万年筆とは縁遠かった私。
筆記用具など、モノをよく無くす性分だったので、高級なものは持たないように心掛けていた。
また、親父くさいとか、メンテナンスが大変というイメージもあった万年筆。
最近では、その優れた書き心地により再び注目を浴び、若者のビジネスマンでも愛用する人が多いと聞く。
40歳を過ぎ、落ち着いてきたのか最近では物をなくすことがなくなった。
そして、息子も大きくなり、世に流布している親から子に受け継がれる万年筆の物語に感化され、万年筆への憧れが強くなる。
親の形見が万年筆ってロマンティックでしょ。
そんな万年筆にそう詳しくない私が今後の品定めのために下調べをしたので紹介。
(ここで紹介するメーカーぐらいは私も以前から知っているメーカーです。)
最高峰 モンブラン
これぞ親から子へそして孫へと受け継がれるには申し分ない万年筆。
一生使い続けると考えれば決して値段は・・・高いですけど。
それほどの価値のあるモノだと思います。
モンブランの定番 マイスターシュテュック 149
¥106,920
マイクロソフト Surface Pro 3が買えるお値段ですが、Surface Pro 3は一生使う事は出来ませんものね。
世界で最も愛されているペン パーカー
万年筆と言えばパーカーと言うほどメジャーで愛好家も多い。
モンブランのような高価格帯の万年筆だけでなく、リーズナブルで2000円代でも手にすることが出来る。
初心者に優しいエントリーモデルも充実な老舗メーカー。
パーカーの定番 ディオフィールド
¥45,000~¥75,000
このお値段だと前から欲しかったカメラレンズが買えるよなぁ~
ペリカン
緑と黒のカラーリングが一目でペリカンと分かるほどの人気ブランド、小ぶりなボディで女性の愛好家も多い。
ペン先からインクを吸入するピストン吸入方式は味わい深く、万年筆への愛着もひとしお。
ペリカンの人気モデル スーベレーンM800
¥40,000程度
数千円足せばApple WatchやiPad mini 3が買えそうなお値段です。
ウォーターマン
宝石のような筆記用具と称されるウォーターマン。
エレガンスなデザインで、近代的なプロダクトはまさにフランス産という印象。
世界で初めて万年筆を作ったメーカーです。
ウォーターマン チャールストンエボニーブラックGT
¥20,000~¥27,000
ASUSのタブレットが買えるお値段です。
ラミー
カジュアルなデザインで若者に人気のラミー。
特に若者層から絶大な支持を得ているカラーバリエーションが豊富なラミー サファリ。
コストパフォーマンスに優れ、ファッション性も高いことから万年筆まずは始めの1本としてお勧めする人も多い。
ラミーサファリ
¥2,500程度
ラミー2000
¥13,000~¥17,000
まとめ
最近、私が愛用するものや身の回りのモノがデジタル機器になってきています。
手帳がiPhoneだったり、パソコンが書斎だったり、今後は時計もApple Watchのようなウェアラブル端末が主流となる。
ちょっと考えたのですが、祖父が愛用していた時計やペンを子が引継ぎ、孫が引継ぎという事。
デジタル機器では不可能ですよね。
私が亡くなった後、おじいちゃんが生前愛用していたiPhoneとか言われても孫が欲しがるわけはなく、感傷に浸るモノが亡くなってしまうのではないかと。
2~3年ごとにデジタルデバイスを取っ替え引っ替えしているわけですから、ものへの愛着も当然薄れますよね。
そこで、後世に引き継がれるモノがないまたは、自分自身の人生と寄り添った愛着のあるモノがないなんて事にならないように。
そういう意味で万年筆はとても魅力的なアイテムだと思いませんか。
それでは今日はこれまで・・・