実はモバイルeコマース利用者数が世界一の日本(各国のモバイルeコマースを比べる)
2015.05.01
ITトレンド

eコマースによる取引は年々増加傾向にあるが、実は日本と韓国がモバイルeコマースのトップランナーとして、2015年の第一四半期に50%以上の利用率に達したとフランスのインターネットアドテクノロジー会社クリテオがレポートで報告しています。
上記のグラフはモバイル端末からのeコマース利用のシェア数を表しており、日本と韓国がアメリカやヨーロッパ諸国に大差をつけています。
また、上記グラフは各国のスマホとタブレットのシェア比較です。。
他の国に比べ、日本では圧倒的にスマホのシェアが大きくなっています。
逆に日本でのタブレットの普及が他の国と比べ圧倒的に低く、日本特有のネット環境事情がある事が分かります。
日本のモバイルeコマース市場はCtoC市場とアプリ内課金形態が牽引
日本のモバイルeコマース市場が大きなものになった要因として、CtoC市場とスマホ用ソーシャルゲームの発達ではないでしょうか。
最近では「メルカリ」や「LINE MALL」といったCtoC取引を簡単に安全にできるアプリが登場し、スマホを利用して手軽に消費者間の電子商取引を行えるようになりました。
また、下記グラフのように日本はゲームアプリの収益が世界でもトップクラスになっているとの発表もあります。
これらの要因が日本のモバイルeコマースの利用規模拡大の後押しになっており、今後も日本におけるモバイルeコマース市場を活性化させる中心的役割を担っていくと思います。