ビジネス
2015.09.22
考えや意見をまとめる時にはアナログノートがやっぱり最強。仕事が出来る人のノート活用法とは。
ノートなんて今どきEverenoteでしょって方が多いと思いますが、いやいやちょっと待ってください。
ノートって単純にメモや記録をするものだけじゃないんですね。
思考を助けてくれるツールでもあると思うんですよ。
また理解を深める道具でもあり、情報を整理する道具でもありますよね。
アナログノートってEvernoteでは出来ない活用法がまだまだあります。
各いう私もEvernote信者ではありますが、アナログノートも頻繁に使います。
今日はアナログノートの活用についてご紹介します。
Contents
話の要点が自然とまとまるコーネルメソッドノート。
コーネルメソッドノートとは40年も前にアメリカ、コーネル大学のウォルター・パウクさんが考案したノートで、現在では多くの名門大学や研究機関などで採用されているノートです。
その特長は1ページのノートに「ノート」「キーワード」「サマリー」と3つのエリアに分割。
情報整理や分析がしやすいように工夫がされています。
こんな感じです。
課題解決や改善策を見つけるためのノートの書き方
ノートにラインを引いて、記入する事の項目を「現状」「問題点・課題」「提案・改善」「自分がやるべき事」などをあらかじめ決めておくと内容が整理され、要点が分かりやすくなります。これ、ノートのライン術と言って様々なラインの引き方によっていろいろと応用が効くんですよね。
PDCAを行う時のノートの書き方
ノートの書き方で随分とイメージが変わりますよね。PDCAを上手く活用するため「現状」⇒「問題」⇒「原因」⇒「改善」⇒「効果測定」⇒「担当者」と思考プロセス順にノートをまとめると分かりやすいです。
また、現在PDCAのどのプロセスに来ているのかなども記入すると進捗も把握できますよね。
企画やアイデアをまとめる時のノートの書き方
このように発想の要点を1枚にまとめて記入すると分かりやすいですよね。企画書のレイアウトとしても使えるでしょう。
会議で効果的にノートを記入する方法
会議って論点がズレたり、堂々巡りをしたりしますよね。だから会議って無駄だなってなるんですよね。そこで会議参加者がみんな1枚の紙に上手く会議のプロセスをまとめられれば会議はスムーズに終われると思います。
会議の目的を常に意識し、課題と問題の関係性や解決や結論が的を得ているかを常に意識するために紙1枚にまとめてみましょう。
まとめ
紙1枚にまとめるって技術が必要ですよね。
ノート術に関する書籍は結構出ており、「トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術」なんてのもあります。
何だか意識高い系っぽくってイヤなのですが、ノート術を活かすことで思考プロセスの堂々巡りは確実に軽減されるので、みなさんぜひ実践してみてくださいよ。
でも、意識高い系って思われることは覚悟しておいてくださいね。