たった1日でビッグキーワードが100位以上もランクアップをした弊社WEBサイトのSEOレポート。
2014.12.15
WEBマーケティング

目次
ビッグキーワードで100位ほどの驚異的な上昇
「WEB制作」といったビッグキーワード、これまで検索ランキング圏外でした。
(たまに100位内にランキングされることもあり。)
このキーワードが12月11日~12月12日のたった1日で119位も上昇。
また「ホームページ制作会社」のキーワードも54位の上昇。
これほどの変動が起こった原因はGoogleのアルゴリズムの変動だけではないかもしれません。
私たちは11月28日にこれまで10年ほど続けているスタッフブログを全面的に作り直しました。
(年内にはレスポンシブに変更する予定)
今までやらねばと思いながらも手が付けられなかったので狙い通りに効果が出たのかも知れません。
複合キーワードの順位はあまり変わらず
「WEB制作 大阪」の複合キーワードは10位前後をキープしたまま、それほど大きな変動は見られませんでした。
また「ホームページ制作会社 大阪」の複合キーワードも10位前後で若干落ち込み気味です。
どうやらIMDのサイトではビッグキーワードでの変動率が非常に高い傾向が見られます。
アクセス数を伸ばすために意識した数字「クエリ数」と「参照元(被リンク)」
この2カ月間に積極的に行った事としては「コラム」「ブログ」の充実です。
SEO効果は意識せず、「ITトレンド」「WEBマーケティング」「WEB制作」と言ったカテゴリーで役立つ記事を30記事ほど作成。
また、スタッフブログは頻度を上げて毎日更新するようにしました。
意識したのは「クエリ数」と「参照元(被リンク)」です。
ホームページ関係の記事を書けば様々な関連キーワードが自然にコンテンツ内に現れます。
また、価値ある記事を書けば、様々なユーザーから自然に被リンクが得られます。
あくまでも自然にが大切。今のGoogle検索エンジンはキーワードや被リンクの関係性を大切にしています。
故意による被リンク作成は絶対に避けるべきです。
この事により「クエリ数が6倍に増加」「参照元は2.5倍に増加」「アクセス数も2.5倍に増加」しました。
私たちがアクセスアップでまず意識すべきことは「クエリ数」と「参照元(被リンク)」です。
※当然クエリの中身も重要です。全く関係のないキーワードでの流入では意味がありません。
上記Googleウェブマスターツールによる検索キーワードクエリの数
今後の対策として2015年はどのようなアルゴリズムが実装されるのか
11月末にスマホ対応のラベル表示を実装したGoogle。
スマホ検索用のアルゴリズムの施作は今後大きく進むと予想できます。
スマホのSEOに関してはGoogle自身もスマホのユーザーエクスペリエンスを損なうサイトの順位を下げると発表していますし、モバイルユーザビリティをチェックする機能をgoogleウェブマスターツールにて提供も始めました。
もう一つ、気になるのがSSL認証(https)対応への検索結果の影響です。
まだ大きな影響はありませんが、今後、強化をしていくとGoogleが発表している事や、Google自身、WEB検索でのSSLを強化しており、Google Analyticsでの(not provided)の比率は年々増加しています。
上記Googleでのスマホ検索結果へのスマホ対応表記
※SSLとは
SSL認証とはデータを送受信する際に暗号化を行い、盗聴などの情報漏えいを防ぎ安全に情報のやり取りを行うためのプロトコルの事です。
そしてコンテンツマーケティングがSEOを制する
上記、私たちが行っているコンテンツの配信によって、SEOでもその恩恵を受けていると感じています。
当然コンテンツだけではなく、ドメイン年齢やインデックス数も関係しているのでしょうが、下記、Googleのアドバイスでも「良質なサイトの掲載順位をより適切に評価します。」と明記されいます。
Googleのウェブマスター向け公式ブログ「良質なサイトを作るためのアドバイス」
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/09/more-guidance-on-building-high-quality.html
この度の継続的なアルゴリズムアップデートではコンテンツの質そのものの解析精度が上がっているのでしょう。
検索エンジン結果に対して、ニューストピックという検索結果を表示する現象も見られることから、Googleはニュースサイトなのか専門サイトなのかの区別をつけようとしていると思います。
これは単にインデックス数が多いサイトが有利とも言えなくなるのかも知れません。
現にWEB制作やホームページ制作に関するポータルサイトや相見積もりサイトが上位表示されていない。
(ちなみにIMD運用サイトのインデックス数は1120~1170ほど)
Googleはしっかりとコンテンツの質を見極めようと努力をしている結果が検索順位に出てきているのでないかと思います。
まだペンギンアップデートが続いているようなのでこの傾向も時間とともに変わる可能性は当然あります。
自分たちのサイトで起きた現象からの推測でしかありませんが、一つの傾向として情報を公開させていただきます。
みなさんのSEOのヒントになれば幸いです。