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「九州ふっこう割」を使って九州の魅力を堪能しよう！

旅行代理店各社が7月ごろから販売している「九州ふっこう割」。
組み合わせや使い方によってはかなりお得になり、即日完売のプランやパックがあったほど。
10月5日から新たなクーポンなども販売されるので、知らない方でもまだまだ利用できますよ！

今回利用したのはANAの発売するその名も
「九州ふっこう割でおトクにでかけよう！今だけDon!スペシャル」
名前を聞くと、相当おトクそうな予感がしますよね。
わくわくチケットはこれだけだとよくわかりませんが、レンタカー1日500円は相当安くないですか？

で、わくわくチケットがこれ。
九州全域の指定場所で使えるクーポンなのですが、全部で40枚ほどあり割引ではなく名産や観光地の入場料が「無料」になるものばかり。
金額も平均して1000円ほどのものが多く、単純計算で全部使うとすごい金額です。
現実的に使えても二泊三日で4～5枚は使えるのではないでしょうか。

そしてこれに加えて旅行代金に助成金が設けられ、熊本の場合は最大3万円ありました。
3万円以上のプランでも2万円の助成金が出ます。
他の九州の都道府県だと1万5千円なので熊本が一番お得に行けます。

それだけ被害が大きかったということですね。
私自身、幼いころ阪神淡路大震災の影響を少なからず受け、東北大震災で被災した経験があります。
今回の熊本旅行はお得に行くだけでなく、地元の美味しいものをたくさん食べて、お土産を買って、みなさんに熊本の魅力をお伝えしたいと思っています。

今回の料金と日程の紹介！あまりの安さにびっくり

まず、誰もが気になるのが今回の旅費です。
「安いとかいいつつホントは大したことないんでしょ？」
とか思ってる人は甘いです。

2泊3日：1人あたり1万4千円

どう考えても安いです。
ここにレンタカー代金とガソリン代をいれても1万7千円くらい。
ホテルも
1日目：ＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ
2日目：阿蘇リゾートグランヴィリオホテル
に宿泊し、両方朝食付き+2日目は夕食付きです。

1日目：早朝熊本へ向け出発～天草方面

ANAのパックなので、当然ANAで行きます。
LCCじゃないです、ANAです。
旅行代金から考えると信じられない。
飛行機の所要時間は1時間程度。朝の8時には熊本にいました。

この日は天草という場所に向かいます。
天候も良好でレンタカーも綺麗！最高のスタート。

地図で言うとこのあたりです。
ここではイルカウォッチングツアーが盛んらしく、それを見に行きます。（要予約）

島を渡るため橋を通るのですが、天草五橋と言ってここも有名な観光地。

しかもこの日はお祭りだったらしく、さらにギネス記録を樹立する活動も行われていたので、2時間の渋滞にハマりました。
でも渋滞の中でもお祭り騒ぎな雰囲気を楽しめたので、よしとします！

料金：1人1800円
気を取り直して、1時間ほどのクルージングでイルカを見に行きます。
船に揺られて15分ほどでイルカの群れに遭遇！

こっちにも

ここにも

10分に1回はイルカの姿を捉えることができました。
ちなみになぜここにイルカが集まっているかというと
・東シナ海と有明海の流れが混ざり合う場所
・海底で温水が湧いているため、プランクトンなどの栄養が豊富にある
この2つの理由でイルカの餌となる魚がたくさんいるからとスタッフの方が話していました。

海鮮丼：1800円
渋滞で食べ逃したお昼を帰り道に食べます。（夕方5時）
やっぱりここは海の幸でしょ！海鮮丼を頂きます。
鮮度は当然いいのですが、いくらが抜群に美味しい。
粒の大きさが今まで食べてきたいくらが何だったのかというレベル。

満腹になったところで熊本市内のホテル「ＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ」へと車を向かわせます。
せっかく綺麗なホテルだったのですが、朝早かったのと運転疲れでそのままバタンキュー。

2日目：熊本市内～南阿蘇

ぐっすり寝て、朝食バイキングもガッツリ食べて元気満タンで2日目開始。

まずは熊本城へ行きます。
ただ、熊本城は災害の影響で入ることはできません。
でも見ておきたいです。熊本城も地震の爪痕も。

これは入れませんね…。
少し崩れたとかいう問題ではなく、めちゃくちゃになってます。

周りも崩れてます。

ここも酷いですね。

中まで見れないのは残念ですが、こうした地震の影響を認識するのも大切なことです。

幸い隣りにある加藤神社に参拝することは可能でした。
この日はとても暑く、歩いているだけで汗でぐっしょり。
お腹も空いてきたので、お昼はラーメンにします。

こむらさきの特製チャーシューラーメン：クーポン利用（1030円）
ここでクーポンの登場！
しかも食べられるのはただのラーメンではなく、特製チャーシューラーメン。
特製のとろとろチャーシューがたくさん乗った熊本ラーメン。
今でも鮮明に味を思い出せるほどのうまさ。これがクーポンで食べれるなんてすごい。

