どうも、ザーサイが苦手な私です。
今回の旅は長谷寺。
なせ長谷寺かって、それはさっき訪れた室生寺で御朱印帳を買ったから。
もっと御朱印が欲しいぞ。って子供じみた理由です。
なので室生寺がある宇陀市のとなり、桜井市にある長谷寺へ急遽立ち寄ったわけです。
初瀬街道沿いの500円パーキングに車を停めて向かいます。
アスファルトに長谷寺方面という印が。
こういうアスファルトの標識って珍しい。
初瀬街道は今なお昭和の雰囲気を残す家やお店もあり、歴史を感じる風情ある街並み。
突き当りを左に曲がれば2分で長谷寺とのこと。
長谷寺の表参道。
今では珍しい集合写真を撮影してくれる写真屋もまだ残っているようです。
昭和の頃には各観光名所で集合写真を撮るというのが旅の定番。
このような写真屋も沢山ありましたが。
今はそのような旅の習慣はずいぶんと見かけなくなりました。
三輪そうめん、柿の葉寿司など奈良名物が食べれる食事処。
観光旅館やお土産屋などが立ち並ぶ。
こういう雰囲気、大好物です。
表参道の脇道を通って、軒の裏には大和川。
初瀬はその昔、船で荷物を運ぶ船着場だったらしい。
観光する人が少ない印象。
海外の観光客もちらほら見かける程度です。
意外に若い子が多いなぁと。
拝観料500円を払って中に入ります。
ちなみにJAF会員割引もありますからね。
こちらは仁王門。
明治二十七年(1894)の再建されたもので、「長谷寺」額字は後陽成天皇の御宸筆との事。
この門をくぐると長い登廊が続きます。
ジャジャーン!
これが399段もある登廊。
こりゃすごい。
399段あるとはいえ、段の高さが低いのでそれほど苦にはならないかも。
午前中に参った室生寺の奥の院の階段700段を登った後だから399段なんて楽勝っすよ。
それにしても今日は階段だらけだな。
振り返るとこんな感じ。
写真ではずいぶんと急な階段に見えますが、実際はそれほど急ではないですよ。
長谷寺の登廊は上・中・下と三段に分かれています。
399段を制覇して本堂に到着。
さぁ本堂をお参りしましょう。
本堂は清水の舞台と同じ舞台造りとなっており、左が礼堂、右側がご本尊が祀られている正堂。
このご本尊である十一面観音がすごいんです。
お堂の中に祀られた10mを越える観音菩薩を下から見上げる。
お堂の中が狭く感じるほど大きい。
ただ大きいだけではない。
観音菩薩様までの距離が凄く近い。
まるで観音菩薩様の膝下にいているような錯覚。
大きさだけでいうと大仏の方が大きいわけだけど。
大仏ってシンプルでしょ。
観音菩薩は細かな細工が多く、お堂の室内に広がる光背もかなり迫力があります。
観音様の撮影は禁止されているので撮影はしていませんが、ウィキペディアに画像がありましたので掲載します。
この写真ではスケール感が分かりづらいですが・・・
それにしても誰が撮影したんだろうか。
オフィシャル写真ではなさそうですけど。
そしてこちらが本堂の舞台。
舞台からの眺めです。
こちらは本堂にある礼堂。
静寂の佇まい。
板張りの床に反射する緑の景色が美しいです。
いかがでしたか長谷寺。
趣のあるお寺でしょ。
紹介しきれていないお堂もあるので見どころはもっと沢山あるかも知れません。
足腰健全の仏様やら。
子授け、安産のお地蔵さんとか。
ここから車で30分のところには五重塔で有名な室生寺もあるので、1日たっぷり奈良観光ってのも良いもんです。
関西150ヵ所の御朱印帳の旅