WEBマーケティング
2017.09.28
SNSを積極的に活用している企業はどんな効果を実感しているのか
自社のPRにSNSを積極的に活用する企業が増える中、まだまだ、本当に効果があるの?やる意味あるの?って疑心暗鬼の方も多い。
そしてSNSを始めるにあたり、アドバイスをして欲しいといったご相談も最近も増えています。
そこで、2016年版中小企業白書に「自社ホームーページ・ソーシャルメディアサービスによる効果」というアンケートデータがありましたのでご紹介します。
SNSをしている企業はどのような効果を実感しているのかひもといてみましょう。
ホームページの活用とはまた違った効果を実感しているみたい。
まずどのような効果項目があるのかというと・・・
■営業力・販売力の強化
■売上の拡大
■顧客満足度の向上・新規顧客・新市場開拓
■従業員の意欲・能力向上
■社内の情報活用の活発化
■製品・サービスの高付加価値化
■企業間連携の促進
■ノウハウ等の明示化・共有化
■利益率・生産性の向上
■コスト削減
■業務プロセス合理化・意思決定の迅速化
■リスク対応・セキュリティ対策
■在庫圧縮・省材料化
■実施したが期待した効果が得られなかった
以上の14項目。
そしてホームページとSNSで感じる効果の違いを表したグラフが下記です。
アンケート結果を考察してみる。
●営業力・販売力の強化はSNSよりもホームページの方が効果を実感している。
引き合いやお問い合せはホームページで行い、それを補う形でホームページへ誘導するためにSNSを活用するというのが定番のSNSの使い方。
多分このアンケートに応えている企業もそのような活用をしていると思われます。
ですからSNSの貢献度が3割ぐらいかなという統計データは想像通りです。
●SNSの活用で社内の情報活用の活性化されたと実感している
SNSはホームページを更新するよりも手軽に情報配信ができることからホームページよりも情報更新頻度が高くなる。
なので、ホームページよりもSNSの方が情報活用の活性化を実感しやすのだと思います。
●SNSでは「業務プロセス合理化・意思決定の迅速化」「コスト削減」「利益率・生産性の向上」など幅広く効果を実感している。
このアンケート調査で一番注目したのが実感している効果がさまざまだということ。
FacebookなのかtwitterなのかyoutubeなのかSNSによって特性が違うのでごちゃまぜの回答から紐解くのは難しい。
また、単に投稿だけをしているのか、もしくはメッセージのやり取りもしているのかで活用効果は違う。
最近ではFacebookのコミュニティ機能を使って気軽に質問をするユーザーも増えてきた。
今後のはSNSはカスタマーサポートの役割も担いつつある。
すでにそのような活用をしている企業であればコスト削減や業務プロセスの合理化を実感するのかもしれない。
まとめ
SNSで企業アカウントを運用する上で困ることがネタ集め。
担当者がネタ探しで翻弄する前に、しっかり情報が集まる仕組みづくりをしておきましょう。
また、SNSは何かと投稿をしていると思わぬ使い道や活用法を発見することも多く、意外な広がり方や繋がり方を経験します。
まずはいろいろと投稿してみて反応を伺ってみましょう。