自社メディア力を高めるのに必要なスキルとは、今すぐ始めるオウンドメディア
2014.11.25
WEBマーケティング

「広告」から「コンテンツ」の時代に変わった今、求められるスキルも変わります。
そこでまだオウンドメディアを始めて間がない方、またそろそろ始めようかなって方へ。
今度オウンドメディア戦略で必要なスキルをまとめました。
コンテンツ発掘スキル
オウンドメディアをするからにはコンテンツを開発しなければと思うかもしれませんが、
まずは発掘するという視点で身の回りを見なす事から始めましょう。
社内で眠っているコンテンツを発掘する。
自社内には様々な活動があり、その習慣や決まり事って各企業によって様々。
社内では当たり前、でも社外から見ればちょっと気になるものだったりします。
また、自社の公開しにくい技術やノウハウなどの情報資産もちょっと視点を変えるだけでコンテンツ化が可能な場合もあります。
今一度、社内の活動に目を向けてコンテンツを発掘してみてください。
例えば
- ●会議の仕方、内容、ルール
- ●会社でこだわってる取り組み
- ●お客様への提案の仕方
- ●自社の持っている技術を違うもので表現してみる
- ●技術に関する豆知識
どうでしょう見つかりますでしょうか。
顧客視点スキル
ただ単に自社製品や自社サービスを売り込む広告とは違い、コンテンツにはユーザー側に歩み寄る事が重要です。ある意味「どのようにして楽しんでもらえるか」という広告にはなかった考え方。
楽しませ方も様々、純粋にユニークで面白いもの、またはハウツー、役立ち、知識を得るものなど、
企業メッセージではなく、ユーザーコミュニティに必要なもの。それがコンテンツです。
どうやら広告とコンテンツの違いをはっきり意識した方が良さそうですね。
そして重要なのがターゲット像を明確にする事。
具体的なペルソナを設定し、どのような人に何を届けたいかを整理。
徹底した顧客視点に立つスキルが必要と言う事になります。
編集スキル
すでに紹介しました上記2つのスキルも編集スキルの中の1つとも言えますが、
ここではコンテンツの伝え方や演出手法として紹介します。
例えばオリジナリティにこだわるのか、情報鮮度にこだわるのか、はたまた懇切丁寧な解説にこだわるのか、
そして初心者向けか、玄人向けか、これらの編集方針で編集者としての手腕が問われます。
ターゲットに受け入れられるコンテンツとは、中身だけでなく、伝え方も重要です。
魅力的なコンテンツを産み出すための必須スキルとなります。
集客スキル
言わずもがなですがオウンドメディアは自社メディアです。
自ら集客を積極的に行う必要があります。
当然SNSでシェアされることや、ブログでのキューレーション効果など、
コンテンツマーケティングを行う上で集客スキルは不可欠です。
コンテンツを届けたい読者はどこにいるのか、そしていかに広めるか。
これ目下課題となっている企業は多いと思います。
オウンドメディアに取り組んではみたものの、思いのほかトラフィックが増えないという問題。
こういった場合、SNSを活用する事で新たなトラフィック増加を目指すのですが、
SNSが一般に普及している割に企業活動としてのSNS活用スキルが不足していることを感じます。
ITスキル
当然必要なスキルとなりますが何もガシガシ作れて、実装できますよってスキルではなく、
ネット上のサービスや技術に明るくなければ、何が効果的かの判断がつかないでしょうって事です。
社内でもソーシャルボタンをどこまで網羅するかなどでよく議論になります。
アカウントユーザー数が急激に伸びているサービスへの早期対応も必要ですが
日進月歩の解析技術、CMS、CRMなどのシステムやプラットフォーム。
セキュリティへの対応やスマホ事情、様々なIT情報を幅広くキャッチするスキルが必要です。
まとめ
以上、オウンドメディアで成果を出すための必須スキルをまとめてみましたが、
すべてのスキルを兼ね備えた人っているんですね。そう人気ブロガーさんです。
ブロガーこそオウンドメディアのWEB担当者として適任なのかもしれませんね。
今後は企業にもブロガースキルが求められるのでしょうかね。