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Columnコラム

チャレンジ

2016.01.21

捨て猫に暖かい新しい環境を提供する「保護猫カフェかぎしっぽ」はただの猫カフェじゃない

捨て猫に暖かい新しい環境を提供する「保護猫カフェかぎしっぽ」はただの猫カフェじゃない

保護猫カフェって何?猫カフェと何が違うの。
保護猫カフェとは飼い主のいない猫ちゃん達に里親を見つけて大切に育てて貰おうという保護された猫と里親のマッチングを行うカフェなんです。
飼い主に見放された動物を保護し、里親探しを支援している団体やNPO法人など数多く存在していますが、ココ、「保護猫カフェかぎしっぽ」では保護された猫たちを猫カフェスタッフとして迎え、新たな里親との出会いの場を提供。
カフェとして気軽に通ってニャンコと暮らす楽しさを知ってもらいたい。
そしてニャンコの魅力を知ってもらう機会をもっと身近にって事で2015年11月にオープンした猫カフェです。

11月に開店したばかりの茨木市にある「保護猫カフェかぎしっぽ」

保護猫カフェかぎしっぽ

保護猫カフェかぎしっぽ

大阪の北に位置する茨木市にある猫カフェ「保護猫カフェかぎしっぽ」。
阪急茨木市駅から徒歩10分くらいです。
2015年11月にオープンしたばかりのこのお店。まだまだ有名ではありませんが、1月には100人ほどの人が訪れ、徐々に口コミやFacebookなどで認知度が高まっています。

現在は土日のほか、平日の夕方に来客が多いそうで、仕事帰りに疲れを癒しに来られるみたいです。

普通の猫カフェよりもたくさんふれあえる猫カフェ

保護猫カフェかぎしっぽ

ニャンコと身近に触れある可愛らしい店内。


保護猫カフェかぎしっぽ

いたいた!ニャンコちゃ〜ん。


保護猫カフェかぎしっぽ

ほれほれ〜。一緒に遊びましょうねぇ〜


保護猫カフェかぎしっぽ

ほれほれ。ほれほれ


保護猫カフェかぎしっぽ

ふはぁ〜。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


保護猫カフェかぎしっぽ

と、興奮する私を冷静な目で見るニャンコ。
あ〜これこれ、この冷ややかな目線もニャンコのたまらないところなんですよね〜。

「保護猫カフェかぎしっぽ」にいる猫たちは普通の猫カフェにいる猫ちゃんたちよりも触れ合うことができます。
その理由は施設に預けられている保護猫の中から、特に人馴れしている猫ちゃんを迎え入れているからです。


保護猫カフェかぎしっぽ

通常の猫カフェでは「だっこ禁止」や「寝ている猫に触るの禁止」などの決まりがありますが、ここではそこまで厳しいものはありません。
「普通の猫カフェではなく、里親を探しも行っているので、直接触れ合って相性を確かめてほしい」と山中さんはお話されていました。


保護猫カフェかぎしっぽ

ただ、やっぱり里親が見つかって引き取られていくときは寂しい気持ちもあるそうです。
子供のように一緒にいた猫ちゃんがいなくなるとやっぱりそう感じますよね。

「保護猫カフェかぎしっぽ」で働くスタッフ猫ちゃんを紹介!

保護猫カフェかぎしっぽ

ここからは「保護猫カフェかぎしっぽ」にいる猫ちゃんを紹介します。
随時里親募集中ですが、里親の決まっている猫ちゃんもいますので、詳しくは店頭へ。
最初の写真は「くるみくん」。寝ているところを起こしてしまったので不機嫌そうでした。


保護猫カフェかぎしっぽ

こちらは「かりんくん」。どっしりと構えていますが、意外に怖がりでした。


保護猫カフェかぎしっぽ

元気に動き回っていたのは「さくらちゃん」。男の子っぽいですが、女の子でした。


保護猫カフェかぎしっぽ

ほっそりとした黒猫の「ノワールちゃん」。体が少し大きいのでボス気取りらしいです。


保護猫カフェかぎしっぽ

器用にペーパーボックスの上に乗っていた「栞ちゃん」。おとなしい子でした。
この他にもさまざまな可愛い保護猫ちゃんがみなさんをお待ちしています!

オープンのきっかけは病気の時にささえてくれた猫との出会い

保護猫カフェかぎしっぽ

オープンのきっかけはオーナーの山中さんが病気療養中に隣にいた1匹の捨て猫の存在でした。
もともと山中さんは猫が大好きだったそうなのですが、病気で寝込んでいるときに拾ってきた黒猫がそばにいてくれたとのこと。


保護猫カフェかぎしっぽ

自身の持病のため、新しい猫を飼っても長くは付き合えないと思い、猫に囲まれた仕事をしながら何か手助けになるような仕事を考えました。
その結果、今のような保護猫の里親を探す猫カフェを経営しようと決断されたそうです。

「たくさんの保護猫の里親を探す活動の支援をしていきたい」と話す店主の山中さん

保護猫カフェかぎしっぽ

今後の展望をお伺いすると「今は自分が生活するだけで精一杯なので、安定させることが優先」とお話された上で、「保護猫の紹介だけでなく、売り上げから寄付などをして保護団体を支援する活動もしたい」とのこと。
まだまだ野良猫がたくさん生息しているので、きちんと保護して安全な場所で生活できるようになるといいですね。

保護猫という境遇を生み出さないことも重要

保護猫カフェかぎしっぽ

https://jspca.or.jp/joseikin.html

最近では公益財団法人日本動物愛護協会で、「犬猫の殺処分低減活動」として全国を対象に犬猫の不妊去勢手術費用の一部を助成する動きもあり、時代の流れ的にも野良をそのままにしない、といった姿勢が出てきているようにも感じます。
こうした活動は非常に大切ですが、元はと言えば人間のエゴで捨て猫や野良猫になってしまったと言っても過言ではありません。
ですから、猫を飼う場合も保護猫を迎える場合も「絶対に最後まで責任を持って飼う」という気持ちを忘れないようにしたいものです。

保護猫カフェかぎしっぽ

万が一どうしても飼えない境遇になってしまった場合も、捨ててしまうのではなく保護猫活動を行う団体などに相談してみてください。
飼う場所がなくなってしまった場合などであれば、餌代や治療費などを負担することで預かってもらえることもありますので、安易に手放さず出来る限りの手を尽くして、家族の一員である猫ちゃんを大切にするようにしましょう。

保護猫カフェかぎしっぽ
住所:大阪府茨木市竹橋町8-12 竹橋ビル103号
電話番号:072-646-8251
営業時間:(平日)11:30~20:00/(土日祝)10:30~20:00
定休日:火曜日
http://ameblo.jp/kagi-shippo-hogo/

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