再配達を利用せず、通販で買ったものを確実に受け取る方法を考えてみる
2017.03.23
ITトレンド

目次
そもそも再配達がここまで問題視されるのはなぜ?
再配達のサービスは前からあったのになぜ今問題になっているのか。
その一因になっているのはAmazonだと思っています。
Amazonの利用者が増えて配送が多くなったとかそういう話ではないです。
未だに謎なのですが、Amazonは商品の日時指定が有料オプション。
これって変ですよね。
運送業者から自分で荷物を送ったことのある人はわかると思いますが、日時指定しても料金がかかりません。
なのに、Amazonでは有料。
当然安く買いたいから指定せずに注文して「どうせ受け取れないから再配達でいいや」となるわけです。
結果的にAmazonの利用者が増える一方で再配達も増え、配送量がとてつもなく増えているのではないでしょうか。
毎日遅くに帰宅するならコンビニ受取りも便利
知ってはいるけど面倒くさい感じがするコンビニ受け取り。
でも利点も結構あるんです。
・コンビニに配達してもらえれば、その後は好きな時間に取りにいける
・手続き自体は簡単
・好きな場所のコンビニに指定できるので、勤務先近くでも可能
特に3つ目の利点は覚えておくと便利。
勤務先に直接届けることはできないがどうしても早く欲しい、会社で使いたいといったものはコンビニのほうが便利。
ただ、大きな物は持って帰れなかったりするので、その場合は使えません。
ヤマト運輸なら様々な便利機能が利用可能!
https://cmypage.kuronekoyamato.co.jp/portal/entrance
ヤマト運輸なら「クロネコメンバーズ」に登録しておくといろんな機能が使えます。
・荷物の配達があった際に事前にお知らせしてくれる
・自分のいる時間帯を書いておくカレンダー機能
・LINE@を使ったお届け日時おしらせ機能
などなど。
特にカレンダー機能は最近始まったもので、特に時間指定をしていなくても自分の在宅時間に合わせて届けてくれます。
登録方法も従来のメールアドレス以外に、既存のサービスであるAmazonやYahoo!、楽天IDでもログイン可能になっているのも便利。
佐川急便や日本郵便でもこうしたサービスが出てくるとうれしいですね。
実際にクロネコメンバーズに登録してMyカレンダーを設定してみる
新サービスのMyカレンダーを使えるようにしてみましょう。
まずはトップからクロネコメンバーズに登録します。
メールアドレスや住所、電話を記載事項に沿って記入します。
次にクロネコメンバーズカードやお知らせ設定です。
カードは2次元バーコードでも生成可能で、持っておくと営業所に持ち込みで荷物を出す際などの作業が楽になります。
登録するとクロネコメンバーズで使えるサービスが表示されます。
ここでラインの登録やMyカレンダー設定をします。
こんな感じのカレンダーに在宅時間をチェックするだけ。
これをしておくだけで、後はカレンダーを参考にして荷物を届けてくれます。
登録から設定まで10分もかからないのでこの機会に是非やってみてください。
自分で宅配ボックスを用意するという手段もあり
自分で宅配ボックスを用意するのも有効ですね。
市販品で自宅に設置するタイプもありますが、施錠できる箱を用意して配達後ポストに番号や鍵を投函してもらうことも可能。
箱に入らないサイズだと意味がないので注意が必要です。
配達してくれる人にもっと感謝しよう
再配達が減らせれば
自分の荷物がなるべく早く手間なく届く
配達員も荷物を早く捌ける
といいことがたくさんあります。
余談ですが、ニュースを見ていると「利用者は配送料無料が当たり前」と思っているという意見を耳にします。 多分だれもそんなこと思ってないでしょう。
昔は通販するとかならず送料がかかりましたし、今でもかかるショップは無数にあります。
その中からAmazonや大手家電量販店のネットショップを利用すれば無料になるから使っているのです。
価格.comで最安値を調べれば送料はかかるが安いお店もたくさん出てきます。
最安値だけど送料がかかる
ちょっと高いけど送料無料
「後者の価格には送料が入っているのだな」と感覚でわかりますよね。
つまり
「利用者は配送料無料が当たり前」と思っている
とまるで現代の通販利用者が悪いという印象をつけたいだけではないかと思います。
きっと利用者が配達してくれる人に感謝すればこんな報道はなくなるでしょう。
いくら仕事とは言え、いるかいないかわからない場所に何度も何度も荷物を持ってきてもらうなんて、申し訳無さでいっぱいになりませんか。
持ってきてくれた人には「お疲れ様です」や「ありがとうございます」の一言があってもいいと思います。
使う側も運ぶ側も気持ち良い社会を実現するため、まずは再配達を減らす努力をしてみませんか?