ITトレンド
2016.08.24
こだわっているのはFPSゲーマーだけじゃない!ライター視点で考えるキーボード選びのポイント
仕事で最も触れる機会が多いキーボード。
PCゲーマーがFPS用にキーボードにこだわりを持つのはよくあること。
じゃあライターはどうなのかと聞かれたら「もちろんこだわっています」というのが答えです。
今回は現役ライターが、どこに重点をおいてキーボードを選んでいるかを紹介してみます。
Contents
ゲーマーもライターもキーボードは大切な相棒
http://www.razerzone.com/jp-jp/gaming-keyboards-keypads私自信ゲーマーでもありライターでもあるので、自宅ではキーボードを2つ使い分けるほど重要視しています。
使い分けている理由は、ゲーマーとライターで選ぶポイントが少し違うからです。
ゲーマー:ミスが許されない、正確性重視
ライター:とにかく早く、負担をかけないで入力したい
ゲーマー(特にFPS)は操作ミスがないことを前提にゲームに望みます。
押したボタンが確実に反応して欲しいし、不用意にキーに触れただけでは反応してほしくない。
逆にライターはある程度のミスタイプは修正すればいいだけなので、軽いタッチでも反応するものが望ましいですね。
これらのことを踏まえてキーボードを選んでいきます。
通常安価なキーボードは「メンブレン方式」という仕組みが採用されていますが、これはキーを底まで押し込まないと反応しません。
あまりにタイプ数が多い職業の人はこれにより「底突き」という現象で指を痛めてしまうこともあるとか。
ゲーマーにもライターにも不向きなキーボードなので、とりあえず安いキーボードから買い換えましょう。
(今回は静電容量無接点方式のキーボードは高価なため候補に入れていません。)
キーストロークが短いor入力荷重の軽いスイッチ式の物を選ぶ
https://www.diatec.co.jp/products/CHERRY/素早く入力したいライターにとってはいかにキーを押す労力を減らすかが重要。
この場合2つの方法が考えられます。
・キーの押す距離を短くする
・押す力が軽くて済むようにする
という感じですね。
これを満たすキーボードは
・パンタグラフ
・メカニカルキーボード赤軸
のどちらかになります。
パンタグラフタイプはノートパソコンのキーボードにも採用されている構造で、キーストロークが浅くなっています。
つまりキーを押しこむ距離が短いので、キー入力時間の短縮ができます。
メカニカルキーボードとは、キー1つ1つにスイッチが内蔵されているタイプ。
スイッチ内部の軸の色によってストローク(押し込み)感が違います。
色は青・赤の2種類が有名で、他にも茶色や緑色なども存在しています。
その中でも赤軸と茶軸はストローク荷重(押しこむための力)が軽いのが特徴です。
キーボード、特にメカニカルタイプはとても奥が深いので、もっと知りたい人は是非上記のサイトを見てみてください。
ホットキーはいらないけど、テンキーは欲しい
記事を作成する上で数字を扱うことはよくあること。
更に言うと、記事の記述ルールで数字は半角指定のことが多いので、テンキーがあると半角数字が1発で入力できて便利!
なので、テンキーはなるべくあったほうがいいです。(置くスペースと要相談)
逆にホットキーやショートカットを割り当ててまで何かすることはないので、不要です。
というかこれに頼ると、ノートパソコンや他のキーボードを使用しなければならなくなった際に不便でしょうがない気分になります。
手頃なパンタグラフタイプかこだわりのメカニカルか
http://www.apple.com/jp/macbook/design/主にパンタグラフタイプとメカニカルタイプをおすすめしてきましたが、大きな違いは価格です。
パンタグラフタイプは数千円からありますが、メカニカルタイプは安いものでも1万円弱。悩みどころですね。
出先でMacBookAirなどノートPCを使っている人はパンタグラフタイプをおすすめします。(構造は若干異なりますが、だいたい使用感が似ているため)
とにかく正確で耐久性のあるキーボードが欲しい人はメカニカルの赤軸か茶軸を選べば問題ないです。
近くに大型の家電量販店がある場合は、サンプルがあることが多いので実際に触って見るのが一番です。
たかがキーボードと思うかもしれませんが、使ってみると入力速度や疲労度が変わってきます。
自分にあったキーボードを探して、ストレスのないタイピング生活を送りましょう。