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日本と海外では異なる!?Starbucksの多言語サイトからみるWebデザイン

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日本と海外では異なる!?Starbucksの多言語サイトからみるWebデザイン

海外向けのサイトを制作していく場合、国・地域ごとの特色を理解する必要があります。
今回は企業の多言語サイトを例に、日本と海外のWebサイトの違いについてご紹介いたします。

世界中で活用されているWebサイト

世界にはWebサイトの数が約16億にも昇り、
集客やブランディング、認知度向上を目的に世界中で活用されています。

同じ色でも違う意味合いで捉えられるように国が異なれば感性や考え方も変わるので、
Webデザインにおいてユーザーの目を惹く表現方法は多様なものになっています。

今後、海外のターゲットに向けてサイト制作やマーケティングを行う場合、
国・地域ごとに好まれるデザインの傾向を頭に入れておくことが大切になってくるかもしれません。

日本とはまた異なる世界のWebサイトの特徴についてご紹介していきます。

『Starbucks Coffee』の多言語サイトから見る世界各国のWebサイト

海外展開をしている企業は多言語サイトを持っていることが多いと思います。
海外への事業拡大や自社の商品・サービスの価値を伝えるためのブランディングなど
企業によって様々な目的があるかと思います。

その多くは、日本語サイトのデザインをそのまま各国の言語に翻訳しただけのものになっています。
ネイティブの方からだとても見にくくて読みづらいサイトになってしまっている可能性が高いです。

ただ、中には特定の地域に向けて適切なサイト構成にしているサイトもあります。
国・地域ごとの特色を理解した上でトレンドを取り入れたデザインを作成しているため、
海外の方に受け入れられやすいサイト構成となっており、各コンテンツのニュアンスをしっかりと伝えています。

今回は、言わずと知れたアメリカ・シアトル発祥の世界的カフェ・チェーン“Starbucks Coffee“を例に、
世界各国のWebサイトをいくつかみていきたいと思います。
国・地域ごとに大きく印象を変えたサイトを展開しており、企業努力が窺えます。
とても素晴らしいです!

■日本

https://www.starbucks.co.jp/

日本では、
白を背景にブランドカラーの緑がポイントで取り入れられています。
シンプルな構成であり、全体的にトーンが落ち着いている印象を受けます。
コンテンツがかなり豊富ですが、メインコンテンツとサイドバーの3カラムで構成されているため、
ユーザーに対してどのような情報があるのか的確に伝わるようなレイアウトになっています。
スクロール量は少なく済むので、サイドバーから複数のページを閲覧するユーザーが多くなり、
サイトを離脱する可能性も比較的少ないのではないでしょうか。
しかし、フォントが小さめで文字量が多く、コンテンツも充実しているので
ごちゃごちゃした感じにも見えてしまうのが難点です。

■中国

https://www.starbucks.com.cn/

中国では、
華々しい派手な色が使われることが多いことが特徴の一つなのですが、
こちらは日本と同様に、色はブランドカラーが象徴的に取り入れられていて、
シンプルなつくりとなっています。
充実したコンテンツで見やすさを重視したためか、2カラムが採用されています。
漢字のみの文化圏ですが、バナーにおける簡体字のフォントのアレンジをみてみると、
可愛らしい装飾の表現がされており目を惹きます。
また、中国では政府がインターネットの情報統制や検閲を行っていて独自の施策を講じているので、
他国のサイトには通常あるTwitterやInstagram等のSNSは国内では使用出来ないことから、
リンクが設置されていません。
ページ最下部には、ICP(Internet Content Provider)と呼ばれる
中国でWebサイトを公開するために、事前登録が必要なライセンスの許可証が表記されています。

■アメリカ


https://www.starbucks.com/

アメリカでは、
人種の坩堝という言葉の通り、様々な人種が混在しています。
そのため、他所にはないオリジナリティが重要視されており、ダイナミックなデザインが主流です。
情報量が限られているのが日本とは異なるポイントの一つで
随所に写真が大きく配置されており、感覚的に魅力が伝わりやすいデザインになっています。
ブランドカラーにこだわりすぎずに、
イエローやオレンジなど色味を加えていて、秋の訪れを感じさせる色合いです。
コントラストが高く鮮やかな配色が好まれているのがよく分かります。

■フランス


https://www.starbucks.fr/

フランスでは、
メインビジュアルで商品の写真を大きく打ち出しており、
ユーザーにとって必要な情報をビジュアルで表現することで、
視覚に訴えかけるデザインになっています。
ブランドカラーが効果的に取り入れられており、彩度は低く色は控えめでイメージ重視のサイトです。
コンテンツもミニマルですっきりとした印象を受けます。
欧米においてコンテンツが限定されているのは、
あまり情報量が多すぎるとユーザーにとってストレスとなり離脱に繋がってしまう恐れがあることも、理由の一つとして挙げられます。

■メキシコ


https://www.starbucks.com.mx/

長くスペインの植民地だった影響でスペイン語が公用語です。
そのため、サイト上ではスペイン語が並んでいます。
先述したアメリカやフランスのサイトと同様に写真によって商品を強調しており、
ビジュアルで魅力を伝えるデザインになっています。
陽気で快活なイメージが強いですが、
サイトにおいても植物のイラストや明度が高いオレンジとグリーンが南国の風景を想起させられ、ポップなイメージが反映されています。

日本と海外のWebサイトの差異

前章では『Starbucks Coffee』という企業を例に、日本と海外のWebサイトについてみてきました。
それぞれの特徴を下記に簡単にまとめてみました。

日本:情報量が多い、整理されている、説明的
           ↥
海外:情報が必要最低限、視覚的要素が多い、感覚的


日本のサイトは、豊富なコンテンツが綺麗にまとめられていて、
ユーザーにとって利便性が高いサイト設計になっているものが多いです。
Webサイトの使用用途は「情報を与える/得るためのもの」なのがよく分かります。

その一方で、欧米諸国をはじめとする海外のサイトは魅力を感覚的に伝えていて、
Webサイトは「見せる/見るためのもの」としての用途で使用されており、イメージ優位なつくりとなっています。

つまり、日本と海外では別の用途でWebサイトが使われていることが多いと考えられます。

色彩感覚も国・地域ごとに異なるので、
配色に関しては、各国の色に対するイメージを参考にして取り入れていくのがおすすめです。
ただ、コーポレイトサイトの場合はブランドカラーを基軸に配色を決めるので、
好みの色を取り入れることは難しいかと思いますが、
その場合は色だけでない別のポイントに目を向けるといいかもしれません。
例えば、海外では感覚的に伝わるデザインが好まれるので写真を大きく配置したり
コンテンツをミニマルにするためにシンプルな構成にしたりするなど、
工夫の可能性は無限大にあります。

まとめ

以上、日本と海外でのWebサイトの差異について考えてきました。

海外向けサイトを作る上で最も重要なのは、各国のユーザーの感覚を理解することです。
歴史的・文化的背景や好まれる表現に考慮しながらも
同時に、ユーザーに届けるべき価値は何なのか価値基準を明確にさせることで、
海外のターゲットに向けて効果的にアピールをすることが出来るのではないでしょうか。

長くなりましたがここまで読んでくださった方、お疲れ様でした。
感謝申し上げます。
他にも面白い記事がたくさんあるので、ぜひ楽しんでいってください〜!

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