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Columnコラム

WEBマーケティング

2016.09.15

オウンドメディアやコンテンツ・マーケティングでお問い合わせを増やすにはコンテンツの「流通」と「品質」のバランスが重要。

オウンドメディアやコンテンツ・マーケティングでお問い合わせを増やすにはコンテンツの「流通」と「品質」のバランスが重要。

みなさん、コンテンツ記事のネタでお悩みの毎日かと思いますが、真面目過ぎではないでしょうか?
良いこと書いてあるのに残念だなと思う記事を発見することも多いのでちょっと私がコンテンツを編集するにあたり、意識をしたほうが良いよって事をまとめたいと思います。

コンテンツの流通とは

まず考えるべきなのは「見てもらうためにはどうすれば良いのか」と言うこと。
WEBサイトやコンテンツの品質が良いからって閲覧者が増えるって訳ではないですよね。
また狙ったキーワードで検索順位が1位だからって引き合いやお問い合わせ数って意外に拡大しないもんです。
なので需要を喚起する必要がありますが、ではどうすればよいのか。

流通するコンテンツを作らずにSEO対策ばかり考えていないか

今の時代、コンテンツファーストです。
流通するコンテンツを作らずに単なるSEO対策ばかりでは問い合わせ増は難しい時代。
SEO対策にはブラックハットSEOとホワイトハットSEOと呼ばれるものがありますが、ブラックハットSEOとは無意味な被リンクを増やす事でGoogle1の評価を誤魔化かすこと。
または低品質なコンテンツを増産して検索順位を上げるというものです。

例えば
■ユーザーには何の意味のないリンク集
■インデックス数を増やすだけのまとめサイトのような安易なコンテンツ
■SEO対策を目的とした悪質な被リンク集め
■インデックス数を稼ぐためだけの文字数の少ないページ


などなど。
このようなサイトは度重なるGoogleアルゴリズムのアップデートで駆除されようとしています。

小手先のSEO対策に走らず、しっかりとしたコンテンツを量産すること

見出しの通りなんですがこれが一番参入障壁が高い。
誰が【コンテンツを作るのかって事】
クラウドソーシングとかを使えばそれなりにコンテンツを増産することは可能ですが、流通の面でも品質の面でも不安がある。

・キーワードを沢山盛り込んだ文字数を稼ぐだけの記事になっていないか。
・何も得るものがない一般常識的な記事になっていないか。
・平凡な感想を書き綴った記事になっていなか。

上記のような記事が広く流通するはずないですよね。

この手のサービスを使ってみて思うことは何処にでもある同じようなコンテンツが量産され、他のサイトとの差別化がされないということ。
いわゆる流通せずに埋もれてしまう。

例えばGoogleはユーザーが検索を終えた記事を把握することが可能です。
それはその記事がユーザーの検索需要を満たしたと解釈することが可能ですし、その記事の閲覧後、検索キーワードをより具体的にしたなどの行動履歴をビッグデータとして活用することで記事の品質スコアを計測することも出来そうです。
今現在、このようなアルゴリズムが検索順位表示に活用されてはいないようですが、遅かれ早かれいずれはって思います。

・Googleの検索アルゴリズムを理解し、上手く活用すること
・検索需要の多いテーマを記事の演出に活用すること
・記事の文字数は1000文字以上を目標にすること
・h1、h2、h3などHTMLの構造をしっかりと理解すること
・ドメイン力を上げるためにあえてポップな記事も書くこと

以上のことの踏まえて、コンテンツを作成する必要があります。

流通するコンテンツをブロガーから学ぶべし

ブロガーが作成する記事は記事に対する熱量が違います。
また、彼らはSEO知識も豊富だったりします。

【記事タイトルの付け方】
何を伝えたいのか記事タイトルでしっかりと分かるように工夫をします。
例えばこの記事のタイトルのように長めのタイトルでしっかりと何が書かれているのかがわかるように。

【テーマの選び方】
・逆張り
常識を覆す、または社会全体とは違う意見を取り入れる独自の解釈記事

・旬のテーマを切り口にする
社会ニュースや季節のトレンド、オリンピックなどのイベントなどを記事の切り口にする

・失敗した、挫折した
ダイエットに失敗したとか、英会話に挫折とかネガティブキーワードを記事の切り口にする

・知ってて損はないためになる記事
豆知識やちょっとした教養になる記事、または意外な使い方など

・笑えるネタ、やってみたネタ、あるあるネタ
くだらない事を圧倒的な熱量で実践したような記事

伝えたい事は一緒にでもテーマや切り口が違うだけでコンテンツの流通のしやすさにかなり影響がでます。
このテーマを考える事が重要。

【硬すぎないカジュアルな文体】
冒頭の言葉選びも大切。
落語で言うと「枕」と呼ばれる本題に入る前の導入部分。
ここの文体で「あっ何か難しそう」とか思われると損をします。
多少冗談混じりでカジュアルに書いたほうが読まれやすいと感じています。

まとめ

伝えたかったのはペルソナやターゲットを決め、品質重視だと堅苦しく、お行儀よくなりすぎて記事jが流通しにくくなるケースがありますよって事。
オウンドメディアやコンテンツマーケティングでいまいち反響が良くないと感じているのであれば、それはポップさに欠けているのかもしれません。
ちょっと視野をずらし、記事の流通を意識して記事を書くことで、本当に見てもらいたい記事の流通も底上げされるのだと思います。

コンテンツ制作には「流通させる」と意識で編集する事が大切なんですね。
ん!何。
たいそうな事言っているけどこの記事だって平凡じゃないかって。
やっぱり流通する記事って難しいですね。

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