WEBサイトの印象度アップ!テキストのアニメーション効果×6パターン《活用事例も一緒にご紹介》
2022.06.03
WEBサイト制作

WEBサイトによって、目的や役割もさまざま。
ユーザーがWEBページを開いたほんの数秒間で、サイトの印象は決まるとも言われています。
だからこそ、ファーストビュー設計はWEBサイトをデザインする上でとても重要なポイント。
“誰に、何を、どんな風に伝えたいのか”
静止画ではなかなか伝わりづらい情報も、
デザインに動きやエフェクトを取り入れることで表現の幅もグンっと広がります。
今回の記事では、
WEBサイトのファーストビューやオープニングで心地よく出現する
「テキストのアニメーション効果」を6パターンご紹介しています。
実際の活用事例と合わせてWEBサイト制作の参考にしていただけると幸いです。
(※掲載しているアニメーション画像は、Adobe After Effectsで作成後→Adobe PhotoshopでGIF変換した素材です。)
【効果①】アウトライン(輪郭線)
文字のアウトライン(輪郭線)をなぞりながら表示されるテキストアニメーション。
モーションロゴやアイコンなどにも採用されることが多いエフェクトです。
塗りと線の文字をランダムに配置したり、線の表示速度に強弱をつけることで、色々な動きの表現が可能です。
このアニメーション効果をファーストビューで活用しているWEBサイト
【効果②】バウンド
文字がボヨ~ンっと弾んだり、小刻みに揺れる動きがポップなテキストアニメーション。
「楽しさ、親しみやすさ、面白さ」をダイレクトに伝えたい商品・サービスサイトにぴったりで、
WEBサイトだけでなく、SNSの広告動画やYouTubeのオープニングムービーでも目にすることが多いエフェクトです。
このアニメーション効果をファーストビューで活用しているWEBサイト
【効果③】手書き風
筆やペンで文字を書くように、一文字ずつ書き順にそって表示されるテキストアニメーション。
しっかり読んでもらいたい長めのキャッチコピーや、メッセージ性の強い言葉との相性が良いエフェクトです。
フォントの書体や種類を変えることによって、書き手の個性もより豊かに表現できます。
このアニメーション効果をファーストビューで活用しているWEBサイト
【効果④】グリッチ(ノイズ)
粒子状にかすれたノイズや、電気がビリビリと走ったような歪みが特徴的なテキストアニメーション。
映画やゲームの中にいるような、独特の世界観を演出することができるエフェクトです。
自社のビジョンやストーリーを積極的にアピールしたい採用サイト・ブランディングサイトに活用されている事例が多いようです。
このアニメーション効果をファーストビューで活用しているWEBサイト
【効果⑤】タイピング
キーボードで文字を打つようにチカチカ点滅しながら1文字ずつ表示されるテキストアニメーション。
普段から見慣れているタイピングの動きが、ユーザーの目線を自然と誘導してくれるエフェクトです。
「先進性・スマートさ」を連想させるデジタル感で、自社のサービスや商品をよりクリエイティブに表現できます。
このアニメーション効果をファーストビューで活用しているWEBサイト
【効果⑥】ウェーブ・リキッド
波や液体のように、文字が揺らめきながら表示されるテキストアニメーション。
滑らかなうねりが、神秘的でアーティスティックな雰囲気を創り出してくれるエフェクトです。
ストーリー性やコンセプトをWEBサイトに訪れたユーザーへ直感的に伝えることができます。
このアニメーション効果をファーストビューで活用しているWEBサイト
さいごに
以上、6つのテキストアニメーション効果を活用事例と共にご紹介しました。
WEBサイトは対面で接することのできないオンライン上のサービス。
だからこそ、ユーザーとのコミュニケーションを深めるための工夫や仕掛けづくりはとても大切だなと
素敵なWEBサイトを発見するたびに実感します。
さいごに、
今回ご紹介したWEBサイトのテキストアニメーションとは異なるのですが、
ぜひ見ていただきたい動画があります↓↓
「FUJI ROCK FESTIVAL《 OSAHO 》」というキャンペーンPRムービーです。
フジロックフェスの参加者に向けて、来場前に知っておいてほしいエチケットのことや心構えを
「OSAHO(お作法)」として表現したコミカルな動画。
ポップでカラフルな文字とイラストのアニメーションがうまくMIXされていて、
外国人の方にも伝わりやすい内容になっています。
テキストアニメーションと一緒に流れる、小島よしお調の歌声とメロディラインが耳から離れません。
2分間弱の動画ですが、飽きることなく楽しくフェスでのお作法を学べるのでおすすめです。