 学びと出会いがある
・ Perl入学式に出会わなければ出会えなかった今の時間・受けた感動を共有できた時の喜びを感じる
・ 微・微・微力ながら社会に貢献できている気持ちになれる
・ 自分の怠惰を抑えてくれる禅な場所である
・ サポータ参加することで自分の足りない部分に気づける
・ いろんな意欲が増すもしくは維持できる
・ ベースはPerlであるがPerlでないこともある
・ Mac欲しくなる
・ 検索キーワードが増える
とまあ、エゴな部分も強いのですがかなりメリットを感じています。
とある回の懇親会で”IT情報どこで知るんですか?”って質門を受けました。
受け売りではありますが、はてブのテクノロジー板見るとなかなかによいというのをご案内した時、”今までそういうのがあるの知らないけど勉強会にきて教えてもらえてよかった。”とその方にとって、新たな情報を共有できて且つ喜んでもらえることは自分のテンションもあがりますね。
自分でなにかやってることで努力した結果とかでは全くないのですが、ふとした情報の共有・喜びは自分のモチベーションにもなります。
しらなかったキーワードに出会いやすくなり調べることでまた新しいものに出会えるという連鎖が発生します。
コマンドラインの基本をPerl入学式ではやるんですが、講師の方々がそれぞれにコマンドラインをいい感じにしているのをみてかっこいい!やってみたいってなることがよくあります。
いまだにあります。
こういうのにも気づけるようになってコマンドラインの使い方がスマートになっていったのもこの勉強会に参加して得たものだな〜と思っています。
git使ってremoteへあげて,CIでtestしてdeployさせるみたいなところにはなんとか追いつけました。
FTPだけでなんとかやるというのは少し時代錯誤である。というの気づくのが遅かったですが、Perl入学式に参加していなければ、一生井の中の蛙 CGIでPerlやるマンだったかもしれないと思うとコワかったなと今では思います。
Perl入学式の教科書は入学式を卒業した方向けの、アドバンスな資料でもあり、モダンな開発環境が学べますので、順々にTRYしてもらえると幸せになれると思います。
古の知見とモダンな知見を感じられるイベントを来春大阪で実施予定です。
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今日はたまたま自分の誕生日。
生まれたこと、今までたくさんの人達に出会えたことを感謝するとともに自分語りを終わります。
みなさまにさちあれ!
ようやく参加できたアドベントカレンダー