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春の訪れ「いかなごのくぎ煮」

inoino
2016.03.16

いかなごのくぎ煮

瀬戸内海東沿岸部の春の味覚といえば「いかなごのくぎ煮」です。
くぎ煮とはいかなごの生の新子を醤油・砂糖・生姜などで煮詰めた佃煮です。出来上がった形が錆びて折れた釘のように見えるからこう呼ばれます。(いかなごってのは魚です、「玉筋魚」って書きます。大学の時に広島出身の後輩にイナゴと間違われたので、念のため)

錆びた釘のような見た目になります

他の地域は知りませんが、私の生まれ育った神戸・明石地区ではいかなごの解禁日とともに、町を歩くとくぎ煮を煮詰める甘辛い香りがそこかしこから漂ってきます。
さてさて、今年は3月7日が解禁日でした。
毎年のことながら、神戸・明石界隈の主婦たちの間で話題になるのがいかなごの新子1kgあたりのお値段です。今年は解禁日の値段が2600円とかで、知り合いのブログにも「どこの高級魚だよ!」なんてツッコミが入ってました。

先週の土曜日に明石の魚の棚商店街に行ってみた時には1kgあたり1800円位まで下がってましたが、なんせ今年は高いな―って印象です。記憶では昨年は最終的に1kgあたり800円くらいで買えていたので、今年は漁獲量が少ないのかなんなのか、かなりの価格高騰っぷりであることが伺い知れます。
ちなみに、お惣菜として「いかなごのくぎ煮」そのものも売ってますが、こちらは100gあたり700円でした。いずれにしても、そうやすやすと手が伸びるような価格ではありません。

毎年、実家からタッパーにたっぷり入った、いかなごのくぎ煮をもらうのですが(※なぜか神戸・明石界隈ではいかなごのくぎ煮を大量に作って、知り合いや友達にタッパーごと配る風習があります。郵便局や運送会社も便乗して「いかなご便」とかいうサービスもあります。決して親にたかってるわけではありませんよ)今年は、いかなごが高すぎていっぱい買えないからおすそ分け程度に、と「ご飯ですよ」とかが入っているような小瓶に1瓶もらった程度です。

くぎ煮がいかなご料理の代表格であることに変わりはないのですが釜揚げやかき揚げ、和え物や味噌汁なんかに入れて食べるのも美味しいので、結婚する前は実家でこうした春の味覚を堪能しておりました。しかしながら今年はいかなごが高くて買えないのでこういった料理も食べられないかもしれないです…。
とりあえず、もらったいかなごのくぎ煮を食べてみました。
春の訪れを告げる変わらない味、ご飯が進むし酒の肴にもなる私のソウルフードです。
いつか全く手が届かないくらいの高級魚になっちゃう日がくるのかねー?

投稿者:inoino
2016.03.16 | 12:41
フルセでも1kg1200円…