大阪生まれ、大阪育ち、この6月10日で人生44年目となります私。
44年も大阪にいながら生まれて初めての住吉大社へのお参りです。
古くから浪速人の心のより処であり、大阪商人にとっては商売発達を祈願する「初辰参り」として親しまれている住吉大社。
「初辰参り」とは月の初めの辰の日に住吉大社の末社「種貸社(たねかししや)」「楠珺社(なんくんしゃ)」「浅沢社(あさざわしゃ)」「大歳社(おおとししゃ)」を順番に参拝すると商売繁盛になると言われています。
大阪では「はったつさん」と言われていて、これを4年続ければ「48辰」となり、終始発達として満願成就となります。
ああ・・・これまで十数年、大阪で商売をさせていただきながらご挨拶が随分と遅れたわけで、何とも罰当たりな感じでバツが悪いです。
住吉大社といえば太鼓橋ですよね。
やはり太鼓橋ですよね。
ひつこいようですが太鼓橋です。
太鼓橋の池にはカモがいました。
かなり近くで観察できますよ。
太鼓橋を渡ると住吉大社の参門です。
住吉大社の神使(しんし)は兎です。
神使(しんし)とはその字の通り神様の使い。
あっちなみに住吉大社はFacebookをされているようです。
写真のようなアナウンスが所々にありました。
長い歴史の中で今なお大阪庶民に親しまれるのは、このような時代の変化に合わせた親しみやすさを追求してきたからなのでしょうか。
参門をくぐると正面にあるのが第三本宮です。
住吉大社には「第四本宮」「第三本宮」「第二本宮」「第一本宮」と4つの御本殿があります。
この第三本宮の右にあるのが第四本宮。
第三本宮の後ろに第二本宮。
第二本宮の後ろに第一本宮となります。
写真の手前の屋根が第三本宮と第四本宮。
真ん中の屋根が第二本宮。
一番奥の屋根が第一本宮です。
こちらが第一本宮です。
夕方4時ですがお宮参りの参拝者が多いです。
なぜだか良く分かりませんが屋根にお金らしきものが刺さってます。
いったいどうやって刺したのでしょう。
3~4mほどの高さの場所なので銭形平次並に投げないと絶対に刺さらないと思うんですが・・・
参拝が終わってお守りを購入。欲しかったのはこの知恵の種子です。
これが知恵の種。
「ころころと 握ってひらめく 知恵の種」
「ころころと 握って授かる 子宝の種」
「ころころと 握って巡り会う 良縁の種」
「ころころと 握って繁盛 商売の種」
とのこと。
この知恵の種はエンジュの木で出来ているのだとか。
良い知恵を授かりますようよろしくお願いいたします。
最後に境内に凄く草を生やした木がありました。
樹齢がどれほどのものか分かりませんがなんだか凄く神々しく、たくましい木です。
この木を見ているとなんだか数百年分の生きる知恵を歴史から学べと言っているような・・・
樹齢何百年、何千年と生きる木からすれば人間の営みなんてちっぽけなんだろうな。
くよくよしないでとりあえず前に進もう。