WEBマーケティング
2015.03.16
オウンドメディア成功のカギはページを作成するのではなく、コンテンツを創るという事
コンテンツマーケティングやブログコンテンツの増加により、処理しきれないほどの情報が毎日ネット上に投稿されます。
情報汚染とも言われるこのような情報過多の時代において、いかにユーザーの目を引き付けるかがとても重要です。
このコンテンツは見る価値があると思ってもらえるようにするためにはどのような考え方が必要かをご紹介いたします。
Contents
売り込むのではなく、役立つ情報を提供する。セールストークではなく、レクチャートークを!
世の中に好んで売り込みをされたいと思う人はいないでしょう。
反対に、営業側は販売を促進するというミッションがあり、売りたいと思う気持ちが強くあります。
ですから、商品やサービスが如何に素晴らしいかを力説するコンテンツが生まれます。
そして前に戻って、世の中には好んで売り込みをされたいと思う人はいないので、そのコンテンツは全く反響がないという結果となります。
では製品PRやサービスPR以外に何をPRしろと言うのだろうか。
そこに必要なのは情報としてのコンテンツの価値です。
今や商品やサービスの素晴らしさを伝えるだけでモノは売れませんし、一方的な製品PRコンテンツだけでは反響は得られません。
価値のある役立つコンテンツとは
下記のようなコンテンツが価値のあるコンテンツです。
- ●新たな知識を得る事が出来るか?(学習・学び)
- ●社会に対しての考え方や解釈はあるか(知見を広める)
- ●今、必要な情報であるか(社会トレンドとの親和性・時事性)
- ●誰かに伝えたくなる情報であるか(シェアしたくなる)
- ●感情を刺激する要素があるか(面白い・感動的・驚き・和む)
ではどのようなメッセージを込めるべきか
- ●なぜ、今その商品やサービスが社会に必要なのか
- ●その商品やサービスを利用することでどのような変化をもたらすのか
- ●その商品やサービスは市場からどのように受け止められているのか
- ●今後、その商品やサービスはどのような社会発展を遂げていくのか
具体的には下記のようなコンテンツには上記のメッセージが自然と含まれるのではないでしょうか
- ●商品の開発背景
- ●生産者の想い
- ●商品やサービスを使ったスタイルの提案
- ●利用者へのインタビュー
「企業が伝えたいこと」と「ユーザーが知りたいこと」のギャップを埋める
コンテンツマーケティングで重要な事は丁寧な説明と細やかな情報提供です。
ユーザーの心理状況に合わせてその受けとなるコンテンツをどこまで充実させる事が出来るかがカギになります。
下記の図のようにユーザーを最終目的地までの道のりに対し、段階的なアプローチを設け、説明をする順序が大切です。
そしてユーザーの「購入スイッチ」は様々です。様々なコンテンツを用意することで常に誰かの「購入スイッチ」を刺激する。
そのような仕組み作りがオウンドメディアを進める上で大切な事だと思います。