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Columnコラム

チャレンジ

2017.04.17

大阪新世界周辺をおおさか歩き案内人「たけちゃん」に案内してもらおう!旅のことならご当地ガイドに聞くのが一番!

大阪新世界周辺をおおさか歩き案内人「たけちゃん」に案内してもらおう!旅のことならご当地ガイドに聞くのが一番!

「大阪の新世界?どこそれ?」そんなレベルのあすらん。
にも関わらず遠方から来る友人から「新世界案内してな!」と言われたのを安請け合いして困っていたところ
「『おもろい大阪』の案内人のプロガイドたけちゃんに案内してもらいや」
と教えてもらったので早速連絡してみることに。
果たしてあすらんは無事新世界のことを案内できるようになったのでしょうか。

『おもろい大阪』の案内人のプロガイドたけちゃんとは

https://www.osaka-sampo.com


今回お世話になるのはいかにもおもろいスポットを教えてもらえそうな肩書を持つ、「奥村武資(おくむらたけすけ)」さん。
奥村さんのガイドは堅苦しい歴史ばかりではなく、今おもろい大阪のホットなスポットを案内してもらえるのが魅力。
大阪おもろいスポットを短時間に凝縮して案内してもらえるなんて、まさに今私が求めているガイドさんそのもの!これは期待大や!

今回は知らない人に今日から教えられる新世界のネタやスポット紹介

当日は通天閣の下で待ち合わせ。
「今日は新世界定番スポットとディープな新世界どっちにしましょか?」
新世界初心者のあすらんは前者を選択。
こういうとき通ぶって後者を選ぶとちんぷんかんぷんになると知ってるから!知ったかぶり良くない!

と、ここで奥村さんからお土産をゲット。
パインアメならぬパイングミ。
パインアメの製造元は天王寺にあり、パイングミは最近発売したばかりの新製品らしい。
絶対おいしいやつやん。

まずは通天閣のネタを伝授して頂く

パイングミの話もそこそこに奥村さんが一言
「ちょっと上見てもらえます?」

通天閣の下に綺麗な絵がありますね。
さらっと言いましたが、これちゃんと通天閣まで来た上で、真下から見ないと発見できない。
遠くから見て記念撮影しただけじゃわからないスポット、ポイント高し。

さらに通天閣に掲げられた「通天閣」の文字がバッチリ見えるスポットへ。
「チャリンコスルー」と書かれたタバコ屋さんが目印。

ちなみにちゃりんこスルーとは、その名の通りドライブスルーの自転車版。
自転車に乗ったままタバコが買えるように、ちょっと出っ張った台がついてる。
日本でもここだけな気がするね。

これはまさにホットスポット!日本に2箇所しかない「キティちゃんの駐車場」

「ほんまに最近できたのがこれ、キティちゃんの駐車場や」
小さな建物と建物の間に突如として現れた!めっちゃ目立つやん。



壁のイラストも大阪っぽく書き下ろされてます。手が込んでるな。

 

場内の街灯もキティちゃん。
すげぇ。テーマパークの駐車場みたいやね。
でもここ新世界。
近くに天王寺動物園もあるし子ども向けに作ったみたいですが、場所がいかんせん中途半端やから言われんとわからんやろ…。

でも確かに関西らしいホットスポットや。

ワンカップオンリーの自販機

「これ見て!なんか気づかへん?」
と言われたが一瞬ではわからん。ただのお酒の自販機やん。
「よく見て!ワンカップしかならんでないねん!」
あ、ほんまや。どんだけワンカップ好きがおるんや新世界には。
「仕事帰りのおっちゃんがここで1杯ひっかけて帰るんやで~。」
ずっとここにあるってことは、需要があるんやな…。
にしてもワンカップ大関だけでこんだけ種類あるんやね。

大阪の人力車はやっぱり大阪らしさ満点

https://www.shinsekai-syatenriki.jp
新世界人力車「俥夫力」
一人あたり 10分:1000円~60分:6000円


歩いていくと人力車のお兄さん2人を発見!
お二人は新世界周辺を人力車でお客さんを観光案内しているとのこと。

身につけている小物類からも大阪らしさが溢れています。
もともと嵐山で人力車を引いていたらしく、
「こんな格好嵐山ではできまへんよ~。」
と笑いを誘っていました。
そりゃそうだ、虎柄の足袋なんて嵐山でやったら雰囲気違いすぎてめっちゃ浮くもん。

観光ガイドブックでよくみる通天閣はここ!

