ご当地お雑煮をお取り寄せ!各地の味を食べ比べしてみた
2016.12.27
チャレンジ

お雑煮の味って味噌?おすまし?多すぎて複雑!
よくお雑煮の味が地域によって白味噌とか普通の味噌と別れていると聞きます。
それだけでなく、味噌以外にもおすましに入れたり、オリジナルのつゆを使うとか聞く人によってバラバラ。
というかお雑煮の話なんてわざわざしないので、「自分の家はこれだから普通」って思ってましたし、テレビを見て「うちはおかしいから味噌にして!」と言う人はいないでしょう。
こだわったことはなかったけど、一度味について考えてみたら面白そう。
スタッフ食べ方レシピ比較
とりあえずスタッフの食べ方を聞いてみると
・万太郎
「牛乳、コンソメ、シュレットチーズ、めんつゆで作る自家製洋風お雑煮でっす!」
・かんくろう
「朝はおすまし、夜は白味噌の味噌汁にお餅をいれて、2種類の味を楽しんでます。」
・シド
「白味噌で作った豚汁の具材を細かくしたようなものにお餅を入れるよ。」
・ヤブ
「白味噌ベースの味噌汁に里芋と大根の輪切りをゴロッと入れてからお餅を入れます。」
・あすらん
「永谷園のお吸い物にお餅をドボンです。ちなみに実家ではお雑煮もおせちも食べません。毎年カレーです。」
白味噌派が多いですが、具材はそれぞれ異なります。
(約一名文化も何も感じられない人もいますが。)
同じ関西でもこれだけアレンジが違うんですね。
これぞ家庭の味!
お取り寄せで各地方のお雑煮を試食
お取り寄せでもお雑煮ってあるんですね。
お雑煮の食べ比べセットはこの時期になるとすでに売り切れ、もしくは年末にまとめて発送なのですぐに入手できません。
しかし「全国ご当地雑煮食べ比べセット」では通常販売していたのでこちらから購入。すぐに届きました。
中身は「岩手、東京、京都、鳥取、博多」の5種類の味が入っており、お餅は焼くかレンジで調理し、ダシはレトルトを湯煎してできるインスタントお雑煮といったところ。
箱の中身は基本的にレトルト+お餅。
東日本は角餅、西日本は丸餅とちゃんと別れています。
地域によってはトッピングが別で付いているので、結構凝っています。
実際に作ってみた。
岩手:醤油ベースのお雑煮のお餅をくるみ砂糖という甘いタレに付けて食べるスタイル
東京:みりんと醤油のオーソドックスなお雑煮
京都:白味噌ベースに京野菜とお餅を入れたもの
鳥取:あずき雑煮という名前ですがこれは…
博多:あっさりなおすましにぶりが入ってる。ぶりだけ別のレトルト袋に入っていたというこだわり
こんな感じ。では実食!
「東京は味が濃いな」
「やっぱ京都の白味噌はうまい」
「鳥取は完全にぜんざいですやん!」
「岩手は甘じょっぱいのが好きならいける」
「博多のぶりはちょっと生臭いかも」
とさまざまな意見が出ましたが、一番好評だったのは京都。
いや、まぁそうでしょう。地元ですもん。
京都以外だと東京と岩手が人気。
塩気が強い感じもしましたが、お餅にはよく合う感じだったので「追い餅(追加でお餅を入れる)したい」という声が多かったです。
博多は豪快に入ったぶりの切り身が仇となったようですが、本場でできたてを食べればもっとおいしいかも。
鳥取はぜんざいです。別ジャンルなのでデザート感覚で食べちゃった。
狭い日本でもこんなに食文化が違うのか
今回は5種類食べましたが、どれもまったく違う食べ物と言っても過言ではないでしょう。
一口にお雑煮といってもこんなに違うんですね。
例えるならラーメンやパスタと同じ。味噌ラーメンと豚骨ラーメンは全然違うし、ナポリタンとペペロンチーノも全く違う。
こうした日本独自の文化で、しかも地方によって違うとなれば外国の方にもウケそうです。
お雑煮のグローバル展開も考えさせられる試食会でした!