プログラマの勉強会などでは、やけにリンゴマークが目立つ昨今…
Windowsでプログラミングされている皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私はMacを使ったことがないのですが、Windowsにくらべてフォントがキレイという話をよく聞きます。個人的にはWindows Vista以降に搭載されたメイリオのおかげで、通常使うフォントはそれなりにキレイになったのではないかと思っており、特に不満はありません。
しかし、メイリオはプロポーショナルフォント(文字ごとに幅が違うフォント)なのでプログラミング向きではないですね。下の画像は Sublime Text にメイリオを設定してみたところです。
左側のウインドウは1行に10文字ずつ並べているのですが、行末がガタガタですね。
これはプログラミングでは使いたくない感じ。
やはりプログラミングには文字ごとの幅がそろった等幅フォントが必要です。
そんなわけで、今回はWindowsで使える等幅フォント3種類をご紹介したいと思います。
まずはWindowsに標準搭載されているMSゴシックです。
下の画像は Sublime Text にMSゴシックを設定してみたところです。
ちなみにフォント指定するときの名称は”MS ゴシック”(MSが全角)でないとだめでした。
個人的に秀丸+MSゴシックの環境にお世話になっていた期間が長いので、とても安心感があります。
当然ですが、等幅フォントなのでちゃんと横幅が揃います。
しかしジャギーが目立ち、メイリオに慣れた目にはなかなか厳しいものが…
ここはもう少し現代的なフォントに変えたいところ。
ということで次です。
メイリオを等幅に改造したものです。
インストール方法などは以下のページに詳しく書かれていました。
Windows で見やすくて綺麗なフォント表示。MeiryoKe に変更し、MacType で滑らかにする。
下の画像は Sublime Text に MeiryoKe_Console を設定してみたところです。
MSゴシックと比べると明らかに滑らかです。
そして横幅もそろいます。良いですね。
私は普段これを使ってます。
テキストエディタ以外でも、チャットのフォントなどをこれにしておくとアスキーアートが崩れずに表示されたりしてなかなか便利です。
導入がそれほど難しくないのも良いですね。
特徴などは以下のGithubページを参照。
yascentur/Ricty
Linux環境のためのフォントとのことですが、Windowsでもインストール可能です。
ただし、MeiryoKeよりも若干手間がかかります。
インストール方法は以下のページを参照してください。
Windows で Ricty を使用する手順
下の画像は Sublime Text に Ricty を設定してみたところです。
プログラミング用というだけあって、アルファベットや数字が区別しやすいです。
ただし、公式ページに記載されている以下の問題がそれなりに気になりました。
MeiryoKeよりもワンサイズ大きめにしたほうが見やすいです。
Windows ではアンチエイリアスがキレイにかからず、特にフォントサイズが小さいときに文字が部分的に欠けます。
以上、私がプログラミングで使っているフォントのご紹介でした。
プログラミング以外でも、キレイな等幅フォントがインストールしてあると何かと便利なので興味がある方はぜひ試してみてください。