ビジネス
2016.11.25
名刺管理アプリを紹介。面倒くさい名刺管理をアプリでなんとか出来ないか探してみた

名刺って1枚1枚はそんなにかさばらないのに、集めるとなんでこんなに管理が面倒くさくなるのでしょうか。
「ちゃんともともと管理してればそんなことにならんよ。」
と言われると耳が痛いですが。
それに住所やアドレスが小さく書いてあると見にくいですよね。
ここは一つ名刺をスタイリッシュに管理するため、アプリサービスを活用してみようを思ったわけです。
理想を言えば、もらったその場でデータ化して、CSVなどで管理できれば最高。
そんな面倒くさがりの自分に合うサービスを探してみました。
というわけで探してみましょうか。
wantedly people
料金:無料
SNSマッチングサービスを展開しているWantedlyが運営しているアプリサービス。
同時に10枚まで一気に撮影できるのが強み。
また取り込んだデータを共有できるのも便利です。
名刺管理をしたいけど、データ活用までは利用する予定がない人にはおすすめかも。
CamCard
料金:無料(ビジネス向けサービスは500円~)
多言語対応しているのがこれ。なんと16言語を認識可能だそうです。
管理だけでなく、お互いにこのアプリを利用していれば、アプリ上での名刺交換が可能になります。
さらにプロフィールページや、会社のニュースフィードなども表示されるので、SNSのような使い方もできます。
ビジネス向けサービスプランを利用すると、エクセルなどへのエクスポートや管理機能を使えるようになります。
メイシー
料金:1980円(10ユーザーまで)、データ入力1枚25円
名刺のスキャンをすると運営会社側でデータ化してくれるサービス。
スキャン自体が面倒な場合でも郵送にて対応してくれます。
データ化したものはCSVでのエクスポートや外部サービスとの連携も可能です。
Eight
料金:無料
管理と交換ができ、利用している人が部署異動などで名刺内容を更新した際にも同期してくれる機能があります。
個人的にホームページのスタイリッシュな名刺交換動画が目を引きました。
Sansan
料金:要問い合わせ
テレビのコマーシャルなどで見かけることも多いのがこのサービス。
知名度が高いため、多くの企業が採用している点が強み。
ただし、細かい内容や料金は問い合わせが必要なので、ちょっと始めたいだけという場合は少し手間ですね。
結局どれがいいのか
よく考えると
「そもそもスキャンが面倒くさい」
そう思います。
というか名刺という文化が面倒くさい。
毎回マナーや動作を意識して受け渡ししないといけないなんて、なんだか無駄な気がしてきました。
CamCardやEightなどの名刺交換サービスにみんなが切り替えてくれれば楽なのになって思うわけです。
でも多分そうなるのはもっと先の時代のはず。紙の名刺はまだまだなくならないでしょう。
名刺を眺めていて思うのが、殺風景な名刺が多すぎる。
シンプルイズベストなんていうと響きはいいですが、結局「個性がなくて印象に残らない」。
結構名刺のデザインって重要で、色使いやキャラクターなどでインパクトを与えられた人は必然的に記憶に残っています。
考えてみてください、何か仕事を頼もうと思ったときにわざわざ名刺を全部見返しますか?しないですよね。
「あ、あの人確かこの仕事やってたな」と思いついた人にとりあえず連絡するのが普通ではないでしょうか。
つまり名刺の本当の役割は、相手に覚えてもらうこと。ビジネスチャンスに結びつく印象を与えること。
名刺の中で、その役割を果たしているものがどのくらいあるのかなと考えてしまいます。
閑話休題。
現状一番の問題は今までもらった名刺。
数十枚ならいいですが、1000枚とかあったらいちいちスキャンしてる時間が無駄。
それならメイシーのような代行サービスに名刺を送って、一旦全部データ化してもらうようにするのが得策ではないでしょうか。
カメラで撮影していくようなものは新社会人や転職をした「過去の遺産」がない人向けです。
自分の手持ちの名刺とにらめっこして、最適なサービスを考えてみてくださいね。