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2017.06.04

カウントフリーで通信量を節約!MVNO(格安SIM)のカウントフリーサービスまとめ

カウントフリーで通信量を節約!MVNO(格安SIM)のカウントフリーサービスまとめ

格安SIMを提供する企業がたくさんある今、どれを選べばいいかよくわからなくなってきてはいませんか?
実際の通信速度も気になるけど使うまでわからないし料金プランも大差ない状況なので、個人的にはサービス内容で比較するのが手っ取り早いかと思ったのでまとめてみました。
タイトルのカウントフリーサービスとは対象のアプリやサービスを利用する際に発生する通信量が0になるもの。
これを利用すれば、今よりも通信量を抑えた安いプランに加入できる上、通信容量を使い切っても対象サービスは通常速度で使えるので、人によってはかなりお得になるはず!
早速見てみましょう。

LINEを多用するなら「LINEモバイル」

https://mobile.line.me/plan/


とにかくLINEメインでスマホを使っているならこれでしょう。
とは言ってもLINEのチャット自体そんなに通信量がかかっていないので、これで通話をたくさんしている人向けになる気がします。
最も安いプランだとLINEだけがフリー対象なのですが、他のプランにすればインスタグラムやFacebook、LINEミュージックなどもカウントフリーになります。 実店舗での受け付け場所も順次拡大中なので、ネットで契約するのが心配な人でも安心ですね。

動画見るなら「BIGLOBE SIM」

http://join.biglobe.ne.jp/mobile/lp/entamefree/


CMなどでも有名ですがこちらのSIMは動画などがカウントフリーになります。
一番比重として大きいのはYouTubeですね。
普段から通勤や休憩時間などに利用している人には大きな効果がありそうです。
そのほか利用者数(WAU)が増加中のAbemaTVや、音楽アプリの「Google Play Music、Apple Music、Spotify、AWA」もカウントフリー対象。
動画以外に音楽アプリもストリーミングで聴いているとかなり通信量がかかるので、嬉しいところ。

ゲームするなら「LinksMate」

https://linksmate.jp/plan/


5月から予約を受け付けているのがこのSIM。
動画はPCでも見れますが、スマホゲームはやっぱりスマホで、しかも外出先の隙間時間にプレイすることが多いため自ずと通信量も増えがち。
うっかりアップデートをした日には、1ギガなんてすぐに到達します。
でもこれならそんな心配もなし。
対象のゲームタイトルは今のところ10個ほどですが、今後も増えるかもしれません。
しかもゲーム以外にもAbemaTVやAWA、Facebook、Twitterといったアプリもカウントフリー対象なので、かなり通信費が抑えられるのではないでしょうか。

いろいろフリーカウントな「FREETEL」は…?

https://www.freetel.jp/price/


ホームページではSNSやさまざまなアプリがフリーカウントと書いてあります。
ただ、FREETEL自身の信頼度があまり高いとは言えず、正直詳しくない人におすすめできる状態ではないというのが個人的な感想。
消費者庁からさまざまな指摘が入った後なので、是正はされているはずですが不安もあります。
よく調べて、納得した上でなら選んでもいいかも。

実は格安SIMという呼び方はもう古い?

「格安」と言ってしまうには無理があるこれらのSIM。
1つはそこまで格安ではない点。
もちろん大手キャリアに比べれば安いのは事実ですが、一昔前までの格安SIMと言えば1000円以内に収まる程度の料金プランだったので「格安」と呼ばれていました。
LINEモバイルの500円プランが格安と呼べそうですが、1500円ほどのプランは「格安」ではない気がします。
もう1つはいい意味で「格安SIM」ではないということ。
先程言った昔の格安SIMはいわゆる「安かろう悪かろう」みたいな側面がありました。
通信速度が遅い、サポート体制が皆無、値段の割に使える通信量が少ないといった感じでしたが、今の格安SIMはそんなことはありません。
確かに若干通信速度が大手キャリアに比べて遅い感は否めませんが、サポート体制も実店舗を設けているサービスもあり、使用可能な通信量もそれなりに多く用意されています。

きちんと呼ぶなら「MVNO」というのが正しいものになります。
「Mobile Virtual Network Operator」の略でこれに対して大手キャリアは「Mobile Network Operator」=「MNO」と呼ばれます。
大手キャリアから回線を借りてサービス展開をしているので、「MNO」+Virtual=「MVNO」と覚えましょう。

2年経ったスマホでも使えるなら「MVNO」にすると安上がり!

今回紹介した格安SIMのプランは端末購入しないものですので、一緒にスマホも買ってしまうと案外高くなり「イマイチ安くなった感じがしない」なんとことにも。
しかも、格安SIMを扱うサービスでは最新スマホを同時購入できることがあまりないので、正直新しく買っても型遅れ感が否めません。
なので、基本的に既存の端末にSIMだけ差し替えて運用するのが一番。
データ移行の手間もないのですぐ使えて便利。
乗り換えを検討するなら、いわゆる縛りの切れる2年をめどに考えるのが一番ですが、乗り換えた後の安い料金と違約金を比較すると、意外にすぐにでも乗り換えたほうがいい時もあります。
そのあたりはショップで確認するのが一番なので、相談がてら料金計算をしてみてはいかがでしょうか。

カウントフリーの最大の利点は通信量制限でも…?

カウントフリーは対象のアプリやサービスの通信量が計算されなくなるだけがメリットではありません。
もし、その月が通信量制限に引っかかって速度制限になったとしても、対象のアプリとサービスが今まで通りの速度で利用できるのです。
これって結構気持ち的に楽じゃないですか?
本当に通信量を気にせず、思いっきり使いたいサービスがあるのならカウントフリーのある格安SIMにするのがおすすめです。
これからはただ通信量の多いプランを選ぶのではなく、こうしたカウントフリーになるプランが各社から続々と出てくる時代になるかもしれませんね。

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