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測量士の仕事ってどんなものなのか体験してみた

先日実家の仕事を手伝いに帰ってきました。
仕事の内容は測量士である父の補佐。
業務内容も知らずに帰ったので不安だらけでしたが、終わってみると学ぶことも多く貴重な体験だったかなと思います。

道なき山をひたすら登る

測量士という名前の通り、なにかしらを測る仕事なのですが、今回は山メインでした。
山登るなんて何年ぶりかもわからない上、どうやって登るかもわからない状態で早朝から現場へ

どうみても山です。
人が登る場所道はなく、未開の地を測量地点を決めながら上がって行きます。
今回自分の作業は大きく分けて2つ

・測定地点を決めるための杭打ち道具を後方から持って歩く
・決めた地点に計測用の機材を設置して歩く

という感じ。
機材が重いため一回で決めて測ることができないので、同じ場所を2回歩きます。

たかが5キロと思うなかれ

歩く距離的には5キロくらいです。
ただし平坦な道ではなく山。
さらに、山の高低差を測るため山の高い位置と低い谷を行ったり来たりしながらの5キロ。
びっくりするくらいうまく歩けない。
というか歩く用の場所じゃないので崖みたいなとこも上がっていきます。
何回も滑落しましたし、枝も刺さるし、倒木に足を強打しまくり。

幸い昨年から歩き回っていたので、足はそこまですごい筋肉痛になりませんでしたが、腕が痛い。
足だけでなく腕を使って上がっていく場所が多かったせいかも。

疲れた体は温泉でリセット。
おすすめは「よし野の里」という場所。
日本海を眺められる露天風呂。最高。ちょっと遠いけど。

急斜面で平行に設置する大変さ

測定する際に使うこの「プリズム」。
これをポイントに設置し、次の測定箇所から機材から光を出し、反射させて距離を測ります。

プリズムは測定地点の真上かつ水準器が平行を差す(気泡が赤丸内に入る)ように設置しないとダメ。
これがズレていると、正確な高さを計算できないのでかなり重要な作業。
で、これを急斜面に設置することもあるのですが、感覚で「これくらいかな?」と思って決めて三脚を立てても全然違うことが多く、どれだけ人間の感覚が適当なのか思い知らされました。

自分が立っているのも精一杯な場所での作業。多少は慣れましたが最後まで全然スムーズにできませんでした。

平地の測量も体験

山の仕事が一段落したところで平地の測量も手伝いました。
みなさんも見たことがあるかもしれませんが、水準点を基準に高さや距離を測っていきます。

使う機材は山とは違いしましまのバーを使います。
このしましまがバーコードになっているので、これを機材で読み込んで測定します。
最長で4mあるので取り回しが難しい。

これも真っ直ぐ立てないといけません。
三脚で固定できないので手で持つのですが、呼吸するとブレるので勝手な判断で測定する瞬間はスナイパーのように息を止めていました。
(ふざけたわけではなく実際に息を止めるとピタッと決まる)

やったことのない仕事はしんどい反面、勉強することが多くて楽しい

生まれてから父の仕事がどんなものか知らず、今回初めて一緒に仕事をしてわかったことが多くありました。
とんでもなくしんどく、危険な場所で仕事してたんですね。尊敬。
測量の本業としては測って終わりでなく、そのデータから各種数値計算を行い、地図に落とし込む作業もあるので、この現場が終わってからそれをしていた姿はさすがの一言。

初体験だったので、個人的には大変なことが多かったですが学ぶことも多かったです。
測量の方法から、それをどのように施工で使っていくかといった仕事の話もそうですが、山を上りながら「どうすれば安全に楽に進めるか」を考えたり、「慣れない自分が足手まといにならないように何からすればいいか」という試行錯誤するのも楽しかったです。
せっかくいろんなことを学んだので、また手伝えることがあればもっとうまくできるようになりたいですし、この経験を活かしたコラムや記事の執筆なんかもできたらなと思ったりもしてます。

2週間という短い期間でしたが、濃い充実した日々でした。
これからも父には体に気をつけて欲しいです。

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投稿者:北風 飛鳥
2017年05月09日火曜日 | 15:02
動いた分食べていたので、ダイエットにはなりませんでした。

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