仕事が出来る人は睡眠も良く出来る?質の高い睡眠をするために知っておきたい4つの生理現象。
2016.02.27
ビジネス

メラトニンリズムを整える。
脳内にある睡眠を誘発する物質メラトニン。
このメラトニンは朝、光を感知するとグッと減って頭をスキッとさせてくれます。
また夜、暗くなるとメラトニンが増加し、睡眠を促します。
光によってメラトニンは増減をするんです。
ですが、暗いからといってメラトニンがずっと増加し続ける訳ではありません。
朝にしっかりと減らすことで、夜にたっぷりと分泌するのです。
このメラトニンの増減のリズムが大切なんですね。
朝にしっかりと光を浴びてメラトニンを減らしておきましょう。
これは意外、質の高い睡眠には筋肉が必要だった。
女性は男性と比べて不眠症の発症率が2倍と言われています。
どうやらその原因は筋肉量に関係するようです。
筋肉量が多いと熱を生み出す力が強く、急激に体温を上げたり、下げたり深部体温のメリハリが生まれます。
このことによりぐっすり眠り、スカッと起きれるのだとか。
だから筋肉量が男性よりも少ない女性は不眠症になりやすいのです。
日頃の生活でなかなか運動をする時間が持てない方。
肛門を締める運動がいいようですよ。
退屈極まりない会議中、背中とお尻の筋肉を意識して肛門をグッと締めて筋肉を鍛えましょう。
その会議、実は参加者全員が肛門を締めていたりして。
眠っていても途中で起きてしまう場合。
30歳を過ぎると睡眠途中で目が覚めるケースが多くなるみたいです。
トイレや小さな物音で目が覚める事ってよくありますが、必ず「今時計だ」って時間を確認しますよね。
これ、ダメなんですって。
その理由は起床を誘発する物質コルチゾールというホルモンを誤作動させるらしいのです。
コルチゾールは起床時間の3時間前に規則正しく分泌が始まります。
睡眠の後半は起床のための活動が体内で起こっているんですね。
で、睡眠途中に目が覚めて時計を見ると「あっ3時に目が覚めてしまった」って頭の中で意識をするわけです。
すると自己催眠のごとく、3時に目が覚めると無意識にインプットされる可能性が。
ならコルチゾールは3時の3時間前、12時に分泌しなきゃって思いこんで分泌をするってわけ。
これでは負の連鎖です。
出張などでいつもより3時間も早く起床しなければならい時、起きる自信がなくても起床時間ぴったりに目覚める事ってありますよね。
これは睡眠前に明日は何時に起きなければならないって頭で意識をしているのでコルチゾールがそれに合わせて分泌時間を調整しているんです。
ですから、脳内に変な時間情報をインプットしないためにも、夜中に時計を見るのは止した方がいいみたいです。
で、それでも時計を見てしまったら・・・
ならば起床時間を唱えましょう。(ややこしいですね。)
不安や悩み事が多いから眠れないのではない。
仕事で帰りが遅く、12時過ぎに帰宅してなかなか仕事モードから切り替わらないって方。
そんな方は脳が活性化し過ぎて脳の温度が高いままなんです。
なので強制的に脳温度を下げて睡眠を誘発させましょう。
氷枕で頭を冷やし、精神的な現象を生理的に解決します。
脳の温度が下がると自ずと脳の運動は停滞していきますのであなたが必死に悩もうが考えようが生理的に出来ないようになっていきます。
まとめ
果たして今の自分の睡眠ってどうなのって感じている人が多いように思います。
何かとストレスの多い日本社会ですからね。
精神的な原因で眠れない人でも睡眠中または睡眠前に体内で何が起こっているのかを理解すれば生理的に解決できる事もあるようです。
体内で起こる現象を上手く利用して、積極的に睡眠をコントロールしましょう。
よく眠る事は怠慢ではありませんよ。
生理現象ですからね。
それではみなさん、お休みなさい。