仕事中にスマホゲームしてるんじゃないか!?サボっているように見えたので注意してみたら…
2016.05.06
ビジネス

目次
社内の風紀を正す時が来た!

仕事中みんなスマホをいじってる。
社風が乱れているではないか!
ここはガツンと叱らないと。
逆に「何で仕事中にスマホゲームをしてはいけないんですか?」って開き直ってこられたらどうしよう。
奴らの事だからありえるな。
ここは事前に理論武装して、冷静に仕事中にゲームをしてはいけない理由をコクコクと説教してやろう。
という事で先手を打つために考えてみた。
ダメな理由その1【就業規則の「職務専念義務」に反する?】
職務専念義務とは職務に専念し、職務と関係のない行為をしないようにというもの。何処の会社にも就業規定や就業規則がありますが、その中にきちんと書いてある。
I.M.Dの就業規則の服務規律にも書いておりました。
「勤務時間中は、定められた業務に専念し、業務外の行為をしないこと」との事。
よし、これを提示すれば文句は言えまい!
ダメな理由その2【就業規則の「社内風紀を乱す行為」に該当する?】
こちらも就業規則に書いてありました。
「会社内で、喧噪その他秩序・風紀を乱す行為をしないこと」って。
勤務中に時間が空いたからってスマホゲームをするのは周りのスタッフのやる気を阻害する恐れがあります。
じゃ、僕も、私もって周りの人がスマホゲームをやりだすとこれはもう完全な風紀の乱れです。
うん、この理論も効果がありそうだ。
勤務中のスマホゲームで懲戒処分?
公務員が勤務時間内の移動中やトイレで複数回イングレスをしていたので懲戒処分を受けたという事例があります。
また、電車の運転手が運転中にスマホの操作をしていたなどの報告もあり、「ながらスマホ」問題はあらゆる場所で対策が必要になってきいる様子。
よし、懲戒処分の対象になるぞ!って脅してやろう。
さて、心の広い私なりの心の広さをアピールする注意の仕方とは・・・
・キミたちスマホゲームをしても人生幸せにはなれないよ。
・そんな小さな世界で戦うよりも大きなビジネスで戦おうじゃないか。
・キミたちはスマホゲーム会社に踊らされているだけだ。
・仕事をちゃんとしないと課金できなくなっちゃうぞ。
・仕事をスマホゲームより楽しくする方法を教えるよ!
・そんなことより、仕事でわからないことを教えてください。
まぁ、このあたりからやんわり入って、説教してやろう。
さぁ正義の裁きをくらいやがれ
「スマホでゲームですか?ダメですよ!仕事中に!スマホゲームっというものはですね・・・」
ひろし「はぁ。デバッグですけど。」
くろべぇ「デザインチェックですけど。」
「・・・・・・」
光星「あすらんこそちゃんと仕事しているのか?」
「失礼な!当然、午前中はなぜ仕事中にスマホゲームをしてはいけないのかを真剣に考えてましたけどね!」
光星「それ仕事なのか・・・」
光星「それとその机の上のエナジードリンクの山。ちゃんとゴミ箱に捨ててくれない?」
あすらん「ダメですよ。これは仕事を一生懸命やっていると周りの人思わせるためのアピール道具なんですから」
「これのおかげで女性スタッフから体調大丈夫ですか?とか、がんばってますね!とか言われるんだから!」
あすらん「ほら!メチャクチャ仕事している感でるでしょ。」
光星「・・・・・」
さぁみなさん、どちらが真面目に仕事をしているように見えます?
さて、みなさんはどちらが真面目に仕事をしているように見えますか?
今回の状況を見てもらうと「スマホを触っている」というだけでは遊んでいるのか仕事しているのかわからないですよね。
スマホゲームのCMでは、会社の中でゲームをしている演出のCMがあったり、働き盛りのサラリーマン向けに宣伝しているのが現状です。
スマホでいろんなことが出来るようになった結果、スマホでビジネスも可能な昨今。
サボっているのか、仕事をしているのか分かりにくい。
企業の人事・労務担当者として、この実態をどう受け止めるべきか。
最近では会社の部署内でラインのグループを作ることだってありますし。
まぁ「結果が出ていればいいんじゃないの?」という考えもありますし、何もスマホゲームに限らず、サボる人はサボるという考えもありますしね。
しかしながらスマホゲームの隙間時間を上手く使うというシステム設計だからこそ起きる問題も多々あると思います。
なかなか難しい問題ですが、マナーやモラルもさることながら、企業はどうような指針を持つべきか。
今一度会社を見回して考えて見て下さいね。
お前が言うなって?分かってないなぁ、真面目に不真面目やってるんですよ私は。