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元遊郭だった大和郡山の旧川本家を訪ねる

旧川本家

2018年1月に耐震工事を経て一般公開された大和郡山市の旧川本家。
大正13年に建てられた遊郭の建物。
昭和33年に売春防止法が出来た後は遊郭は廃業し、しばらく下宿場として部屋を賃貸をしていたらしい。
その後大和郡山市が買い取り、一般公開となった。
ちなみに入場は無料です。

奈良には三大遊郭地というものがあり、奈良市の木辻遊郭、大和郡山の東岡遊郭、そして旧川本家があるのが大和郡山市の洞泉寺町遊郭。
大和郡山市には二つの遊郭地があったんですね。

建物は木造三階建て。
分かりにくいかも知れませんが1階、2階、3階と格子のデザインを変えている。
1階は3本子持ちの親子格子、2階は2本子持ちの親子格子、3階は通常の格子。
意匠としてそのような工夫をしたとの事ですが、私が思うに1階は人の目があるので格子の数を増やす。
2階、3階と高くなるほど格子の数を減らし、最低限の目隠しで室内の眺望を生かすためなのではと考える。

旧川本家

旧川本家

旧川本家

こちらは1階の宴会場。
部屋ごとに欄間のデザインや引き違い扉のデザインが違っており、家主の並々ならぬ拘りを感じる。

旧川本家

旧川本家

井戸のある中庭。
大正ガラスの格子窓が鏡のようで美しい。

旧川本家

こちらは仏間との事。
奥の部屋は遊女が病気になった時に隔離していた部屋らしい。

旧川本家

旧川本家

2階の通路。
4畳半~3畳の小部屋に分かれている。

旧川本家

ここが待合室だったらしい。

旧川本家

部屋の入り口にはNHKラジオのステッカーが。
下宿として貸していた時のものだろう。
その昔、まだ家庭にテレビが普及をしていない時代にはNHKラジオの受信料の支払いがあったらしい。

旧川本家

こちらは大正時代の電気のスイッチ。

旧川本家

場所によってはスイッチを交換しているようで、多分このトグルスイッチも大正時代のものなんじゃなかろうかと

旧川本家

部屋の柱に貼ってあった「結核予防デー」というシールの後。

旧川本家

旧川本家

さてさて3階へ。
3階は売れっ子遊女の部屋がある場所。

旧川本家

こちらは3階にあるガス灯。
当時は電気が通っており、わざわざガス灯にする必要がなかった訳ですが、家主のこだわりなのだとか。
雰囲気づくりのためにわざわざ建物内にガスを引き、ガス灯に拘ったとの事。

旧川本家

ちなみにこれがガスの配線。

旧川本家

こちらはハート形の窓?
窓っていうのかな。
大正時代にハートの形ってなんてハイカラなんだ。
って思ったら、この形は猪目(いのめ)の形らしい。
イノシシの目の形として魔除けや火除けの意味があるとの事。

旧川本家

旧川本家

旧川本家

旧川本家を訪れるのは今回が2度目。
ガイドさんが丁寧に説明をしてくれるので非常に勉強になります。
多分三度目も訪れるだろうと思う。
今度はもっと上等な広角レンズを持って再度撮影にチャレンジしたいと思います。

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投稿者:廣田 泰規
2018年06月26日火曜日 | 18:45
ホームページ制作会社の想いやグチとか、その他雑感を書いております。たまには大阪ローカルネタ等も

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