みなさんこんばんは!
どうも最近連日変な夢を見るようになった廣田です。
そんな私が夢の中で富士山に初登頂した事を機に富士山を考察してみました。
富士山がユネスコ世界文化遺産の認定を受けてから1年あまり。
夏場の観光客は増加の一途をたどる現状に対して未だに入山規制もなく、トイレは不足し、管理統制されているとは程遠い状況だと耳にします。
そして3年後には再びユネスコの管理維持に対してチェックが入るとの事。
ユネスコのチェックや世界遺産取り消しはまぁどうでも良いとしても、
このまま日本一の霊峰富士山の環境悪化を野放しにすることは良くない事とだと誰もが思うはず。
静岡県では登山料を徴収して入山規制をすることで登山者を管理するという案が出ていますが、
どうも山梨県側としては入山料徴収に関してもろ手で喜ぶことが出来ない懐事情があるようです。
静岡県は経済的にも他県と比べ潤っており、富士山観光による収益など微々たるもの。
が、一方山梨県としては富士山観光での収益に大いに期待をしている。
入山料徴収となれば観光客が遠のくのではと懸念をしている。
この入山料徴収に関して、「自然を愛でるにもお金が必要な時代」として「観光収入を得るためだ」とか「管理費用が大変だから入山者を減らすのか」
といったどうも論点がハチャメチャのメディアも多数ありますが、やはり経済的要因を争点としています。
自分たちの大切なものを自分たちで守るという考えで進むべき方向を選ぶ例として
ドイツ・エルベ渓谷のユネスコ世界文化遺産抹消という事例があります。
これは世界文化遺産として認定されていたエルベ渓谷に交通渋滞緩和のために橋を架けるとの事。
このことにユネスコ側は反対。
しかし、ドイツは国民投票の結果、橋を架ける事となりました。
ドイツ側としては景観に配慮した橋を建設するので文化的価値は損なわない。
言わずもがなですが、ドイツは自国の文化に対して大変厳しい規制をしている国です。
ユネスコが何と言おうと自国の価値観で文化価値を図っているので、ユネスコ基準の価値とは違うのでしょうね。
守るも守らざるも私たち次第な訳ですが、ユネスコ登録抹消というキッカケにて論争されるのは
何だか癪に障ると思いつつ、キッカケがないと問題視されないという事もあり。
しかしながらユネスコがどうのこうのが目的として問題解決するのではなく、
あくまでもキッカケとして報道していただければ、保護のために活動されている方々の自尊心も報われるのでしょうし。
もうこれ以上私の夢の中で富士山が暴れださないためにも。
って落ちですよ。