Windowsでソフトをインストールするときは、作者のサイトなどからインストーラをダウンロードしてインストール。そして更新するときはソフトごとに個別にアップデート…というのが一般的な方法かと思います。
でもこれ、Macの”Homebrew”やUbuntuの”apt-get”などのパッケージマネージャ(パッケージ管理システム)を使ったことがある人はとても面倒ですね。
ぜひWindowsでもパッケージマネージャを使いたいです。
パッケージマネージャがあるとこんなことができます:
・コマンドひとつでソフトをインストール。インストーラいらず
・すべてのソフトをまとめてアップデート
・インストール済みソフトを一覧表示
便利ですね。
どうやら、次期Windowsの”Windows 10″ではパッケージマネージャが導入されるようです。
[Windows 10、パッケージマネージャを導入か]
ようやく…という感じですが、実は Windows 10 まで待たずとも既にWindows用のパッケージマネージャは存在するのです。
こちらです。
甘そうな名前ですが、パッケージマネージャです。
Chocolateyの基本的な使い方は以下のサイトなどが参考になります。
[Windowsソフトを管理!パッケージ管理システムChocolateyでインストール、アップデートを簡単にする]
利用可能なパッケージ数は現時点で2,357パッケージ!
私が普段使っているソフトは大体ありました。
下の画像はインストール済みパッケージの一覧を表示したところです。
パスワードマネージャの”KeePass”や”MySQL Workbench”、”サクラエディタ”、”Firefox”などなど様々なパッケージがインストールできました。
上記の画像内に”ChocolateyGUI”というのがありますが、これは名前のとおりGUIでパッケージ操作が出来るものです。
以下のような感じでパッケージの一覧が表示できます。
これで黒い画面が苦手な方も大丈夫ですね…!!!
…と言いたいところなのですが、私の環境ではパッケージの更新や削除がうまく出来ないようです(´・_・`)
Chocolateyは管理者権限で実行しないといけないので、そこらへんが関係しているのかもしれません。
そんな感じでしばらく使ってみてますが、Linuxのパッケージマネージャにくらべるとモッサリ感が否めませんね。あと、謎のエラーに遭遇することもしばしば…
ですが、やはりインストール済みのソフトが一覧表示できたり、コマンドラインからソフトの更新ができたりするのはとても便利です。
Windows標準のパッケージマネージャが出るまではこのソフトにお世話になろうと思います。
以上、Windowsのパッケージマネージャの紹介でした。