WEBサイト制作
2019.12.12
2020年東京オリンピックに向けて再認識!日本文化の魅力を発信するポータルサイトを厳選
2019年、令和元年。
“平成”から“令和”に変わり早6か月…。
万葉集から着想を得た新元号には、厳しい寒さの後に咲き誇る梅の花のように、一人一人が花を咲かせられる時代になるようにという強い想いが込められています。
そして先日10月22日には、即位礼正殿の儀が執り行われました。
伝統文化が息づく衣裳や装飾の華麗さに目を奪われ、改めて着物を始め日本に伝承される文化の素晴らしさにハッとさせられた方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日本文化を再発見出来るポータルサイトをいくつかご紹介いたします。
『紡ぐプロジェクト』ポータルサイト
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/
トップページに日本文化が凝縮された映像が流れているのが印象的です。
色合いも和の伝統色を取り入れているのでしょうか。全体的にシックで落ち着いたイメージです。
また、日本文化と美術に関する記事の特徴として、古典資料をふんだんに取り入れて初心者にも分かりやすい構成になっています。
TSUMUGU Galleryページでは国宝『風神雷神図屏風』の大胆な筆致で描かれた画の迫力が大いに感じられます。
この作品を建仁寺において生で拝見したあの時の衝撃が蘇ってくるかのようです。
『楽文楽』文楽ポータルサイト
https://labunraku.jp/
“文楽”とは言わずと知れた大阪発祥の古典芸能です。
近松門左衛門の作品が上演されることが多く、名前だけはご存知な方もいるのでないでしょうか。
物語の主題の数多くは大阪の町人文化を反映させており、男女の別れを描いた心中物では悲哀に満ちた展開に涙を誘われます。
昨今、文楽の志望者が減少していますので、こうしたサイトを通して魅力を発信することは大変素晴らしいと勝手ながら応援しております!
『和空』 修行と宿坊のポータルサイト
http://wa-qoo.com/
近年の健康ブームも影響しているのか、リーズナブルに宿泊出来て日本文化を体感出来ることで注目を集めています。また、外国人観光客の利用も増えています。
様々なスタイルの宿坊を宿泊情報に加えて、体験レポートを掲載することによって実際の様子を確認することが出来ます。
いきなり泊まるのはなかなか勇気が出ないという方もいるので、事細やかな情報があるのはとても有難いです。
番外編:和樂webマガジン
https://intojapanwaraku.com/
定期的に発刊している雑誌『和樂』のWEBマガジンです。
美術や茶の湯などカテゴライズ化されていて、それぞれの日本文化をかなり噛み砕いて情報発信しています。
サイトで特徴的なのは、ページ下部においてかなりの数のタグが羅列されているところです。
例えば“江戸”というタグを一つクリックしてみると、関連する読み物が現れます。
さらに、SNSも有効活用していて、更新頻度が高く、内容からも日本文化への造詣の深さが窺えます。
まとめ
以上、日本文化に関するサイトをご紹介いたしました。
グローバル化が急速に進む近年、2020年には令和初の東京オリンピックが開催されます。
いま日本文化は世界中から大きな関心が寄せられており、
文化芸術立国として日本の多角的な魅力を発信する為に、文部科学省も数々の戦略的な施策を打ち出しています。
今一度、古より連綿と続く日本文化について関心を寄せてみませんか?
外国の方に自国の文化を紹介出来ると喜ばれますよ!