ITトレンド
2016.01.27
結局ビジネスで使えるチャットツールってどれなの?
業務でスタッフ間の連絡で使うチャットツール。
PCだけでなくモバイル端末からもアクセスでき、情報共有を簡単にできるので便利ですよね。
でも、チャットツールっていろいろあって、どれが自社に合っているか迷うときってありませんか?
ということで今回はSkype、チャットワーク、slackの3つを比較してみたいと思います。
Contents
チャットツールの王道「skype」は映像や音声を中心としたコミュニケーションに最適
http://www.skype.com/ja/もはや無料のチャットツールとして広く普及していると言っても過言ではないのが「skype」ですね。
PCやモバイルに入れている人は多いのではないでしょうか。
音質の安定感やグループでビデオ通話できる点が最大の魅力ですが、気になる点もあります。
具体的にはスマホとPCで同時に起動している時、たまに同期が遅れること。
これ結構困るんですよね。外出先でskypeを見て、「あんまり連絡ないな。」と思っていたのに自席に戻ってPCを見ると山ほど連絡が…みたいなことも。
ビジネスで使う上で連絡遅延は致命的。ただ、最近は改善されているようです。
会議通話やビデオ通話を中心に利用するのであれば「skype」に勝るサービスはないかもしれません。
タスク管理やチーム内情報管理に最適な「チャットワーク」
http://www.chatwork.com/ja/名前の通りチャットツールにビジネスツールが合体したようなサービス「チャットワーク」。
グループ設定や個人同士のチャット部屋が作れるのはもちろんですが、チャット画面右側に業務タスクを設置できます。
アラート昨日もついているので、タスクが上がった時や完了時の見落としを防いでくれます。
タスクが溜まってるとげんなりすることもありますが、やるべきことが視覚化できるのはいい点です。
現在個人で運用していますが、遅延や不具合にあったことはなく最も信頼のできるチャットサービスだと感じています。
拡張性は高いけど英語が難点な「slack」
https://slack.com/is後発でありながら「flickr」の創業者が立ち上げたということで人気急上昇中のサービスが「slack」。
内部で使えるアプリケーションの開発が可能で、拡張性に優れています。
細かい通知設定や、文字装飾が可能な点も特徴ですが、いかんせん英語表記なのが厳しいところ。
普段使う分にはいいかもしれませんが、ちょっと操作をしようと思っても何が書いてあるかわからないこともしばしば。
英語というだけで使うのが億劫になってしまう可能性があるので、現時点ではあまりおすすめできません。
ただし、最近ではskypeとの連携も行われ、「slack」から直接通話したい人とskypeを通じて接続が可能になりました。
とはいえ、結局skypeが必要だったりするので、今の所すごく便利になった感じでもないです。
他にもいろいろサービスはあるけど…
https://www.microsoft.com/ja-jp/yammer/マイクロソフトの提供している「Yammer」。
あれ、何時の間にマイクロソフトに買収されたの?って方もいらっしゃるかも知れません。
2008年とわりと早い時期に社内SNSとしてサービスを開始したYammer。
国産SNSがない頃は選択の一つとして使っている方も多かったと思いますが、2012年にマイクロソフトに12億ドル(954億円)で買収され、何だか久しぶりにそう言えばYammer懐かしいなぁなんて思います。
マイクロソフトになってから知名度が落ちたような気が・・・
https://ja.atlassian.com/software/hipchat
あとは「hipchat」もありますね。
ちょっと使ったことがありますが、別にわざわざこれに乗り換える理由もない気がします。
https://appear.in
登録不要で使える「appear.in」というサービスも最近人気。
しかし、社内で導入して使う用途というよりは、外部の方との打ち合わせで登録作業なくさくっと始めたいときに使うのがいいみたい。
まだとりあえず「skype」でいいかな
どのアプリもチャットなどの機能は似たり寄ったり。
ビジネス向けの機能を重視するなら「チャットワーク」もよさそうなのですが、登録作業の手間を考えると「skype」のままでいいという結論に。
「slack」の今後にも期待したいところですが、今すぐ乗り換えるほどの魅力はないかも。
ブラウザの翻訳機能で日本化すればまだ使いやすいですが、スマホからのアクセスは結局英語表記なので、様子見にします。
今日もせっせと社内会議です。
目の前にいるのにチャットでやりとりしてるよ!目の前にいるのに。無言の会議です。
確かにチャットを介すると議事録が作りやすいですし、言った言わないにならない点は評価できますが…
やっぱりコミュニケーションは対面で言葉を交わしながらするのが一番。
相手の顔だけでなく、雰囲気や空気感を見ながら話し合うことでお互いの信頼を築くように心がけたいですね!
なんてね。会議風景はジョーダンですからねw。
ちゃんと会話して会議してますから、誤解のないようにね。