ITトレンド
2017.03.06
未だ色褪せぬラジオ番組の魅力!時代に対応した楽しみ方を探ってみる
テレビや動画に比べてると見劣りしそうなイメージのあるラジオ。
でも今でもラジオを楽しんでいるファンも多く、通勤通学のお供にしている人も多いはず。
そこで今回はそんなラジオの魅力と楽しみ方を考えてみます。
ラジオの何が楽しいと感じさせるのか
http://www.allnightnippon.com
ラジオの魅力ってなんでしょうね。
「話の面白さ」
「生放送の臨場感」
「深夜番組のきわどさ」
「見えないからこそ想像が膨らむ」
「はたまたハガキ職人として参加する」
動画視聴や漫画、映画など気軽に楽しめる時代でありながら今だにラジオが面白い。
テレビのバラエティーなどと違い、純粋に話題の面白さで勝負しているラジオならではの惹きつける話術が興味をそそります。
また、地上派では放送できない内容とか、ラジオならではのゆるさが何だか面白い。
聴いた内容を脳内で想像するのも楽しいですね。
あとはテレビのように画面を注視していなくても楽しめるので、作業をしながらでも聞けるのもいいところ。
車でお世話になっている人はもちろんいっぱいいると思いますが、お風呂でゆっくりしながらや家事をしながらでも楽しめるところにあるでしょう。
故に漫画作家にはAMラジオファンが多いようです。
ほら、決まった時間にいつものパーソナリティの声を聞かないとなんだか落ち着かないって方いますよね。
◯◯しながらラジオ。
ながらメディアとしてラジオは今でも人気なんですよね。
ラジオチューナーがなくてもスマホで簡単に聞ける
https://radiocloud.jphttps://radiocloud.jp
昔はスマホ自体にチューナーが付いていましたが、今はアプリで聞けます。
radikoは有名ですが、TBSラジオクラウドを利用すると、過去の放送分もダウンロードして聞けます。
前にあったポッドキャストみたいな感じでいつでも好きな番組を聞けます。
ラジオの一番ネックになる「聞きたいけどその時間に聞けない」と言った問題を解決してくれるサービスです。
新しいサービスも登場中!
http://fp.famima.com/radio/tokui_sora
ラジオの枠を超えた「書き起こしサービス」も開始される予定。
ただの書き起こしなら必要ないかもしれないですが、番組内のワンシーンや登場した食べ物、リスナーにプレゼントされる予定のレア物などの写真も見られるなら欲しい気もします。
番組のファンであれば、毎回印刷してファイリングすればコレクションになるので、収集欲が掻き立てられます。
ゲストの話が聞きたかった回だけでも手元に残しておけるなら、雑誌やネットにない貴重な話題を形に残せるメリットにもなりますね。
今後の課題は若い世代へのアピール
http://www.onsen.ag
たぶん30代くらいまでの人はラジオの面白さ、魅力についてはある程度知っているのではないでしょうか。
毎日聴いている人でなくても何かしらのラジオ聴いたことはあるはず。
でも20代になってくるとどうでしょう。
テレビ以外にも動画配信サイトが普及し、スマホで見れる時代。
わざわざ音しかないラジオを選択する人はなかなかいません。
視覚的に魅力が伝えられない以上、知らない人を惹きつけることは難しいです。
そうなった時に必要になるのがメディアミックスです。
例えばアニメ業界であれば、そのアニメごとにインターネットラジオ番組を並行して配信されています。
司会にメインキャストの声優を起用し、ゲストとしてアニメで出てきた他のキャラクターの声優が登場して、制作現場の裏話などを聞くことができます。
これらをまとめたものはCDとして販売もされています。
つまり、アニメからラジオを知ってもらうことでリスナーを増やし、アニメの視聴率を上げながらCDでも収益を得ることができます。
今はアニメの分野で盛んに行われていますが、もっとテレビ番組や雑誌などとタイアップした番組が広がっていけばラジオがもっと浸透していくのではないでしょうか。
何十年と続くラジオの歴史がこれからも続いていくよう応援しています。