熊本市内の商店街をうろうろしてから次の目的地
阿蘇ミルク牧場
へ向かいます。（熊本市内から1時間半ほど）

入場料：クーポン利用（350円）
到着。高台にあるので見晴らしも最高。

こんな感じ。

ちょうど入園したタイミングでブタさんのレースが開催されていました。

必死でかわいい。

ほかにも馬や牛もたくさん！
ミルク飲んでてかわいい。

牧場と言えばソフトクリーム！これもクーポンで無料！（300円）
冷たくて濃厚ミルク味。食べた後の口の中が、牛乳飲んだ後みたいな感じなります。
今日は比較的スムーズに進行しているので、大自然を感じられる滝を見に行くことに。

生い茂る草木をかき分けて進むと

白糸の滝。すごい迫力。
さすがパワースポット。

思わず飲みたくなる透明度。そしてめちゃくちゃ涼しい。

いい感じに時間が過ぎたので宿泊地であるホテル「阿蘇リゾートグランヴィリオホテル」へ出発。
なんだかんだで運転と散策へお腹が空いてきたので、到着してから休憩して夕食会場へ。

ただのバイキングではなかった。カニ食べ放題。
食べ放題のカニと侮るなかれ。ちゃんと甘いしカニの旨味がある。

カニ大好きの私は言うのだから間違いない。
他にもお寿司やお刺身もたくさん。
お腹いっぱいでホテルの露天風呂に浸かってそのまま就寝。

と思いきや星空がすごい綺麗だったので、1時間位ぼーっと見てました。

最終日：結局最後まで食べまくる～温泉満喫～帰宅

朝食バイキングもそこそこに10時頃にホテルを出発。
目的地は…。

ここ「いまきん食堂」。
グルメな人なら何を食べるかもうわかりますね。

あか牛丼：1680円
これが食べたかった！
平日でも朝から行列ができるという有名なお店。
味はというと、過去食べてきたどの肉よりもうまい。
それでいて油っこくない。これは毎日でも食べたい。

なんだか毎回満腹で運転スタートしていますが、気にしない。
今日は黒川温泉に向かいます。

車で1時間ほどで到着。
黒川温泉にはたくさんの温泉があるので…。

入浴手形：クーポン引き換え（1300円）
これを使って温泉巡りをします。
この手形を使えば3箇所の温泉を堪能することができます。
クーポンと手形を交換してもらった「ふもと旅館」のスタッフ方曰く、
「全然来客がなかったころにこの手形を始めましたが、少しずつ広まって今では30周年。たくさんの方にこの手形を使って温泉を楽しんで頂いてます。」
と嬉しそうに語ってくれました。

実際この手形は木でできていて、旅の思い出に最適。
焼印もかわいいし、後ろのスタンプを見ればどこの温泉を回ったかわかります。

1軒目は手形をもらった「ふもと旅館」
川のせせらぎが聞こえる露天風呂を頂きました。

2軒目は「御客屋」
温泉好きな自分も初めて入る、真っ黄色の温泉を体験しました。

3軒目は「いこい旅館」
打たせ湯やドライサウナもある温泉。紅葉が湯船に入ってくる情緒溢れるロケーション。

1日居たいと思うくらい素敵な場所。
いろんな温泉や温泉街に行ったことがありますが、ここは別格で気持ちいい。
お宿はかなりのお値段がしますが、それでも1度泊まってみたい。

そろそろ飛行機の時間もあるので、熊本市内に向かいます。

途中で大観峰に立ち寄って阿蘇の大パノラマを見学。

あ、こんなところにソフトクリームが！

熊本名物いきなり団子も！
（中にさつまいもとあんこの入ったまんじゅう）

またまた満腹になったので出発します。
あれだけ食べましたが、まだ実はどうしても気になることがありました。

「おべんとうのヒライ」
熊本のいろんなところで目にするお弁当屋さん。
きっとこれは熊本に住む人にはおなじみにおいしいお弁当屋さんに違いない。
そう確信したので空港で食べる最後のご飯はこれにしようと思っていたんです。

そして途中で見つけた「おべんとうのヒライ」で唐揚げ弁当とお惣菜2点を購入。
空港で食べました。
熊本の旅を締めくくるのにふさわしいオーソドックスな味。
これにて熊本旅行終了です。

総括：本気でまた行きたい場所、熊本

正直最初はそこまで期待してませんでした。
「九州ふっこう割で安く行けるから行こう」くらいの気分だったのですが、
今度は一つの場所をゆっくり楽しみたいな
と思わせる魅力的な場所がたくさんありました。
特に黒川温泉はもっとゆっくり入りたかったです。
赤牛丼ももちろん食べたいし、海の幸も食べたい。
1度行くだけじゃなく、リピーターになって何度も行くことでさらに熊本が元気になればいいなと思います。

最初のお伝えしたように、九州ふっこう割はまだまだこれからも発売されます。
是非この機会に九州を旅してみてください。