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Columnコラム

WEBマーケティング

2017.09.16

なぜ、コンテンツマーケティングは失敗するのか。

なぜ、コンテンツマーケティングは失敗するのか。

「コンテンツマーケティングが失敗する理由」といった記事がネット上には多々ありますが、書いている内容がみな一様に同じだったりします。
 
ゴールの設定をしていないからとか。
ペルソナやターゲットが明確化されていないからなど。
なんだか教科書っぽい失敗理由。

 
 
それはそれで一理あるのかもしれませんが、本当の失敗の原因はもっと単純で、もっと根本があると私は考えています。

そんなわけで私が考えるコンテンツマーケティングの本当の失敗の理由を紹介したいと思います。

最大の失敗理由は止めてしまう事

いきなり結論を言ってしまいますが、成果が早々に出ないのがコンテンツマーケティングです。
早い段階で成果を期待する事自体が失敗の原因。

かけている労力に対して結果が伴わないからと理由で止めてしまう。
まずは先行投資なのだと割り切る勇気が必要。
種を植えたらすぐに実がなると思ったら大間違いです。
実が出来るのはまだまだ先の話。

当たり前の話ですが、止めてしまう事が最大の失敗理由です。
とにかく止める事だけは避けましょうよ。



コンテンツマーケティングをしていたつもり

これも失敗理由として多いケースではないでしょうか。
月に1件、2件の記事を公開してコンテンツマーケティングで成果が出ないとあきらめる。

そりゃ成果が出ないのも当然です。
コンテンツ数が少なすぎですからね。

月に10件の記事を公開して1年でやっと120件の記事が揃う訳ですから。
1年に100件以上のコンテンツを投下しないとコンテンツマーケティングで成果なんて出ないと思います。


育てるという発想がない

まずは小さくはじめましょうよって事ではじめたコンテンツマーケティング。
その後、ずっと小さいまま。

これもコンテンツマーケティングの失敗あるあるですよね。
はじめは月に1件、2件の記事更新でもいいんですけど。

半年、一年後には月に10~20件程度は更新できる運営体制に育てていかないと。
結局はやりっぱなしって事が多く、成果が出ないうちに予算カットというケースも多い。


コンテンツの質にこだわりすぎる

良いもが売れるとは限りませんよね。
多くの人に商品を知ってもらい、その良さを理解してもらわないと売れません。
それはコンテンツも同じ事。

いかに目に触れてもらうかという視点でコンテンツを考える必要があります。
専門的過ぎる、専門用語が多い、そもそも読みにくい、検索キーワードに需要がない。
質にこだわるのは悪いことではないですが、コンテンツの流通の方がもっと大切。
「見てもらうためには」を考えるべきですね。

また、質を追求するがあまりコンテンツが作りづらいって事にもなります。
コンテンツはもっとカジュアルに考えるべきだと思います。


テコ入れせずに成果を期待しすぎる

コンテンツマーケティングをすりゃいいってもんじゃないですよね。
いろいろと模索する中でコンテンツを見直し、方向性を見直しテコ入れをしていくわけです。

改善するという発想がなく、すぐに辞める?続ける?って話はちょっと極端ですよ。
まずは改善策を考えてみましょうよ。


コンテンツマーケティングで信頼関係を築くには時間がかかるものです

コンテンツマーケティングに必要なのは閲覧者との信頼関係の構築です。
当然ながら信頼関係を築くことって時間がかかりますよね。

セールスツールとして活用する事が先ではありません。
まず目標は信頼関係を築くこと。

これが先です。

でも信頼関係って数値化が難しいので上司に成果報告が出来ないなんて事も。
エンゲージメントとして数字化することは可能なのですが。
その前にエンゲージメントの本当の価値を理解する必要がありますからね。


まとめ

コンテンツマーケティングは何が正しいやり方なのか。
結局のところ、コンテンツマーケティングをやる理由にありそうです。

●見込み顧客リストの充実
●引き合いの創出

なのだからこの数字が良くならないとやる意味がないじゃないかって思われますが、そこに至るまでにまず必要な目標があります。

●コンテンツの充実(数百以上)

●信頼関係の構築

●ここで初めて引き合いの創出が生まれる

上記の道半ばで息切れするのでしょうね。

とりわけ初めの段階。
コンテンツの充実が出来ていないのに、コンテンツマーケティングをしていると思っちゃうわけです。
それじゃ成果が出ないのも当然です。

以上、私の考えるコンテンツマーケティングの失敗の原因でした。

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