最近、肩こりがひどくてつらい。
悪霊にでも取り憑かれたかのような肩の重みと体のだるさ。
多分、冷たいものばかり飲んでるからでしょうね。
冷たいものばかり飲んでいると、お腹を温めようと血流がお腹に集中するらしい。
それで肩や足への血の巡りが悪くなるって聞いたことがある。
で、肩こりってうつ病の身体症状でもあるって知ってました?
私に限ってそれはない!とか、たかが肩こりとかで、
え~!ってなるかも知れませんけど。
実は6人に1人が一生のうちに1回はうつ病になるという統計データがあるらしいのです。
あらまぁ~えらく身近な病だなと思うでしょ。
近年、うつ病の考え方とその症状がかなり解明されているようですのでちょっとまとめてみました。
脅かすわけではないですが、うつ病って人によって身体症状が様々なので診断しにくいだけなんですよ。
もちろん一番多いのが睡眠障害なんですが、ほかにも「肩こり」「頭痛」「めまい」「下痢」「便秘」「腹痛」「胸痛」「しびれ」「吐き気」「筋肉痛」「疲労」その他沢山の症状があるのだとか。
また、「やる気がでない」「食欲が無い」「集中力がない」なども、もちろんうつ病の症状です。
このような複数の症状が重なる症状群としてうつ病があるとの事。
お腹が痛いので病院に行ったけど、特に悪い所がないなんてお医者さんに言われたらどうします?
吐き気がするほどのめまいに襲われて、慌てて耳鼻科に飛び込んだけれども、お医者さんに原因が特定出来ないと言われたらどうします?
上記のような事はよくある事だそうです。
話は少々脱線しますが、私も今年初めて激しいめまいに襲われた事があります。
朝5時、気分が悪くて目が覚めたのですが、天井がグルグル回るほどの激しいめまい。
寝返りを打つと脳みそがグルって回るほどのめまいがするので、寝返りが出来ない。
四つん這いになって何とか布団を出たのですが、気分が悪くて。
横になりたいんだけども、寝ればまた天井が激しく回るって症状だったんです。
立っていた方がまだ楽だったのでずーっとリビングで立っていると2時間ほどで普通に歩けほどに回復。
その日は何とか仕事に行くことが出来ました。
あれはいったい何だったんでしょうかね。
結局、病院に行ってないので原因は不明のまま。
あれからこの症状は出えていません。
まぁ脅かすつもりはありませんが、何がうつ病につながっているのか、なかなか分かりにくいものです。
脳みその中の事を説明するとかなり難しい用語が必要になりますので簡単に。
要するに信号を送信する機能と受信する機能のバランスの乱れです。
受信する機能が低下すれば、送信された情報を正確に受け取ることが出来ませんよね。
痛くもないのに、痛いと脳みそが判断したり、疲れているから休めと脳みそが判断したりと。
このような脳の伝達物質の内、うつ病では「セロトニン」「ノルアドレナリン」「ドパミン」の3つが減少するのだそうな。
そして近年ではうつ病を発症すると、記憶や感情をコントロールする脳の前頭前野の血流量が少なくなる。
また、学習機能や認知機能を司る海馬の萎縮も見られるとのこと。
最近ではうつ病は脳組織の機能不全が原因であるという見解のようです。
うつ病だと診断されれば抗うつ剤を処方されますが、最近よく処方されるのが「SSRI」と「SNRI」。
共に神経伝達機能を正常に戻す薬とのこと。
これがまたややこしい。
どの物質が足りていないかによって対処が変わる。
「セレトニン」だけを増やすか、いやいや「ノルアドレナリン」もって具合。
とはいえかなり研究が進んでいるのも事実。
うつ病なのに精神安定剤や睡眠薬を飲んでいても脳機能は改善されませんからね。
医者からうつ病と診断された方は年間100万人ほどと言われています。
その原因はやはりストレスですが、実生活を送っているとノンストレスなんて絶対に無理ですよ。
家族、職場、親族、ご近所など人付き合いもあり、自分のコンディションに関わらず社会は動きますからね。
私達にも一流アスリートの如く、コーチがついていればコンディションの調整がきくのかも知れませんが。
普通の人はすべて自分で調整しないといけませんから。
なので発病する可能性は誰にでもある。
しかし、ともかく言いたかったのはうつ病は治ると言うこと。
ただそれだけ。