WEBサイト制作
2018.09.13
ドメインパワーの評価で有名なMOZの解析画面が生まれ変わった
無料でも利用が可能なSEOツールを提供しているMOZ。
この度、そのSEOツールがバージョンアップし、非常に見やすくなっている上に、非常に参考になるという機能が実装されていたので紹介したいと思います。
Open Site ExplorerがLink Explorerと統合
https://analytics.moz.com/pro/link-explorer/home
ドメインパワーを調べるMOZのツール「Open Site Explorer」が「Link Explorer」と統合をされて、インターフェイスも随分と見やすくなりました。
ちなみに弊社のサイトのドメインパワーは「30」です。
生まれ変わったLink Explorerの機能としては
■Overview
(概要)
■Inbound Links
(被リンク先の確認)
■Linking Domains
(参照ドメイン)
■Anchor Text
(被リンクテキスト)
■Top Pages
(被リンクをされているページ)
■Discovered and Lost
(新たに発見された被リンクと失った被リンク)
■Compare Link Profiles
(被リンクの種類の比較)
■Spam Score
(被リンク先のスパムスコア)
■Link Intersect
(他のサイトと共通する被リンクの比較)
■Link Tracking Lists
(リンクの追跡)
の検証が可能。
被リンク先のスパムスコアが分かりやすくなった
相互リンクを目的としたサイトからの被リンクや自動で生成された怪しげなサイトからの被リンクなど、質の悪い被リンクが沢山あるとGoogleからペナルティを受ける可能性があります。
でも、実際にどの被リンクが質の悪い被リンクなのか。
的確に判断するのは難しいのも事実。
そんな時に役立つのが、Spam Score機能。
被リンクの質の悪さをパーセンテージで確認することが出来ます。
70%以上を超えるような被リンクは要注意なのかも知れません。
とはいえあくまでもMOZでの数値なのでGoogleの指標とは必ずも一緒ではないことにも注意。
でもある程度の目星はつけやすくなったかな。
Google+からの被リンク効果は高そう
「nofollow」タグが付かないSNSとして被リンク効果が高いと噂されているGoogle+ですが、Link ExplorerのLinking Domains機能で調べてみると、参照ドメインのトップにGoogle+が表示されています。
ドメインパワーの順番に並んでいるのでGoogleのドメインが一番ドメインパワーがあるという事。
外部への発リンク数も桁違いなので、そのドメインパワーの恩恵がどこまであるかは定かではないが。
しかしながら被リンクの質として良さそうな感じ。
当然の事だけどGoogleが自分のドメインからの被リンクを悪質な被リンクとは判断しないでしょうね。
まとめ
新しくなったMOZのLink Explorerの全ての機能を説明するとただただ、冗長な記事になるので、気になる部分のみをまとめてみました。
MOZの解析結果は一つの指標として参考になればと思います。
何度も言いますが、あくまでもMOZの指標なのでGoogleの指標ではありません。
実際にGoogleも下記のようなコメントをしています。
ドメイン・オーソリティやページ・オーソリティは、グーグルのSEOとは一切関係ない。Mozがやっていることにすぎない。 Mozの連中は本当に賢いやつばかりだから、その数値にはちゃんとした使い道があると私はわかっている。だが、グーグルではまったく使われていない。 だから、出てきた数値が困惑するようなものだったとしたら、ランキングに影響することはないから心配しなくていい。https://webtan.impress.co.jp/e/2017/07/28/26446/page/1
まだ、新しいLink Explorerを使ってないって人は一度試してみてくださいな。