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Columnコラム

WEBサイト制作

2016.09.29

ホームページ制作の流れって?実際にホームページをリニューアルする場合の手順など

ホームページ制作の流れって?実際にホームページをリニューアルする場合の手順など

この度、ホームページ担当者の人事異動がありましてね。
急遽ホームページのリニューアルを担当する事になったんだけど。
今更ながらホームページ制作の流れってどんな感じなんですか?
そんな事があったので、ちょっとまとめてみました。

まずはプロポーザルから

新規ホームページの制作やリニューアルの目的や意図を複数の請負業者に伝え、各社から提出される企画提案の内容、価格によって委託先を決める事をプロポーザル方式と呼ばれています。
えっプロポーズ方式?
って婚約指輪を持ってアタックするわけではないですよ。
各企業が提案内容と見積金額を提示してアタックするわけです。
いわゆる行政が行っている入札形式と同じです。
依頼主が求める効果を得るにはどのようなプランニングが一番実現性が高いのかの判断し、請負業者を決める。
このことをプロポーザルと呼びます。

請負業者が決まれば要件定義

大雑把に言えば戦略プランを具体的にする工程です。
どのようなシステム機能をどのように実装するのか、または制作物のクオリティを具体的にどれほどの程度にするのかって事をお互いに取り決める段階。
各々の作業負担が明確になる段階ですので、 大方がこの段階で様々な問題や課題が出てくるものですし、この段階でリスケジュールが行われることもしばしばです。
具体的に落とし込めば落とし込むほど、準備が必要な事が明確化されていきます。やっぱりこれは出来るけど、あれは出来ないとかいろいろあります。
そのあたりの調整能力スキルや課題解決スキルが重要な工程です。

ガイドラインの作成とスタッフィング

具体的な要件定義が決まれば、実装に向けた守るべきガイドラインとスタッフィングです。
プロジェクトの遂行にどのような人材をアテンドすべきなのか。
大枠の計画はプロポーザルの時点で決まっていますが、やはり大善の積算と小善に積算で差が出ることもあります。
要件定義で落とし込まれた作業内容によってはスタッフ構成を変える必要があることも。
このあたりは予算との調整能力が問われるところです。

デザインクリエイティブやらUIやらワイヤーフレームの作成

次はユーザーが持つ印象づけの定義です。
どのようなイメージをユーザーに与えるのが良いのかを検討します。
斬新で革新的、もしくはカジュアルで親近感がある、誠実で信頼感がある、グローバルな世界観で躍進的など。
ユーザー体験として事業の内容と目指す効果の視覚的、体験的なバランスを最適化する作業です。
ユーザータッゲット像とライバル企業のブランディング分析に沿ってコンテンツの品質と流通の仕方を戦略する工程です。
レイアウト構成とコンテンツ要素の確認のためワイヤーフレームと呼ばれる画面構成を元に、何を、何処に、どのように配置するのかを決めます。
その後、PhotoShopでデザインを作成し、ビジュアルを決めます。
そしてそのデザインを元にマークアップをしていくと言う流れですね。

ユーザー確度に合わせた距離のコンテンツの作成作業

世界観が決まれば、いよいよコンテンツの作成です。
この段階では具体的なユーザーの確度の距離感に合わせたコンテンツを用意します。
ユーザーとの距離が10kmのものや、1kmのもの、1メートルのものや10センチのもの。
ユーザーの距離感って例えば。
情報収集中とか。
具体的に検討とか。
導入を決めているというもの。
顧客創造に向けたストーリーを段階的に網羅するコンテンツを作成し、創客シナリオを具体的に設計し検討を繰り返します。

レビュー作業

実際にサイトデータをサーバに実装をして、各デバイスでの表示、動作検証を行い、デバッグ不具合などを確かめます。
近年ではユーザーのデバイス環境も多様化し、Windows、MacOS、iOS、 AndroidなどのOS依存のチェック。
またChrome、Safari、InternetExplorer、Firefox、Edge、Androd Browserなどのブラウザ表示チェックを行います。
でも最近のモダンブラウザではそれほど表示に誤差はないんですがね。

公開後のアフターフォロー

データをサーバに納品、ホームページの公開後はgoogleアナリティクスのアクセス解析を元に傾向と今後の対策を提言いたします。
ホームページの公開後、WEBコンサルティング契約をしていただいてるお客様には今後の運用提言や次の戦略プランの立案を行います。
CTRの改善プランやコンテンツの合理的な量産プランなどを提案し、SEOの最新トレンドに沿った運用を行います。

解析からみる総括やその後の結果検証が大切です

何事もやりっぱなしではいけませんよね。
結果の検証と総括が必要です。
どのような効果が生まれたのか、またどのような副産物があったのか、はたまたどのような課題が見えてきたのか。
などなどやってみた結果の総括をしないと次の成果は生まれません。
Googleアナリティクスの分析を小まめに行って次の展開の仮設を行いましょう。

まとめ

■初めから完璧を求め過ぎると何から手を付けていいのかわからなくなるので注意。
■目的、目標は明確に数値化する事
■ホームページは作っただけではダメ、育てて行きましょう
■まずはホームページの運用者である自覚を持つ事

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