5月、白アスパラが旬を迎えるベストシーズンにドイツに行ってきました。
人生初ドイツです。
半分仕事、半分観光みたいなプライベートツアー。
そんな旅行中、ずっと気になってたのが妻へのお土産。
「なんでもいいよ。」何て言ってましたが、鵜呑みにしてはいけません。
「なんでもいいよ」は「何か良い物」と解釈すべき。
これがかなりのプレッシャーなんですよね。
このお店は一年中クリスマス用品を取り扱っているお店として人気との事で。
ツアーガイドさんに教えて頂きました。
ドイツの有名な観光地にお店があり、同じ品物でもケーテ・ウォルファルトで買うとちょっと値段が高いのだとか。
それでもこのお店で買物をすること事態がすばらしい体験なのだとか。
ツアーガイドさん曰く、二日後のツアー予定にローデンブルク観光があるので、そこでお土産を買えば良いとのこと。
アウトバーンをひた走るバスの中でやり取りです。
とりあえずお土産を買うお店は決まった!
バスの中ではお土産に何が良いかという話題で話が弾みます。
「女性に喜ばれるドイツのお土産といえばシュタイフでしょ。」
参加者の1人がそう言った。
私「シュタイフって何でしたっけ?」
参加者「世界的に有名なテディベアを作っているぬいぐるみメーカーですよ。」
私「ああ、限定品とかタグ付きとかなんかそんなの聞いたことあるな~。」
参加者「そうそう、それがシュタイフ。ドイツのメーカーなんです。」
私「そうなのか、あのテディベアのメーカーはドイツだったのか。」
まぁそんなやり取りがあって、お土産に何を買うかも決まりそうだ!
バスはリューデスハイムに到着。
ここで昼食を頂く。
昼食後、バスの出発時間まで30分ほど時間があったのでリューデスハイムをしばし観光。
そこでケーテ・ウォルファルトのお店を発見。
「なるほどね。これが人気のケーテ・ウォルファルトなのか」と思いながら店内へ。
店内はクリスマスムード一色。
可愛らしいオーナメントやクリスマスグッズが綺麗にディスプレイされています。
小さなシュタイフが沢山並べられています。
お値段35ユーロ。
これは手頃だけど耳にタグが付いていません。
せっかくなので耳にタグが付いたシュタイフが見たい。
「え~と、耳タグのシュタイフはと」・・・
ありました。
お店の奥、ショーケースに耳にタグが付いたシュタイフがいましたよ。
ドイツ人のお店のおばさんが案内をしてくれました。
私「この中でオススメのシュタイフはどれですか?」
お店のおばさんが取り出したのはクラシカルなテディベア。
数体限定の復刻版だとのこと。
「ん~。ちょっとマニアックなお顔立ち」
私「では、この中で最もポピュラーなシュタイフは?」
お店のおばさんが取り出したのは何とも可愛らしいテディベア。
お店のおばさん「oh! good boy!」だって。
へぇ~男の子なんだ。
これはこれは何とも愛らしいテディベア。
お値段170ユーロほど。
私「この子を日本に連れて帰ってもいいですか?」
お店のおばさん「あなた、日本から来たのねぇ。」
「この子は日本の子になるのねぇ。素晴らしいわぁ」
みたいな事を言っている。
お店のおばさん「それではベッドで寝かしましょうね。」と言ってやさしくそのテディベアを箱に入れる。
お金を払ってテディベアを受け取ると
お店のおばさん「Happy Birthday!新たな赤ん坊の誕生よ!」
「この子が無事に日本に帰れることを祈っておくわ!」だって。
これがお店の人曰くテディベアのベットです。
こんな感じ。
どうです。
可愛らし男の子でしょ。
このお土産には妻もご満悦の様子。
ともかく良かった良かった。