チャレンジ
2018.10.16
Adobe Stockのコントリビューターになって実際に写真を売った話。
世の中副業ブームですよね。
アフェリエイトやブログ、メルカリ転売、WEBライターなど、副収入を得る事が出来る仕事は数々ありますが、今回チャレンジしたいのは写真のライセンス販売で副収入を得ることが出来るのかという実験。
具体的にAdobe Stockのコントリビューターに登録して実際に写真を売ってみるという話です。
Contents
いきなり結論から。いったいいくらで売れたのか!
とりあえずお試しとして30点ほど写真を登録してから約一ヶ月が経ち、やっぱりそうそう売れるもんではないんだろうな。なんて思っていた矢先の事でした。
なんと私の写真が売れたのです。
120円で。
やはり世界は広かった。非常にニッチな需要もあるもんです。
でもこれって10枚販売して1200円。
100枚販売してようやく12,000円って事。
副業の収入として考えるにはかなりハードルが高いことが分かった。
そもそも写真が趣味の人のちょっとしたお遊び程度に考えたほうが良いのかも。
コントリビューターの登録は簡単だけど、写真の審査が厳しいかも
とりあえず30点ほど登録した後、売れたことに気を良くしたので新たに30点ほど追加で登録をしてみました。
その中でいくつか不採用があったのでどんな理由で不採用になるのか紹介したいと思います。
不採用理由:知的財産権の侵害
これは吊り橋を撮影した写真なのですが、対岸にあるお土産物屋の建物が知的財産権の侵害にあたるのだと思います。
電車を撮影した写真も知的財産権の侵害として不採用になりました。
不採用理由:アーチファクトの問題
アーチファクトの問題とは、画像にノイズが多いので不採用となったという事。
キヤノン EOS 7D(1800万画素)にて望遠レンズで撮影した写真なのですが、なかなか厳しい。
不採用理由:露出の問題
露出過多または露出不足の場合も不採用となります。
この画像の場合は手前の水が白くとんでいるので露出過多なのでしょう。
同じような写真を何枚も登録すると、類似の画像が提出済みで不採用というケースもあります。
あまり目立った建造物がなく、かつ人が写り込んでいない高画像写真を撮影するとなると、なかなかにハードルが高い。
そうすると私のように自然写真ばっかりになるのかも知れません。
アメリカ政府の IRS(国税庁)の源泉徴収がちょっと面倒!
Adobe Stockのコンテンツのライセンス販売は、米国の税制に基づいて処理をしないといけないという事で、何やら書類の提出をしなければお金が入ってこない。
フォームにて、サインやら住所やらを入力するだけなのですが、英語で書かれているため少々面倒。
果たしてちゃんと項目通りに正しく記載出来たのか疑問なのだが、とにかく承認されたとの事で何とか無事に処理を終えました。
支払いリクエストが7500円以上という高い壁
写真を1点売って120円なのに、7500円以上じゃないとお金が支払われないわけだ。
ようするに要するに60枚以上売らないと現金として手に入らない。
うーんこれはかなりハードだ。
圧倒的な物量を定期的に投稿していかないことにはそうそう達成するような額ではないと思うのだけど。
みんなどれほどの写真をアップしているのだろうか。
Adobe StockのコントリビューターになるとCreative Cloudのライセンスが無料になるキャンペーンがある
https://stock.adobelanding.com/jp/contributor-giveaway/
Adobe Stockのコントリビューターとして活躍すれば抽選で2万名様にCreative Cloudのフォトプランが一年間無料で使えるというキャンペーンをしているのだが、その応募資格もなかなかハードである。
キャンペーン期間中(2018年の1年間)で300点を超える写真、ベクター、イラスト作品が審査を通過する、またはそれらのアセット販売で75,000円のロイヤリティー収入を得た方が対象との事。
Adobeがこのような条件を出すという事はそれなりに条件をクリアしている母集団が存在するという事。
そう考えるならば、趣味の延長上としてチャレンジしてみたいと思ったりもする。
っていうか、そうやってコントリビューターのモチベーションを上げるための罠なのかも・・・
まとめ
正直、売れるのかどうのか疑心暗鬼でした。
やるだけ無駄じゃないのとも思っていました。
しかし、何事もやってみないと分からないという教訓を改めて実感した次第です。
コントリビューターへの登録、画像の投稿、源泉徴収の承認とこれまでにかけた時間で得たのがたったの120円とは全然割に合わないわけですが、年間通じて3000枚以上の写真を撮影する私にとって、今後、是非攻略してみたいと思うAdobe Stockなのであります。
みなさんもぜひチャレンジしてみてくださいな。
何事もやってみないと分からないですからね。