BingWebマスターツールの使い方と便利な機能
2018.02.24
WEBサイト制作

目次
なぜBingWebマスターツールへの登録が必要なのか
https://www.bing.com/toolbox/webmaster/
BingWebマスターツールはマイクロソフトの検索エンジンBingにサイトをインデックスさせるためのツールです。
主にGoogleを利用しているからBingなんてわざわざ登録しないくても・・・
なんて思っている方。
いやいやiPhoneの音声アシスタントsiriやGoogle以外のスマートスピーカーの検索エンジンはBingなんですよね
これから益々増えるであろうBingからの自然検索対策のためにもBingWebマスターツールへの登録をしておきましよう。
登録はマイクロソフトアカウントがあれば登録が出来ます。
アカウントが無い場合は新規作成で。
BingWebマスターツールへのサイトの登録の仕方
まずはサイトの登録を行います。
ログインすると左上部に【サイトの追加】という項目がありますので、登録したいサイトのURLを入力し、「追加」ボタンをクリックします。
続いて【サイトマップの追加】という項目に、www.◯◯◯◯◯.com/sitemap.xmlと入力します。
◯◯◯◯◯部分には自分のサイトのURL。
最後に/sitemap.xmlを追加して入力。
このサイトでトラフィックが最も多いローカル時刻はいつですか?という項目は「全日(既定)」のままでOKです。
次にサイトの所有権の認証を行います。認証方法は下記の3種類。
オプション1はBingSiteAuth.xmlをダウンロードし、そのxmlファイルをWebサーバ上にアップロードして認証する方法。
オプション2は専用のmetaタグをindex.htmlにコピーして認証する方法。
オプション3はドメイン設定でDNSサーバにCNAMEレコードを追記する方法。
オプション1かオプション2がスタンダードな認証法です。
登録が無事に完了するとだダッシュボードが表示されます。
ページトラフィックレポート
ページトラフィックレポートでは自然検索で最も見られたページのランキングが分かります。
●クリック数
クリック数は自然検索でクリックされた回数。
●表示回数
表示回数は検索画面に表示された回数。
●クリックスルー率
クリックスルー率は自然検索で表示された回数のうち、何%がクリックに至ったのかという数字。
この数字が低すぎると、ユーザーの検索ニーズとコンテンツの内容、もしくはタイトルがマッチしていないという指標となります。
●クリック数平均順位
自然検索でページへのリンクがクリックされた時の検索表示順位。
●表示回数平均順位
こちらは検索画面での平均表示順位。
ページのモバイル対応度
ページのモバイル対応度ではホームページがモバイルに対応しているのかどうかBingがどのように認識しているかチェックが出来ます。
インデックスエクスプローラー
インデックスエクスプローラーはBingがあなたのホームページの構造をどのように理解していのかが分かります。
マルウェア感染ファイルまで見つけてくれるみたいです。
キーワード検索
キーワード検索はどのようなキーワードでホームページに訪れたのかが分かります。
各、数値の説明はページトラフィックレポートで説明した内容と同じです。
SEOレポート
SEOレポートではホームページの内部構造として検索エンジンが好まない箇所を指摘し、修正候補をリスト化する機能。
SEO的に重要であるものは【高】それほどのものは【低】表示され、修正の優先順位が分かります。
インバウンドリンク
被リンクの数が分かるレポートです。
日別のグラフでBingが毎日どれだけの数の被リンクを認識しているかチェックすること出来ます。
クロール情報
Bingが検知したクロールの問題に関する情報です。
Bingがコンテンツにアクセスする際に問題が発生している場所や、サイトに潜在的な問題があるかどうかが分かります。
モバイルフレンドリテスト
Googleと同じく、Bingにもモバイルフレンドリテストが可能です。
弊社サイトでテストしてみましたが、Googleのモバイルフレンドリテストではリンクボタンが小さくクリックしにくいと指摘された部分がBingの方では
「リンクとタップ ターゲットが十分な大きさで、タッチしやすくなっています」との解答。
評価基準が違うんでしょうね。
キーワード調査
キーワード調査が出来るのが非常に便利ですね。
ブログ記事作成やコンテンツマーケティングなど、ネタの候補は検索キーワードの需要で決める事も多いですから。
調べたい検索キーワードを入力すると検索ボリューム数とキーワードトレンドグラフが表示されます。
SEOアナライザー
URLを入力するとSEOの改善ポイントを指摘してくれます。
先程のSEOレポートと何が違うのか?
SEOアナライザーはBingWebマスターツールに登録していないサイトでもURLを入力すればSEOの改善ポイントが分かる事
また、サイト全体でのSEO改善ポイントではなく、入力したURLのページのみの解析。
まとめ
GoogleサーチコンソールやAnalyticsと比べるとなんだかBingWebマスターツールは見やすい印象があります。
また、SEO対策に関するアドバイスもあり、検索キーワードのニーズ調査もありと、ただBingに更新情報をいち早くインデックスさせるというだけのものではなく、ある意味しっかりとWebマスターをサポートしようという考え方なのでしょう。
登録がまだの方、早速登録してみましょう。