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Columnコラム

WEBマーケティング

2015.01.13

北米におけるB2Bマーケティング担当者が活用するソーシャルプラットフォームとは調査結果

北米におけるB2Bマーケティング担当者が活用するソーシャルプラットフォームとは調査結果

北米のコンテンツマーケティング研究所MarketingProfsによって作成されたB2Bマーケティング担当者へのアンケート結果の中で日本のソーシャル事情と全く違うアンケート結果をご紹介します。
このアンケートは昨年2014年の夏にB2Bマーケティング担当者1820人の回答からの結果です。

B2Bコンテンツマーケティングのために使用しているソーシャルメディアプラットフォームは

SNS調査

LinkedInがトップ。これは日本国内と随分状況が違います。
全世界に3億人以上のユーザーがいるLinkedInですが日本国内では中々火が付かず登録者はわずか100万人程度です。
ビジネスに特化したSNSとして世界ではTwitter(登録者数2億3000万人)以上に人気があり、ビジネス関係の構築に活用されています。
B2Bマーケティングを行うのに最も適したプラットフォームと言えるでしょう。



効果を感じるB2Bソーシャルメディアプラットフォームは?

SNS調査

トップのLinkedInは変わりませんね。
ですがFaceBookが大きくランクダウンしています。
海外ではFaceBookはプライベートな繋がりが主流なSNSとして、LinkedInとの棲み分けが出来ています。
B2BマーケティングでLinkedInの効果に比べればFaceBookが効果的でないと感じるのも理解できます。

リンクトインのコンテンツはグーグルのページランクに繁栄され、SEOにも効果があり、BtoBを中心としたターゲティング広告を出すことができるため、問い合わせをもらう確率がフェイスブックに比べて277%も高かったという調査もあります。
残念ながら日本国内においてLinkedInのようなプラットフォームは人気がなく、ビジネス向けのソーシャルプラットフォームの選択肢がない状況です。
世界的に活用されているSNSにも関わらず先進国の日本でこれほど日常的でないプラットフォームになっていると言う事はかなり独特なお国柄と言う事でしょう。
2014年11月にFaceBookがビジネス特化したSNSとして法人向けのサービス「Facebook at work」の開発を行っているとニュースで話題になりました。
LinkdeInの市場に参入するのではと噂されいます。日本国内ではこちらの方が定着する可能性があるかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか。日本国内ではB2Bサービスでのソーシャル活用に具体的なイメージが湧かないという話を良く聞きます。
それはビジネス向けのソーシャルプラットフォームが根付いていないという現実。
私たち日本人がソーシャル内での仕事のコミュニケーションを積極的に行っていない(IT系はそうでもないでしょうが)という事情だと思います。
ソーシャル内でビジネスパートナーを見つけダイレクトに話しかけるほどカジュアルなビジネスネットワークの構築に不慣れであると同時に必要性を感じていないと言う事でしょう。
国内ではコンテンツマーケティングと連動させ、インバウンド(顧客に見つけてもらう)のためにソーシャルを活用すると言った使い方がB2Bではオーソドックスです。
どちらかというとB2C的な沢山のオーディエンスに向けたソーシャル活用ですね。
しかしコンテンツマーケティングにまだ着手していない企業も多く、こちらのソーシャル活用もイメージが湧きにくいのだと思います。
私の周りでもソーシャルネットワーク上で困っている人を見つけて積極的にアプローチをかけているといった方もいますし、
今後は日本でもソーシャルネットワークでビジネスコネクションを作る時代へと遅ればせながらシフトしていく事でしょう。


参考:http://contentmarketinginstitute.com/wp-content/uploads/2014/10/2015_B2B_Research.pdf

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