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ネット内でのホットな話題やトレンドの芽を見つける方法を考える

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ネット内でのホットな話題やトレンドの芽を見つける方法を考える

「最近のITやwebのトレンドや流行は何だと思う?」
AIやブロックチェーン、フィンテック、VRやIOT、SXOなどなど・・・
上げればキリがないほどですが、自分があまり興味がない分野のトレンドってよく分からなかったりしますよね。
昔はいろんな商品やサービスが社会現象や流行といった形で盛り上がっていたので、まぁ興味が無くても知ってる。
「最近〇〇が来てるらしいねぇ」など、何となく知り得たのですが・・・
最近情報が偏っているなぁと感じることも多いので自分なりに実践しているトレンドを追う方法を紹介します。

そもそもなぜトレンドが見えにくいのか

世の中、いろんなものが流行っています。
具体的には「Pokemon GO」でしょうか。これはやった人もそうでない人も「あぁ、流行ってたね」と納得するはず。
後は「恋ダンス」や「PPAP」はテレビで見ない日はないくらい人気でした。

では、ネット社会で起こっているトレンドってどうでしょうか。
ブログやニュースを読んでいるとそれ、本当に盛り上がってるの? と疑問に思うこともしばしば。
本当に注目されているものもあれば、過大広告だったり。
この理由は2つ考えられます。

1:流行やトレンドが作られたものであると認識されてきた

「ネットで話題」「XXが大絶賛」という宣伝文句にどれだけの人が興味を持つでしょうか。
一時期から「ステマ」が問題になりました。
具体的にはメディアが比較記事で公平に製品を見ず、片方を持ち上げる記事を書き、裏では宣伝費を貰っている。
このような記事は「結局レビューではなく、ただの宣伝記事なんじゃないか」と信用を失うことになりました。
今ではそうした記事は「PR」や「広告」といったようにわかるような表記をされていますが、一度失った信頼は戻りません。

つまり、「世の中に発信されている情報は操作されたものばかり。流行やトレンドも結局作られているだけ。」と疑う人が増えた結果、世の中の大きな流れといったものがなくなったのではないでしょうか。

2:流行、トレンド<個性的、独創的>

webのデザインなどを見ていると、それぞれに個性的な色使いや独創的なUIの配置に挑戦している企業を見かけます。
モノづくりの現場でも、後追いの技術よりも独自の新技術に力を入れて開発をしています。
つまり、

流行やトレンドを執拗に追わなくなった

と考えられます。
企業の製品開発現場では「ヒットした商品の真似」ではなく「よそはよそ。うちはうち」の感覚で、自社のブランド力やオリジナリティを追求する動きも高まっています。

後追いをしない背景には、盗用に敏感な世間の目も。
少しでも似ているとSNS上で「パクリじゃないか」と指摘され、それに賛同する人々から避難を受け、最終的に炎上騒ぎになることが少なくありません。

こうしたことから、作り手としてもトレンドや流行を気にせず、自分で創作していく風潮になっていように感じます。
そういや10年以上前ですが、WEBデザインをする際、「とにかくアップルのサイトみたいなの!」なんて依頼が多かったなぁ・・・

トレンドの芽が見えない事で困るのは「SEOマーケッター」と「ライター」

トレンドや流行が無くても消費者やユーザーは困りません。
自分の興味のあることを自分で調べて、物を買ったり取り入れたりできます。
では誰が困るかと言えば、

「SEOマーケッター」と「ライター」

は少なからず該当します。
「SEOマーケッター」は検索エンジンに引っ掛けるためのフックが見つからず、流入数を増やせません。
「ライター」は単純にネタがなくなります。
もちろん自分の得分野を延々を書いていればいいのですが、ブログでもいいような内容になりがち。

実は「SEOマーケッター」と「ライター」は一心同体とも言えます。
例を挙げれば、

SEOマーケッターがトレンドになりそうなターゲットワードを探す
それに沿った内容をライターに書いてもらう
集客に繋がって売上が発生する

こうした流れでSEOマーケッターとライター双方の報酬が発生することがしばしばあります。
もちろんライターが自分でトレンドワードを探して企画から執筆まで行うこともありますが、この場合も結局収入源となるのは掲載先媒体やサイトの集客による収入です。
トレンドがわかるから集客できて、収入に繋がります。
つまり今の状況は

トレンドが分からない=収入源がどこにあるかわかりにくい

ということなのかもしれません。

それでもトレンドを見つけるにはどうすればいいか

ネット上でのトレンドって見えにくいと言いましたが、ある程度の流れや注目のワードというのは存在しています。

それらがテレビや雑誌の生み出そうとしているものだったとしても、トレンドであることには間違いありません。
また、ネットを利用する全員がステマや印象操作を警戒しているかと言えばそうではないので、そうでない人たちが注目しているトレンドを追うのも手です。

一番手っ取り早いのはgoogleトレンドでどんな言葉が検索されているかを見ること。

Googleトレンド

特に注目すべきは検索結果の横に時間による推移。
特定の時間に一瞬だけ上がっているワードはテレビやラジオで挙がった、もしくはプレスリリースがあった可能性があります。
こうしたワードは瞬間最大風速みたいなものなのでトレンドではないです。
逆にグラフが同じ高さで推移している場合は、継続的に検索されているということなので、トレンドになりつつあるということが言えます。

後はTwitterでもトレンドキーワードが見つかります。

このトレンドの欄に表示される言葉は、ハッシュタグとして多く使われているものを表示しています。
Twitterのユーザーが自発的に使っているものなので、トレンドと探すにはいいかもしれません。
また、トレンド欄のカスタマイズ機能で地域を限定することもできます。

トレンドの変更をクリックして「変更する」をクリック。

後は地域を選ぶだけです。

まとめやキュレーションサイトはトレンドの参考にならない

最近よく見かけるまとめサイトやキュレーションサイトは、編集者の意思が入ってくるためトレンドの参考になりません。
あたかもネット界隈で話題かのようにまとめられていますが、実際には少数の過激な意見だけを抽出したりしているだけの場合があります。
ひどい場合にはまとめられ方によって結論が変わっていることも。
引用元の掲示板での会話が

A「○○(製品名)っていいよね」
B「全然よくないよ、むしろ悪い」
C「その通りだ」


だとします。
しかし、まとめサイト運営が○○を売り出したい企業の関連会社だとしたら

A「○○っていいよね」
C「その通りだ」


とBの意見を削除します。するとCの意見がAに賛同しているように見え、あたかも○○はいいものだと信じ込ませる内容に変わってしまいます。
こうした観点からまとめやキュレーションサイトはあてにならないです。

情報の溢れる社会におけるITトレンドの真実は一次情報にあり

結局のところ信頼していい情報は一次情報と言える

googleトレンド
Twitterのトレンド欄


くらいかと思います。
Twitterに関してはトレンドをまとめているサイトも幾つかありますが、どれも運営が間に入る二次情報なのであまり信用できません。

一次情報とは生データのこと指し、二次情報は加工されたデータという意味です。
ネットには二次情報である、ニュースサイトやまとめサイトなどが氾濫し、さらにデマや偽ニュースなどが混在しています。

これらを参考にしていては真実のトレンドは見えません。
真のトレンドを追い求めるSEOマーケッターやライターは一次情報を見るべきです。
そしてそれを適切に解析する力が必要。
世間がなぜ注目しているのか、その注目はいつまで続くのか、どういった目線でアプローチしていくのかが手腕の見せ所になります。

こうした力がSEOマーケッターやライターには必要な時代ではないでしょうか。

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