色とりどりの看板にそびえ立つ通天閣。
観光ガイドの一面でよく見かけるやろ?
ちなみに通天閣のライトアップはネオン改修工事が今年の2月に終わって、全面LEDになって生まれ変わったんや!
新しくなった通天閣を見に来てや!

撮影ポイントとしてはふぐの提灯が目印。
ただし人が多いのでベストポジションで撮影するのは難しいかもしれへん。
若干の図々しさと度胸でど真ん中に立って、さっさと撮影するならありやで~。

ジャンジャン横丁は飲食店のひしめくグルメスポット

ジャンジャン横丁は幅が狭いけど、かなりのお店がひしめいてるんや。
まさに大阪地元民のグルメスポットやね。
特に有名なのは串かつ「てんぐ」と「八重勝」。
こってり系とあっさり系という違いのあるお店やから、食べ比べしてみるのもおもろいかも!

ジャンジャン横丁っていう名前の由来は、通天閣付近で舞台をしている女優さんや演者さんが通りの向こうを歩く仕事帰りの労働者さんに「遊びにおいでや~」と三味線を鳴らして客引きをしてたんや。
その音がアーケードで響いてたから「ジャンジャン」横丁って呼ばれるようになってん。
他にも一皿3貫で出しているお寿司屋さんや将棋会館など、珍しい場所もたくさんあるで一回ここを通って大阪の空気感を感じて!

新世界小ネタ集

1つ目:串かつだるまの本店は路地にある小さいお店
新世界にはだるまは4軒ありますが、本店は細い路地にあるんやで。
カウンター席しかないからなかなか入れへんけど、だるま好きなら一度はここで食べて欲しいね。

2つ目:通天閣の時計は天王寺動物園で働く人のためにある
通天閣のてっぺんには1つ大きな時計がついてるけど、写真スポット側でも日本橋側でもないねん。
なんでこっち向きかというと、天王寺動物園で働く時計をつけて仕事できない人に向けてついてるらしい。
前までは日本一大きなアナログ時計が設置されてたんやけど、今はLEDのデジアナ表記時計になってるで。
日本一大きなアナログ時計はどこにいったんやろね。

おすすめの串かつ屋「近江屋 別館」でふわふわ衣の串かつを

奥村さんにおすすめの串かつ屋を聞いたところ 「おいしいところはいっぱいあるけど、まずはここの串かつを食べてみて!」
と紹介されてやってきた「近江屋 別館」。
見てもらうとわかるんやけど、衣が何やら違う感じ。
普通はカリカリサクサクの衣だけど、ここはなんとふわふわの衣!
この衣にソースが綺麗に絡みついて、濃厚な味わいを生み出してる。
普通の串かつに飽きた人や大阪ならではの串かつを食べたいならおすすめやで。

旅先で気軽にお願いできるご当地ガイドがもっと増えたらええな~

今回実際に案内してもらってお話を聞いたのですが、もっとこうしたガイドさんが増えたら旅行が楽しそうって思った。
自分でガイドブックやネットで調べて旅行に行くのも楽しいんだけど、やっぱりそれって誰かが知ってる情報をなぞっているだけの体験だったりする。
でも、地元のガイドさんにほんの1時間だけでも案内してもらえれば、どこにも載ってない本当にレアな体験や思い出ができるよね。

ガイドさんに案内を頼むことってもっと高額だったり、時間のかかることかと思ってたけど、今回の奥村さんのツアーなら魅力の凝縮された1時間のガイドツアーで500円。
これなら旅行の日程にも組み込みやすいし、値段もお手頃だからお願いしやすい。
場所も大阪ならほぼどこでも案内してもらえるそう。
ボランティアでお金をもらわずやっている人もいらっしゃいますが、無料だとわがままも言いにくいし正直自慢話を聞いただけで楽しくないこともあるけど、ちゃんとお金を払ってガイドしてもらうのでそういう心配もなし!

こういったガイドさんが全国各地に増えれば、旅行の思い出作りやディープスポット探索がしやすくなりそうやね。
奥村さん本当に貴重な体験をありがとうございました!

今回全然新世界を知らなかったあすらんですが、今度は自分が友人たちを案内してあげられるようになったぞ。
さも自分が知っていたかのように自慢げに話してやろう。

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