スマホ写真の自動バックアップに無料で使えるクラウドフォトストレージのベストチョイスはどれだ!
2018.02.25
ITトレンド

今使っている無料のクラウドフォトストレージサービスを見直してみよう。
スマホの写真やデジカメの写真のバックアップって面倒な作業ですよね。
なので無料のクラウドフォトストレージに自動保存している方も多い。
それでも1年ほど経つと容量制限まで達してしまって、結局ファイルを整理して手動でHDDにバックアップをとるという方もいてることだろう。
スマホのカメラの性能が向上し、動画撮影主体になるとその容量はたかだか数GBでは心もとなくなってくる。
そこで今一度、無料で使えるクラウドフォトストレージの見直し、今の自分の使用環境にあったサービスを選び直すきっかけに下記情報を活用して欲しいと思います。
Googleフォト
https://www.google.com/photos/about/?hl=ja
Googleが提供しているフォトストレージサービス「Googleフォト」。
【無料でのデータ容量】無制限
【データの圧縮】
写真データ1600万画素以上、動画1080p以上は圧縮
※元データで保存したい場合は容量100GBまで(無料利用の場合)
【バックアップが可能なファイル制限】
サイズが75MBまたは100MPを超える写真。
サイズが10GBを超える動画。
【有料版】1TB 1300円/月
最近のデジカメは2000万画素以上の機種も多く、4K動画撮影ならその解像度は2160pになります。
なるべく圧縮しないで残しておきたい。
またRAWデータで残しておきたい。
そんな方は無料での利用の場合、容量制限100GBまでとなる。
データ圧縮なしで100GBの制限だと容量が足らなくなるのも時間の問題かもしれない。
iCloudフォトライブラリ
https://www.apple.com/jp/icloud/photos/
Appleが提供しているフォトストレージサービス「iCloudフォトライブラリ」。
【無料でのデータ容量】5GB
【データの圧縮】フル解像度(最適化も可能)
【バックアップが可能なファイル】
HEIF、JPEG、RAW、PNG、GIF、TIFF、HEVC、MP4をはじめ、スローモーション、タイムラプス、4K ビデオ、Live Photos など、iPhone で撮った特別なフォーマットにも対応。
【有料版】50GB 130円/月
スマホでそれほど写真や動画を撮影しない人なら5GBでも十分なのかも知れませんが、頻繁に撮影をしていると5GBでは全然たりませんよね。
50GBで月額130円ならば、先程紹介しましたGoogleフォトの100GBまで無料の方がおトク。
Microsoft OneDrive
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc/onedrive/guide02.aspx
Microsoftが提供しているストレージサービス「OneDrive」。
【無料でのデータ容量】5GB
【データの圧縮】フル解像度
【有料版】50GB 249円/月
Office 365に契約している場合は1TBまで利用可。
Office 365の契約をしている方であれば1TBまで利用でき、スマホで撮影した写真も自動バックアップが可能なので選択肢としては申し分ないスペックだと思います。
ですが、Office 365に契約をしていない無料ユーザーとして利用するならはやりGoogleフォトの100GBの方がおトク。
Amazonプライムフォト
https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=5262648051
Amazonが提供しているフォトストレージサービス「Amazonプライムフォト」。
【プライム会員限定データ容量】無制限
【データの圧縮】フル解像度
【Amazonプライム会員】3900円/年
すでにAmazonプライム会員の方であればAmazonプライムフォトが一番魅力的なサービスだと思う。
RAWデータなどの容量が大きいファイルをバックアップをする方なら圧縮なしの無制限というプランは魅力的。
そうなるともうAmazonプライムフォト一択という事になりそう。
まとめ
私の中ではフォトストレージのベストチョイスはAmazonプライムフォトが一番おトクという結果に。
Googleフォトは実質無料で容量無制限ですが、データの圧縮がネックです。
せっかく良いカメラで撮影したのに圧縮されるともったいないですものね。
Amazonプライム会員であれば無料で容量無制限、かつデータ圧縮のないAmazonプライムフォトを使わないともったいない。
ただ、これまでMicrosoftのOneDriveがOffice 365への登録ユーザーに提供してきた容量無制限プランを廃止したり、Amazonも無料の容量無制限プランを廃止した経緯もあるので、もしかしたらAmazonプライム会員であっても容量無制限の廃止って事も。
なきゃいいのですけどね。