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Columnコラム

WEBサイト制作

2016.08.21

酒、醤油、味噌、日本の蔵元のWEBサイトってどんななの?今時のイケてる蔵元のWEBサイト13選

酒、醤油、味噌、日本の蔵元のWEBサイトってどんななの?今時のイケてる蔵元のWEBサイト13選

お酒や醤油、お味噌といった古い歴史を持つ蔵元。
菌を取り扱うため蔵事に独特の風味や癖があり、その土地の気候風土を活かした味作りが差別化されたブランドとなるものです。
そんな蔵元のWEBサイトって今時どんなものがあるのか。
ちょっと調べましたのでWEBプロモーションに積極的に力を入れてそうな蔵元をご紹介いたします。

今代司酒造

今代司酒造

http://www.imayotsukasa.com/

新潟県新潟市の酒蔵 今代司酒造様のWEBサイト。
1767年創業の歴史ある酒蔵。
トップページの写真がインパクトありありで、渋いです。
シンプルなデザインの中に強いこだわりを感じます。
きっとこの酒蔵の酒造りのポリシーにも通じているのだと感じるWEBサイト。 今代司酒造の純米酒は全米最大級の品評会 ロサンゼルス・インターナショナル・ワイン・コンペティションで金賞を受賞されています。

熊澤酒造

熊澤酒造

http://www.kumazawa.jp/

神奈川県茅ヶ崎市にある湘南の酒蔵 熊澤酒造様のWEBサイト。
1872年創業の酒蔵。
モノトーンで統一されたサイトデザインは商品を一層鮮やかに映えさせます。
サイトデザインでは実直なイメージがありますが、この酒蔵の社是はなんと「よっぱらいは日本を豊かにする。」
ちょっとお茶目な酒蔵です。

熊澤酒造

http://www.kumazawa.jp/mokichi/

また、熊澤酒造さんはオシャレなダイニングレストランや酒蔵の倉庫を改装したギャラリー・ショップなどもされています。

株式会社美少年

美少年

http://bishonen.jp/

熊本県の火の国酒造株式会社から酒造事業を継承した株式会社美少年様のWEBサイト。
人気の清酒、美少年を作っている酒蔵。
なんとこの酒蔵は小学校の校舎を活用しているんです。

すずみそ醸造場

すずみそ醸造場

http://suzumiso.jp/

愛知県西尾市にある蔵元 すずみそ醸造場様のWEBサイト。
天然醸造の無添加手造り味噌に拘っておられる蔵元。
創業1950年と他の蔵元と較べて歴史は浅いですが、その味は本物。 全国選りすぐりのお取り寄せグルメとして人気のお味噌です。

菊の司酒造

菊の司酒造

http://www.kikunotsukasa.jp/

岩手県盛岡市にある日本酒の蔵元 菊の司酒造様のWEBサイト。
酒造創業1772年の歴史ある酒蔵です。
出荷量の7割超が岩手県内とのことで、地元で愛されているお酒。
WEBサイトではお酒にまつわるコラムを頻繁に更新されており、Instagramでも活発に情報を配信されています。

大阪屋こうじ店

大阪屋こうじ店

http://www.namakouji.com/

京都府舞鶴市にある大阪屋こうじ店様のWEBサイト。
生こうじを製造するお店として有名で、その製法は300年の秘伝の製法なんだとか。
生こうじの販売はもちろんですが、味噌、もろみの手作りセットや味噌擂りが出来る電動ミキサーなども販売されており、日本の食文化の発展に貢献されています。

黒木本店

黒木本店

http://www.kurokihonten.co.jp/

宮崎県児湯郡にある焼酎の蔵元 黒木本店様のWEBサイト。
人気の芋焼酎 㐂六を作っている創業明治18年の蔵元です。
黒木を逆さまに読んで「きろく」ってのが命名の由来なのだとか。
爆弾ハナタレって名前のお酒も作っているのですが、この命名の由来がすごく気になります。

島津麹店

島津麹店

http://www.simazu.jp/

宮城県石巻市にある島津麹店様のWEBサイト。
明治42年創業の麹店。
添加物不使用の飲む糀「華糀」を販売されており、ヨーグルトに混ぜたりシリアルにかけて食べる事で、糀菌が生成する豊富な酵素が腸内環境を整えてくれるとのこと。
ちなみに、このWEBサイトは誰でも簡単にレスポンシブサイトが作れるstrikinglyで制作されています。

大醤株式会社

大醤株式会社

http://www.dai-sho.co.jp/

大阪府堺市にある醤油の蔵元 大醤株式会社様のWEBサイト。
創業1800年の蔵元です。
大阪堺は江戸時代初期から中期にかけては全国屈指の醤油の産地で当時は198軒の醤油屋があったとのこと。
今では大醤株式会社様が1社残るのみなのだそうです。

ヤマモ味噌醤油醸造元

ヤマモ味噌醤油醸造元

http://www.yamamo1867.com/

秋田県湯沢市にある味噌・醤油の蔵元 ヤマモ味噌醤油醸造元様のWEBサイト。
創業1867年の蔵元です。
これまで紹介しました蔵元のWEBサイトとはかなり毛色が違いますよね。
世界的な日本食ブームを受け、老舗の伝統を受け継ぎながら7代目がグローバル戦略のためリブランディングをされました。
そしてヤマモ味噌醤油醸造元の新たなブランディングは注目され、2013年にグッドデザイン賞を受賞されています。

万田発酵株式会社

万田発酵株式会社

http://www.manda.co.jp/

TVCMでお馴染み広島県尾道市にある万田発酵株式会社様のWEBサイト。
万田酵素ってそもそもは因島で300年以上も続いた日本酒の蔵元なんです。
ここで紹介するのは違和感がありますでしょうか。

たちばな本舗

たちばな本舗

http://misodama.jp/

新潟県長岡市にあるお味噌の蔵元 たちばな本舗様のWEBサイト。
お味噌らしくないパッケージデザインに、まるでイタリア料理のようなトーストとチーズと味噌というビジュアル。
お味噌を海外の食文化でも受け入れてもらえるよう洋食にも合うお味噌を提案されています。

コウジザ

コウジザ

http://misodama.jp/

愛知県豊橋市にある麹屋 糀屋三左衛門様のWEBサイト。
なんとその創業の歴史は600年前の室町時代まで遡るという。
創業の地は京都という事で、京都で最古の老舗なんだとか。
これはちょっと口にしてみたいですよね。
微生物の働きを知ってもらうための自由研究キットなんてのも販売されています。

まとめ

今回取り上げたWEBサイトは伝統的なブランドを今風に上手くリデザインしているなという印象を受けたものをピックアップしました。
傾向として面白かったのが、国内市場を意識した和と海外市場を意識した和の違い。
和テイストのさじ加減にかなりの隔たりがあるように思います。
今回、いろいろな蔵元のサイトを見て回り、一部ではInstagramで積極的に配信したり、オシャレなダイニングレストランをしたり、新たなプロモーションをしている蔵元もありましたが、そろそろ次世代の若者もターゲットにしたプロモーションを行う必要があるのかなという印象を受けた今日このごろです。

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