ビジネス
2015.06.18
コンテンツライターとして生きていくということとは?
コンテンツライターとして生計を立てる事って難しいのでしょうか。今求められるコンテンツライターという職業について聞いてみました。
率直に聞くけどコンテンツライターの仕事って、それだけでやっていけるもの?
自分の場合はなんとかやっていけてます。(苦笑)
紙媒体でのライターがどんどんネットメディアに投稿するようになって、今では紙媒体出身ではなく、はなからネットメディア専門というライターさんも随分と増えた。
また、特にライターとして実務を経験したことのない人でも今ではライターを生業にしている人もいますが、そんな方がフリーライターとして仕事をするのキッカケってなんなんですか。
自身のブログを通じて仕事を依頼されたり、またはライター募集をしているメディアに自らから応募するケースが多い。
私の場合は記事を見て依頼される事もあります。
北風さんはこれまでいろんなメディアで記事を書かれたと思いますが、どんな感じで依頼されるんですかテーマとか、内容とかの指示が来たり・・・
指定はほとんどないです。 ターゲットだけ決まっていて、「それに沿った何か面白いことをなんでもいいからお願いします。」 みたいな感じ。
ネタ出しから自分でやっています。
へぇ~結構お任せなんですね。
ランサーズなんかで「20個記事を書いて500円」とか、ネットではこんなの仕事じゃねぇって叩かれてたり、実際にクラウドソーシングで記事を書いてもらった方はクオリティが低くて使えないとか言われてますが・・・
あれはコンテンツライターの仕事じゃないですよ。
ネタを探して、料理するのがコンテンツライター。
ネットで調べて、まとめるだけの記事ってこれからは通用しないんじゃないかと思いますけどね。
そこはやっぱり言い切らなきゃいけないですよね。
でも、いいコンテンツを提供できるコンテンツライターって全然供給が足りていないでしょ。
本当。ネタを見つけて、いい感じで調理出来るライターって重宝されますよ。
またそんな記事を見た時はやられたわぁ~って思う。
そっちの味付けで来たかぁ~とか、深掘りじゃなく、横ぐし通してきたかぁ~とか。
コンテンツライターとして常に社会に対してアンテナを張って、ネタに敏感になる必要があると思いますが、私はセンス要素が大きいと感じる。
特に身の回りの何でもない日常を魅力的な記事にしているブログなんか見るとセンスいいなぁと。
ですね。発想力ですよ。ただ文章が上手いってだけではダメ。
プチジャーナリストぐらいの分析力と表現力がないと。
自分流のモノの見方を持つ必要がある。
専門的な事は専門家しか書けないわけだから、我々は話題を提供するプロとして独自のモノの見方にこだわるべきです。
その通り。
社会性のピントがしっかり合ってて、かつ、その時の社会の熱量みたいなものの微熱を上手く捉える。
後は私はこうしたい。またはこうなりたいって言う歯切れの良さみたいなものって大切。
そういう価値がライター個人の特色になって、ゆくゆくはオンリーワンなライターになれるんでしょう。
コンテンツの質より量を優先するメディアってまだまだ多い。
そんなまとめ記事を作成するのがコンテンツライターだと思う方も現にいるでしょうけどね。
このあたりしっかりと線引きしないと、コンテンツライターを募集しているのに、なんか感覚の違う人が来ちゃったなぁみたいな事になりますよね。
ですね。例えばクラウドソーシングで1記事〇〇〇円みたいな仕事では、まず良いコンテンツは出来ないでしょうね。
また、そんなコンテンツを量産するようなライターはフリーランスで飯を食うのは難しい。
やっぱり企業がライターを選ぶのはちゃんとその人の記事をいろいろ見て、ネタ出しまでしっかりしているのか、独自の切り口があるかなど確認したほうがいいですよね。
そうですね、募集を出すだけじゃなくて、ニュースサイトを回っておもしろいと思った記事を書くライターさんに声を直接かけるのが早いかも。
名前を出して記事を書いている人にとって「あなたの記事が面白かったので記事を書いて欲しい」と依頼されるのが何よりも嬉しいはずですから。
なるほど。
それがコンテンツライターとしての醍醐味なんですかね。
自らが記者となり、魅力的なコンテンツを提供出来ないと、コンテンツライターとしてはやっぱりきついでしょう。
改めて聞くと、もっともなことですね。 これからもコンテンツライターの需要が高まっていくはずなので、頑張ってください。
ありがとうございます。頑張ります!