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Columnコラム

WEBマーケティング

2015.10.27

コンテンツをかき集めた「コンテンツマーケテイング」からブランドメッセージとしての「コンテンツブランド」へ移行すべき。

コンテンツをかき集めた「コンテンツマーケテイング」からブランドメッセージとしての「コンテンツブランド」へ移行すべき。

今月のWEBデザイニングにContent Marketing World2015の現地参加レポートが掲載されていました。
なにやらコンテンツマーケティングの大御所Joe Pulizzi氏が2016年はコンテンツブランドの年になると言ったそうで、
この言葉に私たちの目指すコンテンツマーケティングに共感することがあったので勢いよく思う事を書いてみました。

どのようなコンテンツが蓄積されているかでブランディングをする時代に突入する。

IT界隈ではコンテンツマーケティングの激戦地です。
ともかく更新頻度を上げ、コンテンツを量産することでSEO強化、アクセスアップを目指す企業が多い中。
これからはいかにしてブランドを向上させるコンテンツをどれだけ蓄積出来るかが勝敗を決めるのだと感じます。
そのためには単なる情報発信から、その企業らしさを感じる情報提示が必要。
このらしさをどのようにコンテンツに反映していくかがカギです。

コンテンツはマーケティングからブランディングに移行していく。

今はまだ、コンテンツを量産しますってサービスに需要が高まっていますが、早い時期にコンテンツの質で勝負が付く時代に突入することでしょう。
要するにコンテンツの頻繁な配信は必須。そのコンテンツでいかにブランディングが出来るかがカギ。
現状ではまずは「認知」というフェーズのコンテンツマーケティングから、「認知」+「共感する」+「支持する」という関係性を作るコンテンツブランディングにいずれ移行します。
もはや単なる広報や宣伝といった情報発信の枠を超えて、支持する、支持しないまで、コンテンツで判断される社会。
担当者としては責任重大ですよ。
これはかなり上位権限を持った人がハンドリングしないとと思います。

同じような情報が沢山ある時代にどのようにオリジナリティを保っていくのか。

同じ業界でコンテンツマーケティングをしているとコンテンツがかぶる事なんてざらですよね。
っていうか昨年も同じようなコンテンツを作ってなかったかなぁと自社サイト内でもかぶるほど。
今、それほどまでにコンテンツ量が多いです。
個人ブロガーもいますしね。
どのように個性を出すかは悩みの種ですが、ひとつはキャラクターづくりが重要だと考えます。
これって別にイラストでキャラクターを作るとかそういう意味ではないですよ!
いくつかコンテンツを読んでみて、その企業のキャラクターが見えてくるのが理想です。
他にも差別化するものはロケーションなんてのもありですね。
「下町で世界一を目指す真面目な工場」とか「温泉地にある会計事務所」とかね。
ロケーションを活かしたコンテンツなら差別化が出来そうです。

メディア化と言う言葉を履き違えてはならない。

単純にアクセスを稼ぐためにメディア化をするのではないのです。
面白可笑しいコンテンツを作って反響を得たとした場合、そのコンテンツのイメージがあなた方の企業文化だと当然思う事でしょうし、中身のないコンテンツであれば、中身のない企業だと思われる。
コンテンツマーケティングによりアクセス数が伸びているので、社会から支持されているように一見思いがちです。
他にはない自分たちのメディアらしさを作らなければ、あなたの会社はあなたの望むの世間的イメージと乖離していく事でしょう。
こんなことを言ったら担当者はコンテンツづくりに足をすくめるかもしれませんが。
例えばリピート率や直帰率などでコンテンツがマーケティングやブランディングに寄与しているかの指標を計測する事は難しい。
極端な話、面白くコンテンツを読んではいるが、その企業と取引をすることは避けたいと思っている人もいるかもしれない。
I.M.Dでは実際のユーザーの感想を大切にしていますが、直接意見を聞いてもいいことしか言えないと思うので、人づてに聞こえてくる感想を大切にしています。
今I.M.Dでは本当のコンテンツの反響をどのように計測すればいいかを模索中です。

結局のところメッセージを伝えたいという熱い想いなのでは。

コンテンツブランディングって根本的にはその企業がどのような社会を目指しているのかというメッセージが込められたコンテンツづくりなんですね。
こんな社会を目指しているからこのサービスをお客様にもっと提供をしたい。
またはこんな商品が社会にあればいいと思って作りましたよ。
みたいなメッセージってどこの企業でもあるはずなんです。
自分たちの言葉でそれを配信する事がコンテンツブランディングなのでしょうね。


重要なのは。

■熱く伝えたいメッセージとは
■世間からどんなイメージを持ってもらいたいか

最後に私たちのコンテンツ運用方針を紹介します。

1.私たちが得た経験を私たちの言葉でお客様に伝える。
(私たちが得た技術、私たちが行った結果検証、お客様での事例など、このような事がありました。こんな事が出来ましたなど)


2.業界内で広く流布された情報で、私たちのお客様にまだ伝わっていない情報は私たちの言葉で伝える。
(今、業界ではこんなトレンドがあります。こんな事が起こっていますよ)


3.私たちが考える事、思っている事を私たちの言葉でお客様に伝える。
(いずれこんな時代が来るでしょう。こんな社会を目指しています。)


4.私たちが共感するモノや考え、活動について私たちの言葉でお客様に伝える。
(こんな活動いいよね。こんな暮らしを応援したい。)



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